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公開番号2024064672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173432
出願日2022-10-28
発明の名称電子機器および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 8/65 20180101AFI20240507BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の電子機器のファームウェアの更新を管理する場合に、各電子機器のファームアップ実施のタイミングを適切に制御してユーザーの利便性を高める電子機器及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】電子機器であるデジタル複合機1は、サーバー及び他の電子機器と通信を行う通信部15と、自機を含むグループに属する複数の電子機器のうち1つの電子機器を代表機として設定し、他の電子機器をグループに属する所属機として設定する代表機設定部16と、ファームウェア及び代表機の設定情報を記憶する記憶部13と、通信部15、代表機設定部及び記憶部を制御する制御部10と、を備える。制御部は、自機が代表機として設定されている場合、サーバーから更新プログラムを取得してファームウェアの更新を行った後、同じグループに属する所属機に対して、サーバーから更新プログラムを取得してファームウェアの更新を行うべき指示を通信部から送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部のサーバーから提供される更新プログラムにより更新可能なファームウェアが組み込まれた電子機器であって、
ネットワークを介して前記サーバーおよび他の前記電子機器と通信を行い、各種データを送受信する通信部と、
前記ネットワークを介して接続された、自機を含む所定のグループに属する複数の前記電子機器のうち、1つの前記電子機器を代表機として設定し、その他の前記電子機器を前記グループに所属する所属機として設定する代表機設定部と、
前記ファームウェアおよび前記代表機の設定情報を記憶する記憶部と、
前記通信部、前記代表機設定部および前記記憶部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、自機が前記代表機として設定されている場合、前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行った後、自機と同じ前記グループに所属する前記所属機に対して、前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行うべき指示を前記通信部に送信させることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御部は、自機が前記代表機として設定されている場合、予め定められたタイミングで前記通信部を介して前記サーバーに前記ファームウェアの更新の可否の問い合わせを行い、更新が可能である場合に前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行い、
一方、自機が前記所属機として設定されている場合、前記通信部が前記代表機から前記指示を受信した後で前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行う請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、自機が前記代表機として設定されている場合、前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行った後、更新された前記ファームウェアの動作の検証を行い、異常を検知しなかった場合は、自機と同じ前記グループに所属する前記所属機に対して、前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行うべき指示を前記通信部に送信させ、一方、異常を検知した場合は、前記所属機に対して前記指示を行わない請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
ユーザーに各種情報を表示する表示部をさらに備え、
更新された前記ファームウェアの動作の検証を行った場合に検証結果を含む所定の情報を前記表示部に表示させ、自機と同じ前記グループに所属する前記所属機に対して、前記サーバーから前記更新プログラムを取得して前記ファームウェアの更新を行うべきか否かの指示をユーザーに選択可能に表示させる請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記代表機設定部は、自機が前記代表機として設定されている場合、前記代表機の設定情報を自機と同じ前記グループに所属する他の前記電子機器のうち、1つの前記電子機器に引き継がせて新たな前記代表機とし、自機を前記グループに所属する前記所属機とする引き継ぎ設定が可能な請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の電子機器と、
画像データを処理する画像処理部と、
前記画像処理部によって処理された画像データに基づき画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、電子機器および画像形成装置に関し、より詳細には、ネットワークを通じてサーバー等から提供される更新プログラムにより更新可能なソフトウェアが組み込まれた電子機器および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パソコンやプリンタ、家電製品等の電子機器を制御するために組み込まれたファームウェア等のソフトウェアを最新の状態にアップデートするため、ネットワークを通じて定期的にサーバーへ最新ファームの有無を問い合わせるリモートファームアップ機能を搭載した電子機器が知られている。
【0003】
一般に、このようなリモートファームアップ機能は、自動ファームアップと手動ファームアップの2つの方法が利用できる。
【0004】
自動ファームアップを有効にすると、電子機器は定期的にサーバーへ最新ファームの有無を問い合わせる。そして、サーバーから最新ファームありと応答を受けると、電子機器は最新ファームをサーバーからダウンロードしてファームアップを実行する。この場合、ユーザーはファームアップ操作を行う必要がなく、電子機器のファームを最新に保つことができる。
【0005】
一方、ユーザー操作によって手動ファームアップが実行されると、電子機器はサーバーに最新ファームの有無を問い合わせる。そして、サーバーから最新ファームありと応答を受けると、電子機器はファームをダウンロードしてファームアップを実行する。この場合、手動ファームアップを行うことで、ユーザーは任意のタイミングで最新ファームへの更新を行うことができる。また、自動ファームアップを有効にしている状態でも手動ファームアップを実行できる。
【0006】
また、このような技術に関連して、従来、プリンタドライバのインストールとともに、第1のサーバーから取得した前記プリンタのファームウェアのバージョンと、前記プリンタにインストールされているファームウェアのバージョンに基づき、前記プリンタのファームウェアを更新するか否かを判断する第1の判断手段とを有することにより、プリンタのファームウェアの更新を簡易な手順で行うことのできる情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-16221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、複数の電子機器を管理・運用する管理者の立場で考えた場合、管理下の電子機器をすべて共通のファームウェアバージョンに保っておくことがトラブルを避ける意味で望ましい。
また、最新ファームに更新することで不具合の修正や、機能の追加といったメリットを享受できるので、なるべく最新ファームを利用することが望ましい。
【0009】
その一方で、最新ファームによって新たに不具合が引き起こされる可能性もあるため、ファームアップの実施のタイミングの制御や段階的な導入を行えることが望ましい。
例えば、電子機器の利用頻度が高くなる時期を避けてファームアップを行ったり、問題が発生しても影響の少ない電子機器から段階的に最新ファームを導入したりするといった方針が考えられる。
【0010】
しかしながら、自動ファームアップのみを利用する場合、複数の電子機器がそれぞれ異なるタイミングでファームアップされるため、実施のタイミングの制御や段階的な導入を実現することはできないという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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