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公開番号2023079170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2022165940
出願日2022-10-17
発明の名称抗ウイルス組成物、抗ウイルス保護フィルムおよびその製造方法
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人,個人,個人
主分類A01N 59/16 20060101AFI20230531BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】病原体の付着および/または増殖を減少させるように適合化された抗ウイルス組成物、抗ウイルス保護フィルム、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】抗ウイルス組成物であって、樹脂材料と、2nm~200nmの範囲の粒径である金属含有粒子であって、係る抗ウイルス組成物の総重量に対して、該金属含有粒子の含有量は0.1重量%より大きい、金属含有粒子と、を含む、抗ウイルス組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
抗ウイルス組成物であって、
樹脂材料と、
2nm~200nmの範囲の粒径である金属含有粒子であって、前記抗ウイルス組成物の総重量に対して、該金属含有粒子の含有量は0.1重量%より大きい、金属含有粒子と、
を含む、抗ウイルス組成物。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の抗ウイルス組成物において、前記金属含有粒子は、金属粒子、金属塩粒子、金属酸化物粒子、またはそれらの組合せ群のうち1つから選択され、該金属含有粒子中の金属は、銀、チタン、アルミニウム、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、鉄、およびマンガンの少なくとも1つの組合せ群から選択される、抗ウイルス組成物。
【請求項3】
請求項2に記載の抗ウイルス組成物において、前記金属含有粒子中の前記金属は、銀、チタン、アルミニウム、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、鉄、およびマンガンの2つ以上の組合せ群から選択される、抗ウイルス組成物。
【請求項4】
請求項3に記載の抗ウイルス組成物において、前記金属含有粒子は、銀粒子、銀塩粒子および酸化銀粒子のうちの少なくとも1つを含む、抗ウイルス組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の抗ウイルス組成物において、前記樹脂材料の材料は、ポリ(メチルメタクリレート)、脂肪族ポリウレタンまたはそれらの共重合体を含む、抗ウイルス組成物。
【請求項6】
請求項5に記載の抗ウイルス組成物において、前記抗ウイルス組成物の総重量に対して、ポリ(メチルメタクリレート)の含有量、脂肪族ポリウレタンの含有量、またはそれらの共重合体の含有量は、20wt%~60wt%の範囲である、抗ウイルス組成物。
【請求項7】
請求項5に記載の抗ウイルス組成物において、前記樹脂材料の前記材料は、さらに、エポキシ樹脂、エポキシアクリレート、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、純粋なアクリル樹脂、シリコーンオリゴマー、またはそれらの組み合わせを含む、抗ウイルス組成物。
【請求項8】
抗ウイルス保護フィルムであって、
ベース層と、
前記ベース層の表面に配置され、請求項1に記載の抗ウイルス組成物によって形成された抗ウイルス層と、および
前記ベース層のもう一方の表面に配置された粘着層であって、該ベース層は前記抗ウイルス層と該粘着層との間に配置されている、粘着層と、
を備える、抗ウイルス保護フィルム。
【請求項9】
請求項8に記載の抗ウイルス保護フィルムにおいて、さらに、前記粘着層に配置された剥離層を備える、抗ウイルス保護フィルム。
【請求項10】
抗ウイルス保護フィルムの製造方法であって、
ベース層を配置するステップと、
請求項1に記載の抗ウイルス組成物を前記ベース層にコーティングして抗ウイルス層を形成するステップと、
を含む、製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物、保護フィルムおよびその製造方法に関し、特に抗ウイルス組成物、抗ウイルス保護フィルムおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インフルエンザウイルスまたはCOVID-19の猛威により、病原体(真菌、細菌、ウイルスなど)の付着および/または増殖をいかに迅速かつ効果的に減少させるかが重要であることが認識されてきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、病原体の付着および/または増殖を減少させるように適合化された抗ウイルス組成物、抗ウイルス保護フィルム、およびそれらの製造方法を企図する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、樹脂材料および金属含有粒子を含む抗ウイルス組成物を提供する。金属含有粒子の粒径は、2nm~200nmの範囲である。抗ウイルス組成物の総重量に対して、金属含有粒子の含有量は0.1重量%より大きい。
【0005】
本発明は、ベース層、抗ウイルス層、および粘着層を含む抗ウイルス保護フィルムを提供する。抗ウイルス層は、ベース層の表面に配置される。抗ウイルス層は、抗ウイルス組成物により形成される。粘着層は、ベース層のもう一方の表面に配置される。ベース層は、抗ウイルス層と粘着層との間に配置される。
【0006】
本発明は、抗ウイルス保護フィルムの製造方法を提供する。該方法は、以下のステップを含む。ベース層が配置される。抗ウイルス組成物は、ベース層にコーティングされて抗ウイルス層を形成する。
【発明の効果】
【0007】
上記の説明に基づいて、抗ウイルス組成物および抗ウイルス保護フィルムは、病原体(例えば、真菌、細菌、またはウイルス)の付着および/または増殖を減少させ得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
添付の図面は、本発明のさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する。図面は、本発明の実施形態を示し、その描写とともに、本発明の原理を説明するのに役立つ。
本発明の一実施形態に係る抗ウイルス保護フィルムの概略図である。
本発明の一実施形態に係る抗ウイルス保護フィルムの使用の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の詳細な説明では、限定ではなく説明を目的とし、特定の詳細を明らかにする例示的な実施形態を示して、本発明の様々な原理の完全な理解を提供する。しかしながら、本開示からの利益を受けて、本明細書に開示された特定の詳細から逸脱する他の実施形態において本発明を実施できることは、当業者には明らかであろう。さらに、周知のオブジェクト、方法、および材料の説明は、本発明の様々な原理の説明を不明瞭にしないように省略される場合がある。
【0010】
範囲は、本明細書では、特定の値「約(about)」から別の特定の値「約」までとして表現することができ、特定の値および/または別の特定の値として直接的に表現することもできる。範囲を表現するとき、別の実施形態は、ある特定の値からおよび/または別の特定の値までを含む。同様に、値が前置詞「約」を使用して近似値として表される場合、特定の値が別の実施形態を形成することが理解される。各範囲のエンドポイントは、明らかに別のエンドポイントに関連するか、または独立していることがさらに理解されるであろう。本明細書において、「約」を用いて特定の値を記載する、または「約」を省略して特定の値を直接的に表現する記載方法については、議論された測定値および特定の数の測定関連誤差(例えば、測定システムの制限、計算プロセスでのエラーの伝播など、他の要因によって引き起こされるエラー)を考慮して、当業者によって許容される偏差内で決定された特定の値および特定の値の平均値を含む。例えば、特定の値について「約」を使用して記載する方法、または「約」を省略して特定の値を直接的に表現する方法により、特定の値の±10%の範囲内で表現され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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