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公開番号2024064232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172673
出願日2022-10-27
発明の名称画像読取装置及び画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240507BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像の読取動作において原稿の位置がずれにくく、かつ、読み取ろうとする画像をより正確に所望の配置とすることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、写真11及びレシート12~15の画像11a~15aを読み取る原稿読取部122と、原稿読取部122の読取面122aを覆い、開閉可能な原稿台カバー124と、を備え、原稿台カバー124は閉じた状態において読取面122aと対向して配置され、写真11及びレシート12~15を吸着可能である吸着面125を有し、写真11及びレシート12~15が吸着面125に吸着され、読取面122aと対向配置された状態において、写真11及びレシート12~15の画像11a~15aの読取動作が実行される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
原稿の画像を読み取る原稿読取部と、
前記原稿読取部の読取面を覆い、開閉可能なカバーと、を備え、
前記カバーは、前記カバーを閉じた状態において前記読取面と対向して配置され、前記原稿を吸着可能である吸着面を有し、
前記原稿が前記吸着面に吸着され、前記読取面と対向配置された状態において、前記原稿の画像の読取動作が実行される、ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記原稿の画像の読取動作において、前記原稿を前記読取面に載置した状態で前記読取動作を行う通常モードと、前記吸着面が前記原稿を吸着した状態で前記読取動作を行う吸着モードと、のいずれかを選択可能であり、
前記吸着モードが選択されている場合は、前記吸着面は前記原稿を吸着する、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記通常モードが選択されている場合と、前記吸着モードが選択されている場合とでは、読取動作における前記読取面に対する前記原稿の画像の配置方向が異なる、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記通常モードが選択されている場合と、前記吸着モードが選択されている場合とでは、前記原稿読取部で読み取られる前記読取面の読取範囲の基準となる基準位置が異なる、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記通常モードが選択されている場合と、前記吸着モードが選択されている場合とでは、前記原稿読取部で読み取られる前記読取面の読取範囲が異なる、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記吸着モードが選択されている場合は、読み取った画像の画像データを出力する際に、前記原稿の画像を所定の角度だけ回転させた状態の画像データを出力する、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像読取装置であって、
前記所定の角度は、180度である、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記吸着モードが選択されている場合の前記原稿の基準位置に対応する前記吸着面における位置を示す基準目印、及び、前記原稿の大きさに応じた前記吸着面における前記原稿の設置範囲目印が、前記吸着面に形成されている、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記吸着面は、低摩擦素材により構成されている、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項10】
請求項1に記載の画像読取装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、原稿の画像を読み取る画像読取装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、原稿の画像を読み取る機能を備えたスキャナーや、原稿の画像を複写するコピー機、原稿の画像を転送するファクシミリ装置、これらの複合機等の画像形成装置には、原稿が載置されて画像を読み取る読取面と、この読取面を覆うことが可能な原稿台カバーと、を備えている。原稿台カバーは、読取面を覆う閉位置と、閉位置から上方に開放して読取面を露呈させる開位置との間で回動可能に支持されている。
【0003】
ここで、原稿の画像を読み取る場合は、原稿台カバーを開放して開位置として、原稿を読取面に載置してから原稿台カバーを閉じて閉位置として、画像の読取動作を実行させる。これにより、画像が読み取られ、画像データに変換されたり、用紙に画像が複写されたり、する。
【0004】
ここで、例えば原稿が撓んでいたり、折れ曲がっていたりすると、読取面に原稿が載置されて原稿台カバーが閉じられる際に、原稿が読取面上で移動して、読取面に載置された際の元の位置からずれることがある。このため、斜めに傾いた画像が読み取られることとなったり、画像の一部のみが読み取られたりする等の不具合が生じることがある。
【0005】
このような問題を解消するために、例えば、特許文献1に開示されているように、帯電制御手段を有し、帯電制御手段によって原稿が載置される読取面(プラテンガラス)等に静電気を帯電させて、読取面に原稿を吸着させる画像形成装置が提案されている。
【0006】
この特許文献1に開示されている画像形成装置によれば、原稿が読取面に吸着されることから、読取面に載置された原稿の位置がずれにくく、読み取られる原稿の画像が傾いていたり、一部であったりといった不具合を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平9-292662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、特許文献1に開示された画像形成装置は、読み取ろうとする原稿の位置がずれることを抑制することができることから、正しい配置の画像を読み取ることができるとの効果を奏する。しかし、一般的に画像形成装置において読取面に原稿を載置する場合は、画像を読取面側とすることから、操作者は画像を目視することができず、画像の配置を正確に確認することができないとの問題がある。
【0009】
本開示は、上述の事情に鑑みて為された開示であり、その目的は、画像の読取動作において原稿の位置がずれにくく、かつ、読み取ろうとする画像をより正確に所望の配置とすることができる画像読取装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様に係る画像読取装置は、原稿の画像を読み取る原稿読取部と、前記原稿読取部の読取面を覆い、開閉可能なカバーと、を備え、前記カバーは、前記カバーを閉じた状態において前記読取面と対向して配置され、前記原稿を吸着可能である吸着面を有し、前記原稿が前記吸着面に吸着され、前記読取面と対向配置された状態において、前記原稿の画像の読取動作が実行される、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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