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公開番号2024106163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010316
出願日2023-01-26
発明の名称空気清浄機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 8/30 20210101AFI20240731BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】高いイオン濃度を実現しながら製造コストを抑制できる空気清浄機を提供する。
【解決手段】空気清浄機100は、筐体1と、送風部2と、イオン発生部3とを備える。筐体1は、第1吸気口131及び第2吸気口132と第1吹出口15及び第2吹出口16とを有する。筐体1は、1対の側面部13と、第1流路部17と、第2流路部18と、分岐部19とを有する。第1吸気口131は、1対の側面部13のうち一方の側面部13に形成される。第2吸気口132は、1対の側面部13のうち他方の側面部13に形成される。送風部2は、ファン21と、駆動軸22とを有する。第1吹出口15及び第2吹出口16は、第1方向D1と駆動軸22から分岐部19に向かう第2方向D2とに交差する第3方向D3に沿って配置される。イオン発生部31は、分岐部19よりも上流側の第1流路部17に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気を吸気する第1吸気口及び第2吸気口と前記空気を吹き出す第1吹出口及び第2吹出口とを有する筐体と、
前記第1吸気口及び前記第2吸気口から前記空気を吸い込み、前記空気を前記第1吹出口及び前記第2吹出口に送風する送風部と、
イオンを放出するイオン発生部と
を備え、
前記筐体は、
前記送風部から前記第1吹出口に向かって延びる第1流路部と、
前記第1流路部から分岐して前記第2吹出口に向かって延びる第2流路部と、
前記第1流路部と前記第2流路部とに挟まれる領域に形成されて前記第2流路部が前記第1流路部から分岐する分岐部と
を有し、
前記第1吸気口は第1方向の一方側を向いて開口し、
前記第2吸気口は前記第1方向の他方側を向いて開口し、
前記第1吹出口と前記第2吹出口とは前記第1吸気口が開口する方向及び前記第2吸気口が開口する方向と異なる方向に開口し、
前記送風部は、
回転して風を発生させるファンと、
前記第1方向に延びて前記ファンを回転駆動する駆動軸と
を有し、
前記第1流路部は、平面視にて前記第2流路部よりも前記ファンの回転方向側に配置され、
前記イオン発生部は、前記空気が流れる方向において、前記分岐部よりも上流側の前記第1流路部に配置される、空気清浄機。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第2流路部は、前記駆動軸から前記分岐部に向かう第2方向に沿って延び、
前記第1流路部は、前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向に沿って延びる、請求項1に記載の空気清浄機。
【請求項3】
前記イオン発生部は、前記駆動軸と前記分岐部との間に配置される、請求項1に記載の空気清浄機。
【請求項4】
前記イオン発生部は、前記第1流路部の前記第1方向の中間位置に配置される、請求項1に記載の空気清浄機。
【請求項5】
前記筐体は、前記第1方向に沿って対向して配置される1対の側面部を更に有し、
前記第1流路部は、前記第1方向の一側端部から他側端部方向に向けて切欠部が形成され、
前記イオン発生部は、前記切欠部に前記1対の側面部のうち一方の側面部側から取り付けられる、請求項4に記載の空気清浄機。
【請求項6】
前記筐体は、標識を更に有し、
前記標識は、前記筐体のうち前記一方の側面部側に配置される、請求項5に記載の空気清浄機。
【請求項7】
前記送風部は、前記ファンの外周を部分的に覆うケーシングを更に有し、
前記第1流路部は、前記第3方向において、前記第1吹出口と反対方向側端部に舌部を有し、
前記舌部の隙間比は、0.04以上で且つ前記舌部以外の隙間比以下に設定され、
前記舌部の隙間比は、前記ファンと前記舌部との前記第2方向の離隔距離を前記ファンの外径で除算した値を示し、
前記舌部以外の隙間比は、前記ファンと前記舌部以外の前記ケーシングの部分との前記第2方向の離隔距離を前記ファンの外径で除算した値を示す、請求項2に記載の空気清浄機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気清浄機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された空気清浄機は、筐体と、送風部と、イオン発生部とを備える。筐体は、空気を前方に吹き出す第1吹出部と、空気を後方に吹き出す第2吹出部と、第1吹出部に向かう空気と第2吹出部に向かう空気とを調節するダンパとを有する。送風部は、後方から空気を吸い込み、上方に空気を送り出す。イオン発生部は、ダンパと送風部との間に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-46729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された空気清浄機は、空気清浄機の前方のイオン濃度を高くすることができる。しかしながら、特許文献1に記載された空気清浄機では、第1吹出部に向かう空気量と第2吹出部に向かう空気量とを調節するダンパが必要である。ダンパを省略する場合、何れかの吹出部のイオン濃度を高くするには、第1吹出部に向かう案内部と第2吹出部に向かう案内部とに専用のイオン発生部を夫々配置する必要がある。つまり、空間全体で高いイオン濃度を実現するためには、製造コストが高くなる虞がある。
【0005】
本発明の目的は、高いイオン濃度を実現しながら製造コストを抑制できる空気清浄機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、空気清浄機は、筐体と、送風部と、イオン発生部とを備える。前記筐体は、空気を吸気する第1吸気口及び第2吸気口と前記空気を吹き出す第1吹出口及び第2吹出口とを有する。前記送風部は、前記第1吸気口及び前記第2吸気口から前記空気を吸い込み、前記空気を前記第1吹出口及び前記第2吹出口に送風する。前記イオン発生部は、イオンを放出する。前記筐体は、第1流路部と、第2流路部と、分岐部とを有する。前記第1流路部は、前記送風部から前記第1吹出口に向かって延びる。前記第2流路部は、前記第1流路部から分岐して前記第2吹出口に向かって延びる。前記分岐部は、前記第1流路部と前記第2流路部とに挟まれる領域に形成されて前記第2流路部が前記第1流路部から分岐する。前記第1吸気口は第1方向の一方側を向いて開口する。前記第2吸気口は前記第1方向の他方側を向いて開口する。前記第1吹出口と前記第2吹出口とは前記第1吸気口が開口する方向及び前記第2吸気口が開口する方向と異なる方向に開口する。前記送風部は、ファンと、駆動軸とを有する。前記ファンは、回転して風を発生させる。前記駆動軸は、前記第1方向に延びて前記ファンを回転駆動する。前記第1流路部は、平面視にて前記第2流路部よりも前記ファンの回転方向側に配置される。前記イオン発生部は、前記空気が流れる方向において、前記分岐部よりも上流側の前記第1流路部に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高いイオン濃度を実現しながら製造コストを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る空気清浄機を示す斜視図である。
本実施形態に係る空気清浄機を示す断面図である。
図1に示す空気清浄機のIII-III線断面図である。
図1に示す空気清浄機のIV-IV線断面図である。
側面部とフィルタとを省略した空気清浄機を示す斜視図である。
第1標識を示す平面図である。
第2標識を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
(実施形態)
図1~図7を参照して、本発明の実施形態に係る空気清浄機100を説明する。まず、図1から図3を参照して、空気清浄機100を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気清浄機100を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る空気清浄機100を示す断面図である。図3は、図1に示す空気清浄機100のIII-III線断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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