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公開番号2024004102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103580
出願日2022-06-28
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/08 20060101AFI20240109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】省電力化する。
【解決手段】画像形成装置1は、画像データに基づいて感光ドラム12の表面を露光して静電潜像を形成し該静電潜像を現像してトナー画像を用紙Sに転写する画像形成装置1において、転写後の感光ドラム12の表面に残留した電荷をON状態において除去する一方、転写後の感光ドラム12の表面に残留した電荷をOFF状態よりも除去しない除電部40と、静電潜像によるトナー画像が用紙Sに転写された後の表面が除電部40に達した際に、感光ドラム12の回転に対する今回の静電潜像を形成し転写を行った画像データと次回の静電潜像を形成する前の画像データとに基づき、除電部40のON状態及びOFF状態を制御する制御部32とを設ける。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
画像データに基づいて像担持体の表面を露光して潜像パターンを形成し該潜像パターンを現像して現像剤画像を媒体に転写する画像形成装置において、
転写後の前記像担持体の表面に残留した電荷を第1の状態において除去する一方、転写後の前記像担持体の表面に残留した電荷を第2の状態において前記第1の状態よりも除去しない除電部と、
前記潜像パターンによる前記現像剤画像が前記媒体に転写された後の前記表面が前記除電部に達した際に、前記像担持体の回転に対する今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データと次回の前記潜像パターンを形成する前の画像データとに基づき、前記除電部の前記第1の状態及び前記第2の状態を制御する制御部と
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記像担持体における主走査方向の所定の領域内の少なくとも一部分において今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データでは現像剤が付着せず、且つ、前記像担持体における前記領域内の全範囲において次回の前記潜像パターンを形成する前の画像データでは現像剤が付着しない場合、前記除電部における前記領域に対応した箇所を前記第2の状態とする
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記像担持体における前記主走査方向の所定の領域内の全範囲において今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データでは現像剤が付着した場合、前記除電部における前記領域に対応した箇所を前記第2の状態とする
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記像担持体における前記領域内の全範囲において今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データでは現像剤が付着し、且つ、前記像担持体における前記領域内の少なくとも一部分において次回の前記潜像パターンを形成する前の画像データでは現像剤が付着する場合、前記除電部における前記領域に対応した箇所を前記第2の状態とする
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記像担持体における前記領域内の全範囲において今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データでは現像剤が付着し、且つ、前記像担持体における前記領域内の全範囲において次回の前記潜像パターンを形成する前の画像データでは現像剤が付着しない場合、前記除電部における前記領域に対応した箇所を前記第2の状態とする
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記像担持体における前記主走査方向の所定の領域内の少なくとも一部分において今回の前記潜像パターンを形成し転写を行った画像データでは現像剤が付着せず、且つ、前記像担持体における前記領域内の少なくとも一部分において次回の前記潜像パターンを形成する前の画像データでは現像剤が付着する場合、前記除電部における前記領域に対応した箇所を前記第1の状態とする
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記除電部は、
前記主走査方向に関し所定の範囲毎の領域に分割され該領域毎に前記第1の状態又は前記第2の状態となり、
前記制御部は、
前記除電部における前記領域毎に前記第1の状態及び前記第2の状態を制御する
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記除電部は、
転写後の前記像担持体の表面に残留した電荷を前記第1の状態において前記像担持体の表面に光を照射することにより除去する一方、転写後の前記像担持体の表面に残留した電荷を前記第2の状態において前記像担持体の表面に光を照射しないことにより除去しない
請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関し、例えば転写後の感光ドラムの表面に残留した電荷を除去する場合に利用できる。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置においては、感光ドラムから媒体へトナー画像を転写してから該感光ドラムを再度帯電させるまでの間に、除電部により感光ドラムを除電して感光ドラムの表面に残留する電荷を落とし、感光ドラムの表面の電荷レベルを一様にするものが知られている。このような画像形成装置としては、除電部で除電する直前において感光ドラムに形成した画像データに基づき、除電部のON/OFFを切り替えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-271358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような画像形成装置においては、より省電力化することが望まれている。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、省電力化し得る画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、画像データに基づいて像担持体の表面を露光して潜像パターンを形成し該潜像パターンを現像して現像剤画像を媒体に転写する画像形成装置において、転写後の像担持体の表面に残留した電荷を第1の状態において除去する一方、転写後の像担持体の表面に残留した電荷を第2の状態において第1の状態よりも除去しない除電部と、潜像パターンによる現像剤画像が媒体に転写された後の表面が除電部に達した際に、像担持体の回転に対する今回の潜像パターンを形成し転写を行った画像データと次回の潜像パターンを形成する前の画像データとに基づき、除電部の第1の状態及び第2の状態を制御する制御部とを設けるようにした。
【0007】
本発明は、今回の潜像パターンを形成し転写を行った画像データにおいて印字データが無く、且つ、次回の潜像パターンを形成する前の画像データにおいて印字データが無い領域に対応した除電部のランプ部をOFF状態とすることにより、該ランプ部を発光させないようにできる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省電力化し得る画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の内部構成を示す左側面図である。
(A)は除電部及び感光ドラムの構成を示し、(B)は今回画像形成時の感光ドラム表面に形成された黒色の画像パターンを示し、(C)は次回画像形成時の感光ドラム表面に形成された黒色の画像パターンを示す。
除電部の詳細な構成を示す図である。
印字データの有無と除電の要否との関係を示す表である。
ランプ部の動作状態を示す表である。
除電処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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