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公開番号2024063467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171445
出願日2022-10-26
発明の名称通信端末および通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 48/16 20090101AFI20240502BHJP(電気通信技術)
要約【課題】基地局を効率的に切り替えることによって、より好適な通信状況にてデータ通信を行うことが可能な通信端末を提供する。
【解決手段】基地局400と無線通信するためのアンテナ130と、電波強度に基づいて基地局を接続先として選択するための制御部120と、を備える通信端末100が提供される。制御部は、アンテナによる現在接続中の基地局との通信のSINRが所定値よりも悪い場合に、電波強度に基づく基地局の選択を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基地局と無線通信するためのアンテナと、
電波強度に基づいて基地局を接続先として選択するための制御部と、を備え、
前記制御部は、前記アンテナによる現在接続中の基地局との通信のSINRが所定値よりも悪い場合に、前記電波強度に基づく基地局の選択を実行する、通信端末。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記SINRが悪い場合における前記基地局の選択の際には、現在接続中の基地局を選択先から除外する、請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
前記制御部は、除外した基地局に関して、所定の条件を満たした場合に除外対象から削除する、請求項2に記載の通信端末。
【請求項4】
前記制御部は、前記所定の条件として、接続可能な基地局が所定数よりも少なくなった場合に、除外対象の基地局を除外対象から解除する、請求項3に記載の通信端末。
【請求項5】
前記制御部は、前記所定の条件として、除外対象となってから所定の期間が経過すると除外対象の基地局を除外対象から解除する、請求項3に記載の通信端末。
【請求項6】
前記制御部は、新たな基地局に切り替えるたびにSINRを測定して記憶し、前回の基地局との接続のSINRよりも、当該新たな基地局との接続のSINRが低い場合に、前回の基地局を除外対象から削除して接続先として選択し直すとともに、当該新たな基地局を除外する、請求項2に記載の通信端末。
【請求項7】
通信端末が、定期的に電波強度に基づいて基地局を選択するステップと、
前記通信端末が、SINRを測定するステップと、
前記通信端末が、前記SINRが所定値よりも低い場合に電波強度に基づいて基地局を選択するステップと、を備える通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ通信の技術に関し、特に複数の基地局や複数の通信端末から構成されるネットワークシステムのための通信技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複数の通信端末から構成される無線テレメータシステムが知られている。たとえば、特開2018-207250号公報(特許文献1)によると、宛先が指定された起動信号を間欠受信する受信部を備え、自装置宛の起動信号を受信部にて受信した場合、起動信号の送信元と通信接続を確立させるべく応答信号を返信する無線テレメータシステムにおける無線通信端末において、受信部にて受信した起動信号が自装置宛でない場合、自装置の識別子を含む識別子通知信号を送信する送信部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-207250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、基地局を効率的に切り替えることによって、より好適な通信状況にてデータ通信を行うことが可能な通信端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、基地局と無線通信するためのアンテナと、電波強度に基づいて基地局を接続先として選択するための制御部と、を備える通信端末が提供される。制御部は、アンテナによる現在接続中の基地局との通信のSINRが所定値よりも悪い場合に、電波強度に基づく基地局の選択を実行する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、基地局を効率的に切り替えることによって、より好適な通信状況にてデータ通信を行うことが可能な通信端末が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態にかかる無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかるRSRPに基づく基地局の選択を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかるSINRに基づく基地局の切り替えを示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる通信端末の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる除外リストの一例を示す図である。
第1の実施の形態にかかる通信端末における通信処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかるRSRPに基づく基地局の選択を示すイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの全体構成>
【0009】
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、測定装置200と、通信端末100と、基地局装置300と、ネットワーク500と、センタサーバ400などを含むものである。
【0010】
測定装置200は、水道やガスなどの使用量を測定する検針用のメータなどであって、特に、測定結果として、これまでの使用量の累積値を記憶したり外部に出力したりするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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