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公開番号2025180504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087873
出願日2024-05-30
発明の名称蓄電設備の製造方法、及び、吊り治具
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H02B 3/00 20060101AFI20251204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気盤の設置作業における作業効率を向上できる蓄電設備の製造方法、及び、吊り治具を提供する
【解決手段】蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤100を複数備える蓄電設備の製造方法であって、平面視において異なる吊り位置を有する複数の電気盤を、共通の吊り治具500を用いて設置することを含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤を複数備える蓄電設備の製造方法であって、
平面視において異なる吊り位置を有する複数の前記電気盤を、共通の吊り治具を用いて設置することを含む、
蓄電設備の製造方法。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記吊り治具の前記複数の前記電気盤との連結部には、連結対象となる電気盤の種類を示す識別表示がされている、
請求項1に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項3】
前記吊り治具には、設置対象となる電気盤が向く方向を示す識別表示がされている、
請求項1または2に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項4】
前記複数の前記電気盤は、天面サイズが異なる、
請求項1または2に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項5】
前記吊り治具は、形状が不変である、
請求項1または2に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項6】
前記複数の前記電気盤のうちの少なくとも1つの電気盤の上方に、当該電気盤に付帯する付帯物が配置されている、
請求項1または2に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項7】
前記複数の前記電気盤のうちの少なくとも1つの電気盤は、3以上の吊り位置を有する、
請求項1または2に記載の蓄電設備の製造方法。
【請求項8】
蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤の設置に用いられる吊り治具であって、
第一電気盤と連結される第一連結部と、
平面視において前記第一電気盤と異なる吊り位置を有する第二電気盤と連結される第二連結部と、を備える、
吊り治具。
【請求項9】
前記第一連結部と前記第二連結部とを接続する接続部であって、前記第一連結部に配置される連結部材を前記第二連結部に移動可能な接続部をさらに備える、
請求項8に記載の吊り治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電設備の製造方法、及び、吊り治具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、取付軸が回転軸とこれに枢着した連結軸とからなり、連結軸の下部に吊り手部が枢着してある吊具であって、吊り手部は、コンクリートブロックに設けた吊り金具と掛合させる掛合ピンを有する作業機用吊具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-315762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された従来の作業機用吊具では、コンクリートブロックの天面の中央部に設けられた吊り金具に掛合ピンが掛合されることにより、コンクリートブロックを吊り上げている。しかしながら、この作業機用吊具では、コンクリートブロックの天面の四つ角に吊り金具が設けられる等、コンクリートブロックの天面の中央部以外の位置に吊り金具が設けられる場合、コンクリートブロックを吊り上げるのは困難である。この場合、コンクリートブロックの天面の吊り位置に対応する別の作業機用吊具を用意する必要があり、作業効率が低下する。特に、蓄電素子または電力変換器等を収容する電気盤の設置作業を行う場合、電気盤は、天面サイズが異なる等により吊り位置が異なることがあるため、吊り位置が異なる電気盤ごとに作業機用吊具を用意すると、作業効率が低下する。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、電気盤の設置作業における作業効率を向上できる蓄電設備の製造方法、及び、吊り治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電設備の製造方法は、蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤を複数備える蓄電設備の製造方法であって、平面視において異なる吊り位置を有する複数の前記電気盤を、共通の吊り治具を用いて設置することを含む。
【0007】
本発明の一態様に係る吊り治具は、蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤の設置に用いられる吊り治具であって、第一電気盤と連結される第一連結部と、平面視において前記第一電気盤と異なる吊り位置を有する第二電気盤と連結される第二連結部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明における蓄電設備の製造方法等によれば、電気盤の設置作業における作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る蓄電設備の構成を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電設備が備える4つの電気盤及び4つの空調装置の構成を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る電気盤が備える蓄電装置の構成を示す斜視図である。
図4は、実施の形態に係る電気盤が有する吊り位置を示す平面図である。
図5は、実施の形態に係る電気盤を仮想的に重ねた場合の吊り位置の位置関係を示す平面図である。
図6Aは、実施の形態に係る吊り治具の構成を示す底面図である。
図6Bは、実施の形態に係る吊り治具に識別表示を施した場合の構成を示す底面図である。
図7は、実施の形態に係る電気盤を吊り治具を用いて設置する場合の構成を示す側面図である。
図8は、実施の形態に係る電気盤を吊り治具を用いて設置する場合の構成を示す側面図である。
図9は、実施の形態の変形例1に係る吊り治具の構成を示す底面図である。
図10は、実施の形態の変形例1に係る吊り治具及び連結部材の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)本発明の一態様に係る蓄電設備の製造方法は、蓄電素子及び電力変換器の少なくとも一方を収容する電気盤を複数備える蓄電設備の製造方法であって、平面視において異なる吊り位置を有する複数の前記電気盤を、共通の吊り治具を用いて設置することを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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