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公開番号
2025176517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-04
出願番号
2024082723
出願日
2024-05-21
発明の名称
熱交換器
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20251127BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】配管の接続を簡素化可能な汎用性の高い熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器は、複数の熱交換モジュールを備える。複数の熱交換モジュールのそれぞれは、一以上の第一媒体流路と、第二媒体流路とを備える。一以上の第一媒体流路は、分配構造から第一ポートを通じて流入する熱交換媒体が第一端部から第二端部に向けて第一方向に流れるように構成される。第二媒体流路は、第二ポートに接続される第一接続端部と、第一方向において第一接続端部とは反対側に位置する第二接続端部とを備える。第二接続端部は、一以上の第一媒体流路の第二端部に接続される。第二媒体流路は、一以上の第一媒体流路の第二端部からの熱交換媒体が第二接続端部から第一接続端部に向けて、第一方向とは逆方向に流れ、第二ポートを通じて合流構造に流出するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車に搭載されたバッテリと熱交換を行うための熱交換器であって、
複数の熱交換モジュールと、
入口構造と、前記複数の熱交換モジュールに接続されて、前記入口構造から流入する熱交換媒体を前記複数の熱交換モジュールに分配するように構成される分配構造と、を備える分配部と、
前記複数の熱交換モジュールに接続されて、前記複数の熱交換モジュールから流入する前記熱交換媒体を合流させるように構成される合流構造と、前記合流構造で合流した前記熱交換媒体を流し出すように構成される出口構造と、を備える流出部と、
を備え、
前記複数の熱交換モジュールのそれぞれは、
前記分配構造と接続される前記熱交換媒体の流入口として機能する第一ポートと、
前記合流構造と接続される前記熱交換媒体の流出口として機能する第二ポートと、
前記第一ポートに接続される第一端部と、第一方向において前記第一端部とは反対側に位置する第二端部とを備え、前記分配構造から前記第一ポートを通じて流入する前記熱交換媒体が前記第一端部から前記第二端部に向けて前記第一方向に流れるように構成される一以上の第一媒体流路と、
前記第一方向とは直交する第二方向において前記一以上の第一媒体流路に並列配置される第二媒体流路であって、前記第二ポートに接続される第一接続端部と、前記第一方向において前記第一接続端部とは反対側に位置する第二接続端部と、を備え、前記第二接続端部が、前記一以上の第一媒体流路の前記第二端部に接続され、前記一以上の第一媒体流路の前記第二端部からの前記熱交換媒体が前記第二接続端部から前記第一接続端部に向けて、前記第一方向とは逆方向に流れ、前記第二ポートを通じて前記合流構造に流出するように構成される第二媒体流路と、
前記熱交換媒体と前記バッテリとの間で熱交換を行うための熱交換面であって、前記一以上の第一媒体流路及び前記第二媒体流路の少なくとも一部に対応する領域に設けられた熱交換面と、
を備え、
前記複数の熱交換モジュールは、前記第二方向において並列配置される熱交換器。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記分配部及び前記流出部が一体に形成された連結部品であって、内部に前記熱交換媒体の流路を備える、前記第二方向に長尺な板状の連結部品を備え、
前記連結部品が、前記複数の熱交換モジュールの前記第一ポート及び前記第二ポートに接続される熱交換器。
【請求項3】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記複数の熱交換モジュールを、前記第二方向において相互に固定するための固定構造
をさらに備える熱交換器。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか一項記載の熱交換器であって、
前記複数の熱交換モジュールのそれぞれは、前記一以上の第一媒体流路として、前記第二方向に並列配置された複数の第一媒体流路であって、前記第二端部で互いに結合された複数の第一媒体流路を備え、前記複数の第一媒体流路を流れる前記熱交換媒体が、前記第二端部で合流し、前記第二媒体流路を通って前記第二ポートに流れるように構成される熱交換器。
【請求項5】
請求項4記載の熱交換器であって、
前記第二媒体流路は、前記複数の第一媒体流路のうちの二つの第一媒体流路の間に設けられて、前記二つの第一媒体流路の前記第二端部及び前記第二ポートに接続され、
前記第一ポートは、前記複数の第一媒体流路に共通するポートであり、
前記第二ポートは、前記第一方向において前記第一ポートより前記第二端部側で、前記二つの第一媒体流路の間に位置し、
前記複数の第一媒体流路は、前記第一ポートから前記第二ポートを避けるように分岐した流路として構成される熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動車に搭載されるバッテリの熱交換器が知られている。特許文献1には、複数の部位に対して生じる温度差を抑制するために、冷却水の抵抗が異なる複数の流路が設けられた電池システムが開示されている。この電池システムでは、車両の前側に流入部が設けられ、車両の後側に流出部が設けられる。冷却水は、タンクに蓄積され、タンクから配管(具体的にはホース)を通じて流入部に供給される。流出部から流出する冷却水は、配管を通って、タンクに戻る。このように、冷却水は、電池システム内で循環するように使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-106272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱交換媒体が循環する熱交換システムを構築するためには、熱交換器の流出部から流出する熱交換媒体を、熱交換器の流入部に戻すための配管が、熱交換器の外側に必要である。従来の熱交換システムでは、このような配管の接続に関する作業負荷及びコストが大きい。さらに言えば、熱交換器の汎用性と両立しながら、配管の接続を簡素化可能であるように熱交換器を構成する技術は、従来知られていない。
【0005】
そこで、本開示の一側面によれば、配管の接続を簡素化可能な、汎用性の高い熱交換器を提供できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面によれば、電動車に搭載されたバッテリと熱交換を行うための熱交換器が提供される。熱交換器は、複数の熱交換モジュールと、分配部と、流出部と、を備える。
【0007】
分配部は、入口構造と、分配構造と、を備える。分配構造は、複数の熱交換モジュールに接続されて、入口構造から流入する熱交換媒体を複数の熱交換モジュールに分配するように構成される。
【0008】
流出部は、合流構造と、出口構造と、を備える。合流構造は、複数の熱交換モジュールに接続されて、複数の熱交換モジュールから流入する熱交換媒体を合流させるように構成される。出口構造は、合流構造で合流した熱交換媒体を流し出すように構成される。
【0009】
複数の熱交換モジュールのそれぞれは、第一ポートと、第二ポートと、一以上の第一媒体流路と、第二媒体流路と、熱交換面と、を備える。
【0010】
第一ポートは、分配構造と接続される熱交換媒体の流入口として機能する。第二ポートは、合流構造と接続される熱交換媒体の流出口として機能する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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