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公開番号2023078897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192217
出願日2021-11-26
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】機器の異常について利用者が受けている影響に応じた対応を可能とすること。
【解決手段】情報処理装置は、機器において異常が発生している場合に、前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するように構成されているメッセージ受信部と、前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記異常について前記機器の利用者に対する影響の大きさを示す指標値を算出するように構成されている算出部と、前記指標値に基づくメッセージを前記機器の管理者が利用可能な第2のチャットルームへ投稿するように構成されている第1の投稿部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
機器において異常が発生している場合に、前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するように構成されているメッセージ受信部と、
前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記異常について前記機器の利用者に対する影響の大きさを示す指標値を算出するように構成されている算出部と、
前記指標値に基づくメッセージを前記機器の管理者が利用可能な第2のチャットルームへ投稿するように構成されている第1の投稿部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第1のチャットルームは前記機器ごとに対応し、
前記メッセージ受信部は、複数の機器において異常が発生している場合に、それぞれの前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するように構成されており、
前記算出部は、前記複数の機器ごとに、当該機器に対応する前記第1のチャットルームに投稿された苦情を示すメッセージの数に基づいて前記指標値を算出するように構成されており、
前記第1の投稿部は、前記複数の機器それぞれの異常に対する前記指標値に基づく優先順位を示すメッセージを前記複数の機器の管理者が利用可能な前記第2のチャットルームへ投稿するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記メッセージ受信部は、更に、前記苦情を示すメッセージを投稿した利用者によって当該メッセージと同じ前記第1のチャットルームへ投稿される、当該苦情に係る異常に対する緊急度を示すメッセージを受信するように構成されており、
前記算出部は、前記緊急度別の前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記指標値を算出するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記機器が繰り返し送信する状態情報を受信するように構成されている機器状態受信部と、
正常を示す状態情報が受信されていた機器から異常を示す状態情報が受信された場合に、前記異常を示すメッセージを前記第2のチャットルームへ投稿するように構成されている第2の投稿部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2の投稿部は、前記異常の対応方法を示すメッセージを当該異常に係る前記機器に対応する前記第1のチャットルームへ投稿するように構成されている、
ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2の投稿部は、前記管理者のスケジュール情報に基づいて、前記管理者が前記異常に対応できないと判定される場合には、前記管理者以外の者を前記第2のチャットルームのユーザとして追加するように構成されている、
ことを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2の投稿部は、前記異常を示すメッセージを前記第2のチャットルームへ投稿してから一定時間経過しても当該メッセージが閲覧されない場合には、前記管理者以外の者を前記第2のチャットルームのユーザとして追加する、
ことを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1の投稿部が投稿したメッセージに応じて前記管理者が前記第2のチャットルームへ投稿するメッセージにおいて指定された異常に対して対応可能な者を判定するように構成されている判定部と、
前記判定部が判定した者を示すメッセージを前記第2のチャットルームへ投稿するように構成されている第3の投稿部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項9】
機器において異常が発生している場合に、前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するメッセージ受信手順と、
前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記異常について前記機器の利用者に対する影響の大きさを示す指標値を算出する算出手順と、
前記指標値に基づくメッセージを前記機器の管理者が利用可能な第2のチャットルームへ投稿する第1の投稿手順と、
を情報処理装置が実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
機器において異常が発生している場合に、前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するメッセージ受信手順と、
前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記異常について前記機器の利用者に対する影響の大きさを示す指標値を算出する算出手順と、
前記指標値に基づくメッセージを前記機器の管理者が利用可能な第2のチャットルームへ投稿する第1の投稿手順と、
を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークを介して機器の状態を監視して、機器の異常を検知可能なシステムが有る。
【0003】
例えば、障害が発生し得る監視対象から通知された障害又は警告のメッセージに対応する原因、対処方法及び障害解析ルールを予めデータベースに保持しておき、当該データベースを用いて、障害の対処方法等を決定する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、予め固定的に定められたルールに基づく方法では、機器の利用者が実際にどの程度困っているのか(機器の異常によって実際に利用者が受けている影響の大きさ)等を把握することが困難である。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器の異常について利用者が受けている影響に応じた対応を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、機器において異常が発生している場合に、前記機器の1以上の利用者が当該機器に対応する第1のチャットルームに投稿した、前記異常に関する苦情を示す1以上のメッセージを受信するように構成されているメッセージ受信部と、前記苦情を示すメッセージの数に基づいて、前記異常について前記機器の利用者に対する影響の大きさを示す指標値を算出するように構成されている算出部と、前記指標値に基づくメッセージを前記機器の管理者が利用可能な第2のチャットルームへ投稿するように構成されている第1の投稿部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
機器の異常について利用者が受けている影響に応じた対応を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態における機器管理システムの構成例を示す図である。
第1の実施の形態における機器管理サーバ10のハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施の形態における機器管理サーバ10の機能構成例を示す図である。
管理者の登録処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
管理者追加メッセージの一例を示す図である。
従業員情報記憶部121の構成例を示す図である。
第1の実施の形態における機器基本情報記憶部136の構成例を示す図である。
第1の実施の形態における異常発生時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第1の実施の形態における機器状態ルール記憶部138の構成例を示す図である。
機器状態記憶部137の構成例を示す図である。
異常発生時における管理者用チャットルームでのメッセージのやりとりの一例を示す図である。
異常が発生した画像形成装置20に対応する利用者用チャットルームでのメッセージのやりとりの一例を示す図である。
利用者によるクレームの投稿に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
利用者による緊急度の投稿に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
管理者によるエラーIDの投稿に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
異常からの復旧に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第2の実施の形態における機器管理サーバ10の機能構成例を示す図である。
第2の実施の形態におけるテンプレート文の登録処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
テンプレート記憶部139の構成例を示す図である。
第2の実施の形態における異常発生時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第3の実施の形態における異常発生時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第3の実施の形態における機器状態ルール記憶部138の構成例を示す図である。
第4の実施の形態における機器基本情報記憶部136の構成例を示す図である。
第4の実施の形態における異常発生時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第5の実施の形態における異常発生時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における機器管理システムの構成例を示す図である。図1において、1以上の画像形成装置20、1以上の管理者端末30及び1以上の利用者端末40は、インターネット等のネットワークを介して機器管理サーバ10に接続する。
【0010】
各画像形成装置20、各管理者端末30及び各利用者端末40は、同じユーザ環境に属する。ユーザ環境とは、企業等の組織におけるシステム環境をいう。本実施の形態において、1つのユーザ環境は、便宜上、1つの企業に対応することとする。以下、当該企業を「企業X」という。なお、図1では、1つのユーザ環境のみが示されているが、複数のユーザ環境における画像形成装置20が機器管理サーバ10の管理対象とされてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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