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公開番号2024003318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-15
出願番号2022102372
出願日2022-06-27
発明の名称下着
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A41B 9/02 20060101AFI20240105BHJP(衣類)
要約【課題】汚れやすい部分を容易に取り替えることができる下着を提供する。
【解決手段】下着100は、ユーザーの腰回りに着用される筒状の下着本体10と、ユーザーの陰部及び肛門の少なくともいずれかを覆うカバー20と、下着本体10に対するカバー20の着脱を可能とする第1留め具及び第2留め具と、を備える。下着本体10は、前身頃11及び後身頃12を有する。カバー20は、前身頃11に重なる第1ラップ部21、及び、後身頃12に重なる第2ラップ部22を有する。前身頃11は、第1ラップ部21が取り付けられる第1被取付部11aを有し、後身頃12は、第2ラップ部22が取り付けられる第2被取付部12aを有する。第1留め具は、第1被取付部11aと第1ラップ部21を結合可能であり、第2留め具は、第2被取付部12aと第2ラップ部22を結合可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーの下腹部を覆う前身頃、及び、前記ユーザーの臀部を覆う後身頃を有し、前記ユーザーの腰回りに着用される筒状の下着本体と、
前記前身頃に重なる第1ラップ部、及び、前記後身頃に重なる第2ラップ部を有し、前記ユーザーの陰部及び肛門の少なくともいずれかを覆うカバーと、
前記下着本体に対する前記カバーの着脱を可能とする第1留め具及び第2留め具と、を備え、
前記前身頃は、前記第1ラップ部が取り付けられる第1被取付部を有し、
前記後身頃は、前記第2ラップ部が取り付けられる第2被取付部を有し、
前記第1留め具は、前記第1被取付部と前記第1ラップ部を結合可能であり、
前記第2留め具は、前記第2被取付部と前記第2ラップ部を結合可能である、
下着。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1留め具は、面ファスナーであり、
前記第1被取付部に設けられた第1部分と、
前記第1ラップ部に設けられ、前記第1部分に貼り合わせ可能な第1貼合部と、を備え、
前記第2留め具は、面ファスナーであり、
前記第2被取付部に設けられた第2部分と、
前記第2ラップ部に設けられ、前記第2部分に貼り合わせ可能な第2貼合部と、を備える、
請求項1に記載の下着。
【請求項3】
前記カバーには、
前記第1貼合部を覆う第1覆い状態、及び、前記第1貼合部を覆わない第1開放状態に変化可能な第1フラップと、
前記第2貼合部を覆う第2覆い状態、及び、前記第2貼合部を覆わない第2開放状態に変化可能な第2フラップと、が設けられ、
前記下着本体に前記カバーが取り付けられている場合は、前記第1フラップが前記第1開放状態、且つ、前記第2フラップが前記第2開放状態であり、
前記下着本体から前記カバーが取り外された場合に、前記第1フラップは前記第1開放状態から前記第1覆い状態に変化可能であり、前記第2フラップは前記第2開放状態から前記第2覆い状態に変化可能である、
請求項2に記載の下着。
【請求項4】
前記第1開放状態で前記カバーにおける前記第1ラップ部の裏を覆う前記第1フラップがひっくり返されると、前記第1フラップが前記第1開放状態から前記第1覆い状態に変化し、
前記第2開放状態で前記カバーにおける前記第2ラップ部の裏を覆う前記第2フラップがひっくり返されると、前記第2フラップが前記第2開放状態から前記第2覆い状態に変化する、
請求項3に記載の下着。
【請求項5】
前記第1フラップには、前記第1フラップが前記第1覆い状態である場合に、前記第1貼合部と結合する第1結合部が設けられ、
前記第1結合部が前記第1貼合部から外されることで、前記第1フラップは前記第1覆い状態から前記第1開放状態に変化可能であり、
前記第2フラップには、前記第2フラップが前記第2覆い状態である場合に、前記第2貼合部と結合する第2結合部が設けられ、
前記第2結合部が前記第2貼合部から外されることで、前記第2フラップは前記第2覆い状態から前記第2開放状態に変化可能である、
請求項3に記載の下着。
【請求項6】
前記前身頃には、前記第1部分を覆う第1ループが設けられ、
前記後身頃には、前記第2部分を覆う第2ループが設けられ、
前記第1ループ及び前記第2ループの各々は、前記カバーの幅方向に沿うと共に前記幅方向に伸縮性を有し、
前記カバーは、前記下着本体に取り付けられている場合に、前記第1ラップ部が前記第1部分に向いた状態で前記第1ループに挿入され、且つ、前記第2ラップ部が前記第2部分に向いた状態で前記第2ループに挿入される、
請求項2~5のいずれか1項に記載の下着。
【請求項7】
前記前身頃には、前記カバーにおける前記第1ラップ部の裏に位置する第1裏部を抑えることが可能で、前記カバーの幅方向に沿う第1抑えフラップが設けられ、
前記後身頃には、前記カバーにおける前記第2ラップ部の裏に位置する第2裏部を抑えることが可能で、前記カバーの幅方向に沿う第2抑えフラップが設けられ、
前記下着は、
前記第1抑えフラップと前記第1裏部を結合する第3留め具と、
前記第2抑えフラップと前記第2裏部を結合する第4留め具と、をさらに備え、
前記第3留め具は、面ファスナーであり、
前記第1裏部に設けられた第3部分と、
前記第1抑えフラップに設けられ、前記第3部分に貼り合わせ可能な第3貼合部と、を備え、
前記第4留め具は、面ファスナーであり、
前記第2裏部に設けられた第4部分と、
前記第2抑えフラップに設けられ、前記第4部分に貼り合わせ可能な第4貼合部と、を備え、
前記下着本体に前記カバーが取り付けられている場合に、前記第3貼合部が前記第3部分に貼り合わされることで前記第1抑えフラップは前記第1裏部を抑え、前記第4貼合部が前記第4部分に貼り合わされることで前記第2抑えフラップは前記第2裏部を抑え、
前記下着本体から前記カバーが取り外された場合に、前記第3貼合部は前記第1部分に貼り合わせ可能であり、前記第4貼合部は前記第2部分に貼り合わせ可能である、
請求項2に記載の下着。
【請求項8】
前記下着本体に取り付けられ、前記カバーのスペアを収納可能なポケットをさらに備える、
請求項1、2、3、4、5又は7に記載の下着。
【請求項9】
前記カバーには、前記カバーを吊すことを可能とする吊りループが設けられている、
請求項1、2、3、4、5又は7に記載の下着。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、下着に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、下半身用の下着が記載されている。特許文献1に記載の下着は、介護用のものであり、被介護者の腰回り方向に展開可能な構造を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-66819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の下着は、その展開可能な構造によって被介護者に対する着脱を容易とする。しかしながら、当該下着が尿、便などで汚れた場合には、下着全体を洗濯する必要が生じかねず、場合によっては下着全体を廃棄する必要も生じかねない。この問題は、介護用途に限らず、一般用途の下着においても同様に生じ、さらには、男性用、女性用の別を問わずに生じる虞がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、汚れやすい部分を容易に取り替えることができる下着を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するため、本発明に係る下着は、
ユーザーの下腹部を覆う前身頃、及び、前記ユーザーの臀部を覆う後身頃を有し、前記ユーザーの腰回りに着用される筒状の下着本体と、
前記前身頃に重なる第1ラップ部、及び、前記後身頃に重なる第2ラップ部を有し、前記ユーザーの陰部及び肛門の少なくともいずれかを覆うカバーと、
前記下着本体に対する前記カバーの着脱を可能とする第1留め具及び第2留め具と、を備え、
前記前身頃は、前記第1ラップ部が取り付けられる第1被取付部を有し、
前記後身頃は、前記第2ラップ部が取り付けられる第2被取付部を有し、
前記第1留め具は、前記第1被取付部と前記第1ラップ部を結合可能であり、
前記第2留め具は、前記第2被取付部と前記第2ラップ部を結合可能である。
【0007】
(2)上記(1)に記載の下着において、
前記第1留め具は、面ファスナーであり、
前記第1被取付部に設けられた第1部分と、
前記第1ラップ部に設けられ、前記第1部分に貼り合わせ可能な第1貼合部と、を備え、
前記第2留め具は、面ファスナーであり、
前記第2被取付部に設けられた第2部分と、
前記第2ラップ部に設けられ、前記第2部分に貼り合わせ可能な第2貼合部と、を備える、ようにしてもよい。
【0008】
(3)上記(2)に記載の下着において、
前記カバーには、
前記第1貼合部を覆う第1覆い状態、及び、前記第1貼合部を覆わない第1開放状態に変化可能な第1フラップと、
前記第2貼合部を覆う第2覆い状態、及び、前記第2貼合部を覆わない第2開放状態に変化可能な第2フラップと、が設けられ、
前記下着本体に前記カバーが取り付けられている場合は、前記第1フラップが前記第1開放状態、且つ、前記第2フラップが前記第2開放状態であり、
前記下着本体から前記カバーが取り外された場合に、前記第1フラップは前記第1開放状態から前記第1覆い状態に変化可能であり、前記第2フラップは前記第2開放状態から前記第2覆い状態に変化可能である、ようにしてもよい。
【0009】
(4)上記(3)に記載の下着において、
前記第1開放状態で前記カバーにおける前記第1ラップ部の裏を覆う前記第1フラップがひっくり返されると、前記第1フラップが前記第1開放状態から前記第1覆い状態に変化し、
前記第2開放状態で前記カバーにおける前記第2ラップ部の裏を覆う前記第2フラップがひっくり返されると、前記第2フラップが前記第2開放状態から前記第2覆い状態に変化する、ようにしてもよい。
【0010】
(5)上記(3)に記載の下着において、
前記第1フラップには、前記第1フラップが前記第1覆い状態である場合に、前記第1貼合部と結合する第1結合部が設けられ、
前記第1結合部が前記第1貼合部から外されることで、前記第1フラップは前記第1覆い状態から前記第1開放状態に変化可能であり、
前記第2フラップには、前記第2フラップが前記第2覆い状態である場合に、前記第2貼合部と結合する第2結合部が設けられ、
前記第2結合部が前記第2貼合部から外されることで、前記第2フラップは前記第2覆い状態から前記第2開放状態に変化可能である、ようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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