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公開番号
2025178770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085579
出願日
2024-05-27
発明の名称
エンジン制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
F02D
29/02 20060101AFI20251202BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】車両の盗難や乗員の一酸化炭素中毒等を防止しながら、併せて、乗員の利便性及び快適性を確保する。
【解決手段】車両のエンジンを制御するエンジン制御装置であって、所定の条件が成立した場合にエンジンの作動を停止させる自動停止モードを実行可能な制御部を備え、制御部は、自動停止モードにおいて、エンジンの作動中に車両に対する運転操作が検出されない状態が継続する継続時間を計時し、継続時間が第1時間を超えた場合に、エンジンの作動の継続又は停止を選択可能とする、エンジン制御装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のエンジンを制御するエンジン制御装置であって、
所定の条件が成立した場合に前記エンジンの作動を停止させる自動停止モードを実行可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記自動停止モードにおいて、
前記エンジンの作動中に前記車両に対する運転操作が検出されない状態が継続する継続時間を計時し、前記継続時間が第1時間を超えた場合に前記エンジンの作動の継続又は停止を選択可能とする、エンジン制御装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記継続時間が第1時間を超えた場合に、第2時間の経過後に前記エンジンを自動的に停止させる旨を前記車両の乗員に報知すると共に、当該報知から第2時間が経過するまで、前記エンジンの作動を継続させる継続指示、又は、エンジンの作動を停止させる停止指示の入力を受け付け、入力された前記継続指示又は前記停止指示に従って前記エンジンを制御する、請求項1記載のエンジン制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両に備えられた表示部に、前記第2時間の経過後に前記エンジンを自動的に停止させる旨を表示させると共に、前記継続指示又は前記停止指示を入力するための入力画面を表示させる、請求項2記載のエンジン制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2時間が経過するまでに、
前記継続指示が入力された場合に前記エンジンの作動を継続させ、
前記停止指示が入力された場合、又は、前記継続指示及び前記停止指示のいずれも入力されなかった場合に、前記報知から前記第2時間の経過後に前記エンジンの作動を停止させる、請求項2又は請求項3記載のエンジン制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記継続指示が入力された場合に前記継続時間の計時をリセットし、再び前記継続時間の計時を開始する、請求項4記載のエンジン制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記自動停止モードを実行しない場合には、
前記エンジンの作動中に前記車両に対する運転操作が検出されない状態の前記継続時間を計時しない、請求項1記載のエンジン制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のエンジンを制御するエンジン制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両において、エンジンを作動させた状態で駐停車している所謂アイドリングが継続すると、排気ガスによる大気汚染等の環境への問題だけでなく、次のような問題がある。例えば、車両の停車後に、エンジンを作動させたままドライバが降車したことでアイドリングとなった場合には、車両のキーを持たない第三者であっても当該車両を発進させることができるため、車両の盗難の虞がある。また、アイドリング中の車両が、例えば、ガレージや積雪等により周囲が覆われた空間等の十分な換気を行うことができない環境下にあると、車両の乗員に一酸化炭素中毒を引き起こす虞がある。
これらの問題に鑑みて、アイドリングが所定時間以上継続した場合に、自動的にエンジンを停止させる技術が種々提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-94494号公報
特開2020-29860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような盗難や一酸化炭素中毒等を防止するために、アイドリングが所定時間以上継続した場合に自動的にエンジンを停止させることが好ましい反面、エンジンを停止させることが却って好ましくない場合もある。
例えば、冬期に換気が十分に可能な屋外で車中泊する場合には、自動的にエンジンを停止させると車室内の暖房も停止してしまうため、乗員の利便性及び快適性が著しく低下する。また、極寒冷地では、エンジンを一度停止させると、エンジンが凍結してしまい、その後再始動させることができなくなる場合があり、このような場合にも乗員の利便性及び快適性が著しく低下してしまう。
【0005】
本発明は、このような状況に対処することを課題としている。すなわち、車両の盗難や乗員の一酸化炭素中毒等を防止しながら、併せて、乗員の利便性及び快適性を確保すること等を課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明に係るエンジン制御装置は、以下の構成を具備する。
すなわち、本発明の一態様は、車両のエンジンを制御するエンジン制御装置であって、所定の条件が成立した場合に前記エンジンの作動を停止させる自動停止モードを実行可能な制御部を備え、前記制御部は、前記自動停止モードにおいて、前記エンジンの作動中に前記車両に対する運転操作が検出されない状態が継続する継続時間を計時し、前記継続時間が第1時間を超えた場合に前記エンジンの作動の継続又は停止を選択可能とする、エンジン制御装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の盗難や乗員の一酸化炭素中毒等を防止しながら、併せて、乗員の利便性及び快適性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るエンジン制御装置の概略構成を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るエンジン制御装置における制御処理の一例示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明において、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るエンジン制御装置は、車両100に搭載される車両用制御システム1の一部として機能し、車両100のエンジン5を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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