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公開番号2024096947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2024067177,2020004069
出願日2024-04-18,2020-01-15
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、制御プログラムおよび制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240709BHJP(電気通信技術)
要約【課題】所定のサービスに関する物品の取り忘れを効果的に予防する情報処理装置、情報処理システム、制御プログラム及び制御方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ディスプレイを備え、ディスプレイに表示されるGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を介してユーザ操作を受け付ける。サービスが終了すると、ディスプレイには、忘れ物報知画面200が表示される。忘れ物報知画面200には、サービスに関連して使用されるユーザの所有物等を含む、注意対象物品の取り忘れをユーザに注意するための忘れ物注意部202が設けられる。忘れ物注意部202には、注意対象物品のうち、回収されたかどうかを検出不可能な第1種類の物品と、回収されたかどうかを検出可能な第2種類の物品であって、回収されていない物品について、各注意対象物品の取り忘れを個別に注意するための個別注意部206が設けられる。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項１】
所定のサービスをユーザに提供する情報処理装置であって、
前記情報処理装置で使用されるユーザの所有物および前記サービスに関連して出力される出力物を含む複数の物品のうち、一部の物品について回収されたかどうかを検出する検出手段、
前記サービスが実行された後、前記複数の物品のうち、回収されたかどうかを検出不可能な第１種類の物品と、前記検出手段によって回収されたかどうかを検出可能な第２種類の物品であって、回収されていない物品とを注意対象物品に設定する設定手段、および
前記サービスが実行された後、前記注意対象物品について、取り忘れを防止するための注意を行う注意手段を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記設定手段は、前記サービスにおいて使用可能なユーザの所有物または前記サービスに関連して出力される出力物を前記注意対象物品に設定する、請求項１記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記複数の物品のうち、前記サービスにおいて実際に使用されたユーザの所有物および前記サービスに関連して実際に出力された出力物を特定する特定手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記サービスにおいて実際に使用されたユーザの所有物および前記サービスに関連して実際に出力された出力物を前記注意対象物品に設定する、請求項１記載の情報処理装置。
【請求項４】
ディスプレイをさらに備え、
前記注意手段は、前記注意対象物品の取り忘れを防止するための注意部を含む報知画面を前記ディスプレイに表示させる、請求項１から３までのいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記注意部は、前記情報処理装置の外観図を含み、
前記注意手段は、前記注意対象物品が存在する所定の箇所に対応する前記外観図における所定の部分を強調して表示させる、請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
ユーザ操作を受け付ける入力手段をさらに備え、
前記注意部は、前記注意対象物品のそれぞれに対応する個別注意部を含み、
前記注意手段は、前記第１種類の物品に対応する前記個別注意部または前記外観図における前記第１種類の物品に対応する前記所定の部分が前記入力手段を介してユーザにより選択された場合に、当該個別注意部または当該部分に対応する物品についての注意を中止する、請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記第２種類の物品に対応する前記個別注意部または前記第２種類の物品に対応する前記所定の部分が選択された場合であって、当該第２種類の物品が回収されていない場合に、警告を行う警告手段をさらに備える、請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
音声出力手段をさらに備え、
前記注意手段は、前記注意対象物品の取り忘れを防止するための音声を、前記音声出力手段から出力させる、請求項１から７までのいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記注意手段は、前記第２種類の物品のうち、回収された物品についての前記音声を前記音声出力手段に出力させない、請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記注意手段は、前記第１種類の物品についての前記音声と、前記第２種類の物品のう
ち、回収されていない物品についての前記音声を前記音声出力手段から出力させる、請求項８または９に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、情報処理装置、情報処理システム、制御プログラムおよび制御方法に関し、特にたとえば、所定のサービスをユーザに提供する情報処理装置、情報処理システム、制御プログラムおよび制御方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
この種の背景技術の一例が特許文献１に開示される。背景技術の画像形成装置は、対象物検出手段および音声メッセージ出力手段を備える。対象物検出手段は、利用者が立ち去ったか否か、あるいは利用者が代わったか否かと、排出トレイやソーター内に複写済用紙が残っているか否かを検出する。音声メッセージ出力手段は、画像形成装置の動作が完了し、利用者が立ち去ったか利用者が代わったにもかかわらず排出トレイやソーター内に複写済用紙が残っていると対象物検出手段で検知された場合には、複写済用紙の取り忘れがあることを知らせる音声メッセージを出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０００－２０１２４５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、背景技術の画像形成装置では、対象物検出手段で検知できない物品については取り忘れがあることを知らせる音声メッセージが出力されない。このため、対象物検出手段で検知できない物品については、ユーザに取り忘れがあることを気付かせることができないという問題がある。
【０００５】
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、情報処理装置、情報処理システム、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
【０００６】
この発明の他の目的は、所定のサービスに関する物品の取り忘れを効果的に予防することができる、情報処理装置、情報処理システム、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１の発明は、所定のサービスをユーザに提供する情報処理装置であって、検出手段、設定手段および注意手段を備える。検出手段は、情報処理装置で使用されるユーザの所有物およびサービスに関連して出力される出力物を含む複数の物品のうち、一部の物品について回収されたかどうかを検出する。設定手段は、サービスが実行された後、複数の物品のうち、回収されたかどうかを検出不可能な第１種類の物品と、回収されたかどうかを検出可能な第２種類の物品であって、回収されていない物品とを注意対象物品に設定する。注意手段は、サービスが実行された後、注意対象物品について、取り忘れを防止するための注意を行う。
【０００８】
第２の発明は、第１の発明に従属する情報処理装置であって、設定手段は、サービスにおいて使用可能なユーザの所有物またはサービスに関連して出力される出力物を注意対象物品に設定する。
【０００９】
第３の発明は、第１の発明に従属する情報処理装置であって、複数の物品のうち、サー
ビスにおいて実際に使用されたユーザの所有物およびサービスに関連して実際に出力された出力物を特定する特定手段をさらに備え、設定手段は、サービスにおいて実際に使用されたユーザの所有物およびサービスに関連して実際に出力された出力物を注意対象物品に設定する。
【００１０】
第４の発明は、第１から第３までのいずれかの発明に従属する情報処理装置であって、ディスプレイをさらに備え、注意手段は、注意対象物品の取り忘れを防止するための注意部を含む報知画面をディスプレイに表示させる。
（【００１１】以降は省略されています）

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