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公開番号2023106004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-01
出願番号2022007088
出願日2022-01-20
発明の名称冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20230725BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】庫内に備えられているイオン供給ユニットに水が付着することを抑制することのできる冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫1は、貯蔵室11と、冷却器21で冷やされた冷気を貯蔵室11へ導く冷気通路32とを備えている。冷気通路32内には、送風ファン22が配置されている。貯蔵室11と冷気通路32との間には、冷気通路32内の冷気を貯蔵室11へ吹き出す吹き出し口(例えば、左側吹き出し口16a、右側吹き出し口16bなど)が設けられている。冷気通路32内の送風ファン22の上方には、イオンを供給するイオン供給ユニット50が備えられている。イオン供給ユニット50の前方には壁が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室と、
冷却器で冷やされた冷気を前記貯蔵室へ導く冷気通路と、
前記冷気通路内に配置されている送風ファンと、
前記冷気通路内の冷気を前記貯蔵室へ吹き出す吹き出し口と、
前記冷気通路内の前記送風ファンの上方に配置され、イオンを供給するイオン供給ユニットと
を備え、
前記イオン供給ユニットの前方には壁が設けられている、
冷却庫。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記イオン供給ユニットの前方に位置している前記壁は傾斜している、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記送風ファンは軸流ファンであり、
正面視で前記送風ファンの左右両側に前記吹き出し口が設けられている、
請求項1または2に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記イオン供給ユニットは、
イオンを発生させる本体部と、
前記本体部を覆うように設けられているカバー部材と、
前記本体部と前記カバー部材との間に設けられているシール材と
を有している、請求項1から3の何れか1項に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記本体部は、電極部と電源部とを有しており、
前記電極部と前記電源部との間には、さらなるシール材が設けられている、
請求項4に記載の冷却庫。
【請求項6】
本体部と前記カバー部材との間には、空間を形成するためのリブが設けられている、
請求項4または5に記載の冷却庫。
【請求項7】
前記貯蔵室は、冷却状態を冷蔵モードと冷凍モードとで切り替え可能に構成されており、
前記冷凍モードのときには、前記イオン供給ユニットの動作は停止されている、
請求項1から6の何れか1項に記載の冷却庫。
【請求項8】
前記貯蔵室の冷却状態が、前記冷凍モードから前記冷蔵モードへ切り替わるときには、
前記送風ファンを運転状態とし、前記イオン供給ユニットの動作を停止状態とする、
請求項7に記載の冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イオン供給ユニットを備えている冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫には、庫内の除菌および脱臭などを行うために、イオン供給装置を備えているものがある。このような冷蔵庫においては、扉を開閉することにより外部から湿度の高い空気が庫内に入ることなどによって、イオン供給装置のイオン発生電極に結露が生じることが問題となっている。
【0003】
そこで、特許文献1には、冷却装置で予め除湿された冷気をイオン発生装置の電極に供給することによって、電極表面の結露状態を改善することのできる冷蔵庫が開示されている。この冷蔵庫は、冷却装置で冷却された冷気を流通路に供給する冷気供給手段と、電圧の印加によりイオンを発生する電極を有するイオン発生装置と、該イオン発生装置の運転を制御する制御装置とを備え、前記電極が流通路内に臨んで配置され、制御装置は、冷気供給手段の運転開始から遅延してイオン発生装置の運転を開始することを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-42989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、例えば、貯蔵室の冷却状態を冷蔵モードから冷凍モードへ切り替え可能な冷蔵庫のように、庫内の温度が大きく変化する冷蔵庫では、庫内の結露の問題がより深刻となる。例えば、冷凍モードから冷蔵モードへの切り替え時などに発生した結露水がイオン供給装置の電極に付着した状態では、電極での放電が安定しない。また、結露水がイオン供給装置の電極に付着した状態で、再度冷凍モードへ切り替わった場合には、電極周囲で結露水が凍結する場合があり、その後の電極の動作に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0006】
そこで、本発明では、庫内に備えられているイオン供給ユニットに水が付着することを抑制することのできる冷却庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面にかかる冷却庫は、貯蔵室と、冷却器で冷やされた冷気を前記貯蔵室へ導く冷気通路と、前記冷気通路内に配置されている送風ファンと、前記冷気通路内の冷気を前記貯蔵室へ吹き出す吹き出し口と、前記冷気通路内の前記送風ファンの上方に配置され、イオンを供給するイオン供給ユニットとを備えており、前記イオン供給ユニットの前方には壁が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一局面によれば、庫内に備えられているイオン供給ユニットに水が付着することを抑制することのできる冷却庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる冷却庫の構成を示す斜視図である。
図1に示す冷却庫の貯蔵室内の構成を示す正面図である。
図2に示す断熱箱体のA-A線部分の内部構成を示す断面図である。
図1に示す冷却庫の冷気通路内の構成を示す正面図である。
図3に示す断熱箱体の上方部分を拡大して示す断面図である。
図1に示す冷却庫に備えられているイオン供給ユニットの外観を示す斜視図である。
図6に示すイオン供給ユニットの内部を示す斜視図である。
図6に示すイオン供給ユニットにおいて上部カバーを取り外した状態で示す斜視図である。
図6に示すイオン供給ユニットにおいて本体部を下部カバーから取り外した状態で示す斜視図である。
図1に示す冷却庫の内部構成を示すブロック図である。
一実施形態にかかる冷却庫の庫内の風の流れを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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