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公開番号2023070755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-22
出願番号2021183035
出願日2021-11-10
発明の名称カプセル投入装置
出願人太平洋工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 29/00 20060101AFI20230515BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】動物へのカプセル投入時の作業効率を向上することが求められている。
【解決手段】本開示のカプセル投入装置10は、牛100の口から挿入される支持パイプ11の先端部に、カプセル90を保持可能なカプセル保持部20を備え、支持パイプ11内の芯材40が、操作部50の操作により先端側へ移動することで、カプセル90が押し出され、牛100にカプセル90が投入される。また、支持パイプ11は、メインパイプ12と、カプセル保持部20との間を連結し、曲げ変形可能な曲げ変形部29を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
動物の胃袋に常駐させる無線器内蔵のカプセルを口から投入するためのカプセル投入装置であって、
前記動物の口から喉又は食道まで挿入される支持パイプと、
前記支持パイプの先端部に設けられ、前記カプセルを保持可能なカプセル保持部と、
前記支持パイプの基端部に設けられ、前記支持パイプ内に通される芯材を介して前記カプセル保持部に連結された操作部と、を備え、
前記操作部の操作により、前記カプセル保持部が前記カプセルを保持する保持状態と、前記カプセル保持部から前記カプセルを離すリリース状態とに切り替わるカプセル投入装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記支持パイプには、曲げ変形可能な、多関節構造の、又は、蛇腹構造の、又は、エラストマー製の、又は、コイル構造の、曲げ変形部が含まれている請求項1に記載のカプセル投入装置。
【請求項3】
前記曲げ変形部は、前記支持パイプのうち先端寄り位置のみに配置されている請求項2に記載のカプセル投入装置。
【請求項4】
前記カプセル保持部には、前記保持状態で前記カプセルの外側面全体を覆いかつ前記動物の咀嚼から前記カプセルを保護する保護スリーブが含まれている請求項1から3の何れか1の請求項に記載のカプセル投入装置。
【請求項5】
前記保護スリーブと前記カプセルとの摩擦係合によって前記保持状態になり、
前記操作部の操作により前記芯材の先端部が前記カプセルを前記保護スリーブから押し出して前記リリース状態になる請求項4に記載のカプセル投入装置。
【請求項6】
前記保護スリーブは、内部に位置決めされた係合リングを備え、
前記係合リングと前記カプセルとの摩擦係合によって前記保持状態になる請求項5に記載のカプセル投入装置。
【請求項7】
前記係合リングは、前記保護スリーブ内を直動可能であり、かつ、前記支持パイプの先端側へ付勢されている請求項6に記載のカプセル投入装置。
【請求項8】
前記操作部は、
前記支持パイプに固定され、前記支持パイプの軸方向と交差する方向に延びるハンドル部と、
前記ハンドル部に回動可能に支持され、前記支持パイプの軸方向で前記ハンドル部に対向し、前記芯材の基端部に連結される操作レバーと、を備える請求項1から7の何れか1の請求項に記載のカプセル投入装置。
【請求項9】
前記操作部に操作の可否を切り替えるロック機構が設けられている請求項1から8の何れか1の請求項に記載のカプセル投入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動物の胃袋に常駐させる無線器内蔵のカプセルを口から投入するためのカプセル投入装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、動物の胃袋内に、胃袋内の状態を無線送信する無線器内蔵のカプセルを常駐させる監視方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-74992号公報(段落[0035]~[0039]、図2等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動物へのカプセルの投入は、例えば、動物の頭を上げて口から喉を真っ直ぐにして、そこに挿入された塩化ビニル管内にカプセルを通すことで行われるが、この方法では、塩化ビニル管の途中でカプセルが止まってしまって投下が行えないことがあり、作業効率が悪かった。これに鑑みて、動物へのカプセル投入時の作業効率を向上することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のカプセル投入装置は、動物の胃袋に常駐させる無線器内蔵のカプセルを口から投入するためのカプセル投入装置であって、前記動物の口から喉又は食道まで挿入される支持パイプと、前記支持パイプの先端部に設けられ、前記カプセルを保持可能なカプセル保持部と、前記支持パイプの基端部に設けられ、前記支持パイプ内に通される芯材を介して前記カプセル保持部に連結された操作部と、を備え、前記操作部の操作により、前記カプセル保持部が前記カプセルを保持する保持状態と、前記カプセル保持部から前記カプセルを離すリリース状態とに切り替わるカプセル投入装置である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示のカプセル投入装置の斜視図
カプセルを用いた牛の管理方法の概要図
カプセル投入装置の断面図
カプセル保持部の断面図
カプセル保持部の拡大断面図
メインパイプと曲げ変形部との連結部の拡大断面図
ハンドル部の拡大断面図
ハンドル部の拡大断面図
カプセル投入装置の斜視図
カプセル投入装置の断面図
カプセル保持部の断面図
牛に挿入された状態のカプセル投入装置の断面図
牛に挿入された状態のカプセル投入装置の断面図
変形例に係るカプセル保持部の断面図
変形例に係るカプセル保持部の断面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
[第1実施形態]
以下、図1~図13を参照して、本実施形態のカプセル投入装置10について説明する。図1に示されるカプセル投入装置10は、牛100(特許請求の範囲中の「動物」に相当する)の胃袋100S(具体的には、第1胃又は第2胃)内に常駐されるカプセル90(図2参照)を投入するための装置である。
【0008】
図2に示すように、カプセル90は、両端有底の円筒状のケース91と、ケース91内に内蔵された圧力センサ92及び無線器93と、を備えている。カプセル90は、牛舎や牧場の複数頭の牛100にそれぞれ投入され、圧力センサ92が計測した胃袋100S内の圧力データ等を無線器93によって通信ネットワーク等を介して牛舎や牧場の管理者のユーザ端末110に送信する。なお、カプセル90には、圧力センサ92の他に、温度センサや加速度センサが備えられている。
【0009】
図1及び図3に示すように、カプセル投入装置10は、牛100(図2参照)の口に挿入される支持パイプ11と、支持パイプ11の内部に挿通された芯材40と、を有している。以降、図3における左側をカプセル投入装置10の先端側とし、右側をカプセル投入装置10の基端側とする。
【0010】
支持パイプ11は、支持パイプ11の基端から支持パイプ11全体の2/3程の部分を構成するメインパイプ12と、支持パイプ11の先端に位置するカプセル保持部20と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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