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公開番号2023076311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189660
出願日2021-11-22
発明の名称包装装置
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65B 57/00 20060101AFI20230525BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】フィルムに対する印字品質の低下を抑制可能な包装装置を提供する。
【解決手段】包装装置1は、フィルムFを搬送するフィルム搬送装置100と、開口を有する容器Cを搬送する移動機構と、移動機構が搬送してくる容器の開口を、フィルム搬送装置が搬送してくるフィルムによりシールするシール装置40と、フィルムの搬送経路においてシール装置より上流に配置され、搬送中のフィルムの所定位置に情報を印字するプリンタ140と、フィルム搬送装置の動作を制御するコントローラと、を備える。フィルム搬送装置は、貯留機構120を有する。貯留機構は、フィルムの搬送経路において、プリンタとシール装置との間に配置され、情報を印字済みのフィルムを一時的に貯留する。コントローラは、少なくともシール装置において1回の包装動作に利用されるフィルムを貯留機構が貯留するように、フィルム搬送装置を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
フィルムを搬送するフィルム搬送部と、
開口を有する容器を搬送する容器搬送部と、
前記容器搬送部が搬送してくる前記容器の開口を、前記フィルム搬送部が搬送してくる前記フィルムによりシールする包装部と、
前記フィルム搬送部の前記フィルムの搬送経路において前記包装部より上流に配置され、前記フィルム搬送部が搬送中の前記フィルムの所定位置に情報を印字する印字部と、
前記フィルム搬送部、前記容器搬送部、前記包装部及び前記印字部を制御する制御部と、
を備え、
前記フィルム搬送部は、前記フィルムの搬送経路において、前記印字部と前記包装部との間に配置され、情報を印字済みの前記フィルムを一時的に貯留する貯留機構を有し、
前記制御部は、少なくとも前記包装部において1回の包装動作に利用される前記フィルムを前記貯留機構が貯留するように、前記フィルム搬送部を制御する、
包装装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記印字部から前記貯留機構までの前記フィルムの搬送速度は、前記貯留機構より下流の前記フィルムの搬送速度より遅い、
請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記フィルム搬送部は、少なくとも所定の期間、前記包装部における前記フィルムの搬送は停止しつつ、前記印字部において前記フィルムを搬送する、
請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項4】
前記包装部は、1回の包装動作で、前記包装部において前記フィルムの搬送方向に平行に並べられている複数の前記容器の開口を、前記フィルムでまとめてシールする、
請求項3に記載の包装装置。
【請求項5】
前記貯留機構により貯留可能な最大フィルム長さを変更する変更部を更に備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載の包装装置。
【請求項6】
前記貯留機構に前記包装部において1回の包装動作に利用される前記フィルムが貯留されている場合、前記印字部における印字動作を停止する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装装置に関する。より具体的には、本発明は、搬送されてくる容器の開口をフィルムでシールする包装装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、搬送されてくる容器の開口をフィルムでシールする包装装置が知られている。
【0003】
このような包装装置には、例えば特許文献1(特開平10―203505号公報)のように、容器の開口をシールするフィルムの搬送路にプリンタが設けられ、搬送中のフィルムに、各種情報がプリンタで印字される場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
包装装置には、一般的な課題として、処理能力(単位時間当たりに包装可能な容器の数)の向上が求められている。この課題を解決するための方策の1つとして、容器の開口をフィルムでシールするシール機構に、フィルムを迅速に供給することが考えられる。
【0005】
しかし、特許文献1(特開平10―203505号公報)の包装装置において、シール機構に対するフィルムの供給速度を増速しようとすると、フィルムへの印字に使用可能な時間が短くなり、印字品質が低下し、印字エラーの不具合が発生しやすくなる。
【0006】
本発明の課題は、搬送されてくる容器の開口をフィルムでシールする包装装置において、容器の開口のシール機構にフィルムを高速で供給しても、フィルムに対する印字品質の低下を抑制可能な包装装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1観点に係る包装装置は、フィルム搬送部と、容器搬送部と、包装部と、印字部と、制御部と、を備える。フィルム搬送部は、フィルムを搬送する。容器搬送部は、開口を有する容器を搬送する。包装部は、容器搬送部が搬送してくる容器の開口を、フィルム搬送部が搬送してくるフィルムによりシールする。印字部は、フィルム搬送部のフィルムの搬送経路において包装部より上流に配置される。印字部は、フィルム搬送部が搬送中のフィルムの所定位置に情報を印字する。制御部は、フィルム搬送部、容器搬送部、包装部及び印字部を制御する。フィルム搬送部は、貯留機構を有する。貯留機構は、フィルムの搬送経路において、印字部と包装部との間に配置される。貯留機構は、情報を印字済みのフィルムを一時的に貯留する。制御部は、少なくとも包装部において1回の包装動作に利用されるフィルムを貯留機構が貯留するように、フィルム搬送部を制御する。
【0008】
第1観点の包装装置では、フィルムの搬送経路において、貯留機構より下流側でフィルムの搬送が停止や減速している時間も、フィルムの印字時間に利用できる。そのため、第1観点の包装装置では、印字時間を確保し、フィルムに対する高い印字品質を維持できる。
【0009】
本発明の第2観点に係る包装装置は、第1観点の包装装置であって、印字部から貯留機構までのフィルムの搬送速度は、貯留機構より下流のフィルムの搬送速度より遅い。
【0010】
第2観点の包装装置では、貯留機構が存在することで、貯留機構より下流側におけるフィルムの搬送速度と、印字部の印字速度を合わせる必要が無い。そのため、第2観点の包装装置では、印字部に高速でフィルムを供給しても、フィルムに対する高い印字品質を維持できる。
(【0011】以降は省略されています)

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