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公開番号2024064547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173210
出願日2022-10-28
発明の名称画像表示システムおよびユニットブース
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20240507BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの利便性を向上させた画像表示システムおよびユニットブースを提供する。
【解決手段】画像表示システム10は、曲面スクリーン11とプロジェクタ12とを備え、曲面スクリーン11にプロジェクタ12によって画像を投影表示するものであり、曲面スクリーン11上における画像表示領域を可変に制御可能な制御装置13を備える。制御装置13は、曲面スクリーン11上に、表示位置または表示サイズが互いに異なる複数の画像表示領域が示された表示領域選択画面を表示させ、表示領域選択画面から使用する画像表示領域を設定可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
単一平面ではない立体スクリーンとプロジェクタとを備え、前記立体スクリーンに前記プロジェクタによって画像を投影表示する画像表示システムであって、
前記立体スクリーン上における画像表示領域を可変に制御可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記立体スクリーン上に、表示位置または表示サイズが互いに異なる複数の画像表示領域が示された表示領域選択画面を表示させ、前記表示領域選択画面から使用する画像表示領域を設定可能であることを特徴とする画像表示システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、前記表示領域選択画面を表示する際に、画像表示領域の選択操作をユーザに対して促すメッセージ表示を行うことを特徴とする画像表示システム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、当該画像表示システムの起動時に、前記立体スクリーンのサイズより小さい表示サイズの起動画面を表示し、
前記起動画面から前記表示領域選択画面の前記立体スクリーンへの表示を実行可能であることを特徴とする画像表示システム。
【請求項4】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、前記表示領域選択画面に表示される画像表示領域の表示位置および表示サイズを変更可能であることを特徴とする画像表示システム。
【請求項5】
請求項3に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、前記起動画面においてユーザが選択可能な表示コンテンツのファイルを表示可能であり、ユーザによって表示させる表示コンテンツが指定された場合に、その表示コンテンツの拡張子に応じて使用する画像表示領域が自動的に設定されることを特徴とする画像表示システム。
【請求項6】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、ユーザ認証用の認証情報を予め記憶可能な記憶部を有し、
前記記憶部には、前記認証情報と紐づけられた画像表示領域を記憶可能であり、
当該画像表示システムの起動時に前記認証情報が入力され、入力された前記認証情報と紐づけられて記憶されている画像表示領域が存在する場合には、その記憶されている画像表示領域が自動的に設定されることを特徴とする画像表示システム。
【請求項7】
請求項3に記載の画像表示システムであって、
前記制御部は、それ自体が表示部を有する端末機器であり、
前記端末機器の表示部において前記起動画面を表示可能であることを特徴とする画像表示システム。
【請求項8】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記プロジェクタに前記制御部の機能が内蔵されていることを特徴とする画像表示システム。
【請求項9】
周囲が側壁で囲まれており、前記側壁ごとの移動が可能であるユニットブースであり、
ブース内に請求項1から8の何れか1項に記載の画像表示システムを備えていることを特徴とするユニットブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、立体スクリーンに投影表示を行う画像表示システム、およびこれを備えるユニットブースに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
主に個人で多目的に利用する小型のマルチユースブースでは、ブース内にスクリーンおよびプロジェクタを設置して、スクリーンに画像(映像)を投影表示することがある。比較的小型であるブースにおいて閉塞感防止・作業効率向上のためには、曲面スクリーン等の立体スクリーンを用いて巨大な画像を投影することが有効である。例えば、特許文献1には、半球形状のスクリーンに画像を表示することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-039352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ユーザのブース使用目的はそれぞれ異なるため、常に大画面での画像表示が必要になるわけではない。例えば、パソコン画面を表示する場合、表示領域が広い曲面スクリーンを用いて大画面の表示を行うと、画面内でアイコンを探すときなどに視線の移動距離が大きく、ユーザにとっては操作がしにくくなる。
【0005】
このため、ユーザは、スクリーンの使用開始に当たって、画像の表示領域の設定を行うことが好ましいが、スクリーン上に表示される画像の実際の表示位置や表示サイズがイメージしづらいと適切な画像表示領域の設定が行いにくく、ユーザの利便性が低下する。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を向上させた画像表示システムおよびユニットブースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の第1の態様である画像表示システムは、単一平面ではない立体スクリーンとプロジェクタとを備え、前記立体スクリーンに前記プロジェクタによって画像を投影表示する画像表示システムであって、前記立体スクリーン上における画像表示領域を可変に制御可能な制御部を備え、前記制御部は、前記立体スクリーン上に、表示位置または表示サイズが互いに異なる複数の画像表示領域が示された表示領域選択画面を表示させ、前記表示領域選択画面から使用する画像表示領域を設定可能であることを特徴としている。
【0008】
上記の構成によれば、立体スクリーンに表示領域選択画面を表示させ、表示領域選択画面から使用する画像表示領域を選択可能とすることで、ユーザは、立体スクリーンでの各表示領域の画像表示位置および表示サイズを容易に認識でき、画像表示領域のサイズ感をイメージしたうえで画像表示領域の選択を行うことができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
【0009】
また、上記画像表示システムでは、前記制御部は、前記表示領域選択画面を表示する際に、画像表示領域の選択操作をユーザに対して促すメッセージ表示を行う構成とすることができる。
【0010】
上記の構成によれば、表示領域選択画面に対して行わなければならない作業をユーザに対して確実に伝えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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