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公開番号2024097547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023001071
出願日2023-01-06
発明の名称送風装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 9/00 20060101AFI20240711BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】複数の人同士の間で生じる空気の流れを遮断する第1状態と、載置面を清掃する第2状態とを切り替える送風装置を提供する。
【解決手段】送風装置1は、筐体10と、第1吹出部21と、第2吹出部22と、送風部40と、第1風導管50と、第2風導管60と、風導管切替部71とを備える。筐体10は、載置面Sに載置される。第1吹出部21は、筐体10の上部に設けられ、上方に風W1が吹き出る。第2吹出部22は、筐体10の下部に設けられ、載置面Sに向けて風W2が吹き出る。送風部40は、筐体10内に設けられ、空気流を生じさせる。第1風導管50は、送風部40と第1吹出部21とを接続する。第2風導管60は、送風部40と第2吹出部22とを接続する。風導管切替部71は、第1風導管50が開通し第2風導管60が遮断された第1状態と、第2風導管60が開通し第1風導管50が遮断された第2状態とを切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
載置面に載置可能な筐体と、
前記筐体の上部に設けられ、上方に風が吹き出る第1吹出部と、
前記筐体の下部に設けられ、前記載置面に向けて風が吹き出る第2吹出部と、
前記筐体内に設けられ、空気流を生じさせる送風部と、
前記筐体内に設けられ、前記送風部と前記第1吹出部とを接続する第1風導管と、
前記筐体内に設けられ、前記送風部と前記第2吹出部とを接続する第2風導管と、
前記第1風導管が開通し前記第2風導管が遮断された第1状態と、前記第2風導管が開通し前記第1風導管が遮断された第2状態とを切り替える風導管切替部と
を備える、送風装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記送風部から前記第1風導管と前記第2風導管とに分岐する分岐部を備え、
前記風導管切替部は、前記分岐部に設けられたダンパである、請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記筐体は、前記載置面に載置される底面部と、前記底面部に接続された側面部とを有し、
前記第2吹出部は、前記底面部と前記側面部とが接続された接続部に設けられた、請求項1又は請求項2に記載の送風装置。
【請求項4】
前記第2吹出部は、風が吹き出る方向を規制する風向規制部を有する、請求項1又は請求項2に記載の送風装置。
【請求項5】
前記送風部と前記風導管切替部との間に配置された放電装置を備える、請求項1又は請求項2に記載の送風装置。
【請求項6】
人の存在の有無を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、前記第1状態と前記第2状態との切り替えを前記風導管切替部に対して指示する制御部とを備える、請求項1又は請求項2に記載の送風装置。
【請求項7】
前記第1風導管は、絞り部を有し、
前記絞り部は、前記第1吹出部より上流側に位置し、かつ、前記第1吹出部に向かうにつれて風路断面積を徐々に小さくする、請求項1又は請求項2に記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送風装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、テーブルの周りに着席した複数の着席者間の感染を防止する感染防止用送風装置が開示されている。特許文献1に開示された感染防止用送風装置は、送風ヘッドと、清浄空気供給手段とを備える。送風ヘッドは、テーブルの各着席者の少なくとも顔面に向けて清浄な空気を送風する。清浄空気供給手段は、外気又は屋内の空気を取り入れて、送風ヘッドに清浄な空気を供給する。各着席者は、送風される清浄な空気を吸引することで、他の感染者からの飛沫を吸い込むリスクを低減できる。また、各着席者の会話及び呼吸により生ずる飛沫を押し戻し、他の着席者に降りかかることを低減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-61438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の感染防止送風装置は、着席者の会話及び呼吸により生ずる飛沫を押し戻すため、飛沫がテーブルの上面に付着しやすかった。
【0005】
本発明は、複数の人同士の間で生じる空気の流れを遮断する状態と、載置面を清掃する状態とを切り替え可能な送風装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る送風装置は、筐体と、第1吹出部と、第2吹出部と、送風部と、第1風導管と、第2風導管と、風導管切替部とを備える。前記筐体は、載置面に載置可能である。前記第1吹出部は、前記筐体の上部に設けられ、上方に風が吹き出る。前記第2吹出部は、前記筐体の下部に設けられ、前記載置面に向けて風が吹き出る。前記送風部は、前記筐体内に設けられ、空気流を生じさせる。前記第1風導管は、前記筐体内に設けられ、前記送風部と前記第1吹出部とを接続する。前記第2風導管は、前記筐体内に設けられ、前記送風部と前記第2吹出部とを接続する。前記風導管切替部は、前記第1風導管が開通し前記第2風導管が遮断された第1状態と、前記第2風導管が開通し前記第1風導管が遮断された第2状態とを切り替える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る送風装置は、複数の人同士の間で生じる空気の流れを遮断する第1状態と、載置面を清掃する第2状態とを切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る送風装置の外観斜視図である。
送風装置の平面図である。
送風装置の底面図である。
第1状態の送風装置を示すIV-IV断面図である。
第2状態の送風装置を示すIV-IV断面図である。
風導管切替部を示すVI-VI断面図である。
風向規制部を示すVII-VII断面図である。
風向規制部の変形例を説明するための、送風装置の外観斜視図である。
風向規制部の変形例を説明するための、送風装置の底面図である。
送風装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1~図7を参照して、実施形態に係る送風装置1について説明する。図1は、実施形態1に係る送風装置1の外観斜視図である。図2は、送風装置1の平面図である。図3は、送風装置1の底面図である。図4は、第1状態の送風装置1を示すIV-IV断面図である。図5は、第2状態の送風装置1を示すIV-IV断面図である。図6は、風導管切替部71を示すVI-VI断面図である。図7は、風向規制部を示すVII-VII断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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