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公開番号2025173273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078781
出願日2024-05-14
発明の名称処理装置、処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20251119BHJP(計算;計数)
要約【課題】 撮像画像を見ることで周囲の状況をユーザに把握させることができる使用形態の表示装置の利便性を向上させる。
【解決手段】 表示装置110は、表示装置110を装着したユーザが移動していない場合には、相対的に表示遅延が大きい背景映像とCG映像とを合成した合成映像を表示する。また、表示装置110は、表示装置110を装着したユーザが移動している場合には、相対的に表示遅延が小さい背景映像とCG映像とを合成した合成映像を表示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに装着される表示手段に対する表示を行うための処理を行う処理装置であって、
前記ユーザの視点に対応する視点で撮像された撮像画像を含む複数の画像が合成された合成画像を前記表示手段に表示させるための処理を行う表示処理手段を有し、
前記表示処理手段は、前記表示手段の移動状態に応じて、撮像から表示までの遅延時間が相対的に長い前記撮像画像が合成された第1の合成画像、または、前記遅延時間が相対的に短い前記撮像画像が合成された第2の合成画像を、前記表示手段に表示させることを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記表示処理手段は、前記表示手段が移動していない場合に前記第1の合成画像を前記表示手段に表示させ、前記表示手段が移動している場合に前記第2の合成画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記処理装置は、外部装置から前記第1の合成画像を取得する取得手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記表示手段が移動していない場合に、前記外部装置から前記第1の合成画像を取得することを特徴とする請求項3に記載の処理装置。
【請求項5】
前記処理装置は、前記第2の合成画像を生成する生成手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記表示手段が移動している場合に、前記第2の合成画像を生成することを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
【請求項7】
前記表示手段の移動状態を検出する検出手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項8】
前記表示処理手段は、前記表示手段の移動状態と、前記表示手段の位置と、に応じて、前記第1の合成画像または前記第2の合成画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項9】
前記表示処理手段は、前記表示手段が移動している場合であって、前記撮像画像に合成される画像の位置に基づいて定まる領域内に前記表示手段が位置する場合に、前記第1の合成画像を前記表示手段に表示させ、前記表示手段が移動している場合であって、前記領域内に前記表示手段が位置していない場合に、前記第2の合成画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項8に記載の処理装置。
【請求項10】
前記合成画像は、前記第1の合成画像と、前記第2の合成画像と、前記第1の合成画像と前記第2の合成画像との表示の切り替えの際に表示される第3の合成画像と、を含み、
前記第3の合成画像は、前記第1の合成画像および前記第2の合成画像の生成に使用される撮像画像に対し、撮像のタイミングが異なる前記撮像画像が合成された前記合成画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
撮像画像を見ることで周囲の状況をユーザに把握させることができる使用形態の表示装置がある。このような表示装置として、例えば、ビデオシースルーによって映像を表示するヘッドマウントディスプレイがある。また、このような表示装置に、撮像画像とCG(Computer Graphics)とを表示させる技術として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、現実空間を撮像する撮像装置に行わせる処理と、当該撮像装置とデータ通信を行うことが可能な画像処理装置に行わせる処理と、を、撮像装置と画像処理装置とのネゴシエーションによって決定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-286851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、撮像装置と画像処理装置とに負荷を分担することを目的とする技術である。特許文献1においては、撮像画像を見ることで周囲の状況をユーザに把握させることができる使用形態の表示装置の利便性を向上させることが考慮されていない。
【0005】
そこで、本開示は、撮像画像を見ることで周囲の状況をユーザに把握させることができる使用形態の表示装置の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の処理装置は、ユーザに装着される表示手段に対する表示を行うための処理を行う処理装置であって、前記ユーザの視点に対応する視点で撮像された撮像画像を含む複数の画像が合成された合成画像を前記表示手段に表示させるための処理を行う表示処理手段を有し、前記表示処理手段は、前記表示手段の移動状態に応じて、撮像から表示までの遅延時間が相対的に長い前記撮像画像が合成された第1の合成画像、または、前記遅延時間が相対的に短い前記撮像画像が合成された第2の合成画像を、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、撮像画像を見ることで周囲の状況をユーザに把握させることができる使用形態の表示装置の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
表示装置および情報処理装置の構成の一例を示す図である。
表示装置および情報処理装置の接続構成を示す図である。
第1の映像表示処理を示す図である。
第2の映像表示処理を示す図である。
表示装置の動作全体の流れの第1の例を示すフローチャートである。
表示装置の動作全体の流れの第2の例を示すフローチャートである。
背景映像およびCG映像の表示順の第1の例を示す図である。
背景映像およびCG映像の表示順の第2の例を示す図である。
第1の映像表示切替処理の一例を示す図である。
第2の映像表示切替処理の一例を示す図である。
表示装置の動作全体の流れの第3の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態を説明する。
本実施形態では、ユーザに装着される表示装置が、ヘッドマウントディスプレイである場合を例示する。ヘッドマウントディスプレイは、カメラと、ディスプレイと、を有する。カメラによって撮像されたヘッドマウントディスプレイの周囲の映像は、ディスプレイに表示される。ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザは、その映像を見ることで周囲の状況を把握することができる。以下の説明では、カメラによって撮像された撮像画像を背景映像とも称する。また、本実施形態では、背景映像と合成される画像がCGである場合を例示する。以下の説明では、背景映像と合成される画像をCG映像とも称する。CG映像は、背景映像に映し出される現実空間に対応する仮想空間の画像として背景映像に合成される。また、背景映像とCG映像とが合成された画像を合成映像とも称する。尚、本実施形態では、撮像画像および合成画像が、動画像である場合を例示する。
【0010】
また、本実施形態では、ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザが移動していない場合(換言するとヘッドマウントディスプレイが移動していない場合)には、第1の映像表示処理が行われる場合を例示する。第1の映像表示処理が行われると、背景映像の表示遅延は大きいが、背景映像とCG映像との合成精度は高い合成映像が表示される。尚、背景映像の表示遅延は、例えば、背景映像が撮像されるタイミングと、当該背景映像(当該背景映像を用いた合成映像)が表示されるタイミングと、の時間差により生じる。この時間差またはこの時間差に比例する時間が背景映像の遅延時間となる。
(【0011】以降は省略されています)

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