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公開番号2025176897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083278
出願日2024-05-22
発明の名称静止誘導電器及び静止誘導電器の低騒音化方法
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人サクラ国際特許事務所
主分類H01F 27/08 20060101AFI20251128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】変圧器などの静止誘導電器を、設置面積の大幅な増加を招くことなく、低騒音化することのできる静止誘導電器及び静止誘導電器の低騒音化方法を提供する。
【解決手段】鉄心及び巻線により構成された静止誘導電器本体と、前記静止誘導電器本体が収納され、気体または液体の絶縁冷却媒体の充てんされた本体タンクと、前記本体タンクの上部の中央領域に配置されたガスブロア又は液送用ポンプのいずれかと、前記本体タンクの側方に配置された放熱器と、前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプと、前記放熱器とを接続する配管と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
鉄心及び巻線により構成された静止誘導電器本体と、
前記静止誘導電器本体が収納され、気体または液体の絶縁冷却媒体の充てんされた本体タンクと、
前記本体タンクの上部の中央領域に配置されたガスブロア又は液送用ポンプのいずれかと、
前記本体タンクの側方に配置された放熱器と、
前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプと、前記放熱器とを接続する配管と、
を備えたことを特徴とする静止誘導電器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
請求項1記載の静止誘導電器であって、
前記ガスブロア又は液送用ポンプが、前記本体タンクの上部の中央領域において、前記放熱器側に寄せて配設されている
ことを特徴とする静止誘導電器。
【請求項3】
請求項1又は2記載の静止誘導電器であって、
前記放熱器が、複数列状に並べて取付けられた放熱器列を具備し、当該放熱器列の中央部に、1又は複数の冷却ファンを備えたことを特徴とする静止誘導電器。
【請求項4】
請求項1又は2記載の静止誘導電器であって、
前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプを囲う防音タンクを備えたことを特徴とする静止誘導電器。
【請求項5】
鉄心及び巻線により構成された静止誘導電器本体と、
前記静止誘導電器本体が収納され、気体または液体の絶縁冷却媒体の充てんされた本体タンクと、
前記本体タンクの上部の中央領域に配置されたガスブロア又は液送用ポンプのいずれかと、
前記本体タンクの側方に配置された放熱器と、
前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプと、前記放熱器とを接続する配管と、
を備えた静止誘導電器を用いることによって低騒音化することを特徴とする静止誘導電器の低騒音化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、静止誘導電器及び静止誘導電器の低騒音化方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
変圧器などの静止誘導電器の騒音仕様は設置場所によって異なる。特に住宅地等に近接した変電所に設置される変圧器は、近年低騒音化が強く望まれている。
【0003】
ここで、ガス絶縁変圧器の冷却装置であるガスブロアおよび冷却ファンは、媒体を、モータを使用し直接循環させるため、放熱器のような大きなスペースを必要とせず、比較的安価に冷却性能を向上させることができる。特に冷却性能の低い自然由来ガスを絶縁冷却媒体に用いた変圧器の場合、ガスブロアと冷却ファンは、冷却性能の向上に大きく貢献する重要な機器である。
【0004】
一方、これらの機器は、冷却能力の大きさに比例して大きな騒音を発生するため、ガス絶縁変圧器の騒音の主発生源となっている。なお、油入変圧器をはじめとした、絶縁油等の液体を冷却媒体とする変圧器では、ガスブロアの代わりにポンプを使用するが、冷却器の騒音が大きくなることについては、ガス絶縁変圧器と同様である。
【0005】
低騒音化を実現するためには、放熱器のような騒音を発生しない冷却装置を用いて冷却を実施する、または、防音タンクを用いて騒音を抑制する等の防音対策が必須であり、設置面積の増加が課題であった(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-86174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、従来から変圧器などの静止誘導電器においては、設置面積の大幅な増加を招くことなく、騒音対策により低騒音化することが求められていた。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたもので、変圧器などの静止誘導電器を、設置面積の大幅な増加を招くことなく、低騒音化することのできる静止誘導電器及び静止誘導電器の低騒音化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の静止誘導電器は、鉄心及び巻線により構成された静止誘導電器本体と、前記静止誘導電器本体が収納され、気体または液体の絶縁冷却媒体の充てんされた本体タンクと、前記本体タンクの上部の中央領域に配置されたガスブロア又は液送用ポンプのいずれかと、前記本体タンクの側方に配置された放熱器と、前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプと、前記放熱器とを接続する配管と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
実施形態の静止誘導電器の低騒音化方法は、鉄心及び巻線により構成された静止誘導電器本体と、前記静止誘導電器本体が収納され、気体または液体の絶縁冷却媒体の充てんされた本体タンクと、前記本体タンクの上部の中央領域に配置されたガスブロア又は液送用ポンプのいずれかと、前記本体タンクの側方に配置された放熱器と、前記本体タンクと、前記ガスブロア又は液送用ポンプと、前記放熱器とを接続する配管と、を備えた静止誘導電器を用いることによって低騒音化することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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