TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025172593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2024078188
出願日
2024-05-13
発明の名称
家畜舎用鳥忌避装置および家畜舎
出願人
山陰パナソニック株式会社
代理人
個人
主分類
A01M
29/10 20110101AFI20251118BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】家畜自体に与えるストレスを考慮して設計可能な、家畜舎の鳥よけ用のレーザー照射技術を提供すること。
【解決手段】
25m以上の照射距離を有する所定波長のレーザー光を発振する発振モジュール15と、照射先にて幾何模様を形成するように、発振されたレーザー光を変形し、幾何模様の形状を変更する制御をおこなう変形制御部16と、を具備したことを特徴とする家畜舎用鳥忌避装置(レーザー装置)1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
25m以上の照射距離を有する所定波長のレーザー光を発振する発振部と、
照射先にて幾何模様を形成するように、発振されたレーザー光を変形する変形部と、
幾何模様の形状を変更する制御をおこなう形状制御部と、
を具備したことを特徴とする家畜舎用鳥忌避装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
レーザー光は、可視光域に加えて紫外域も発振する光源構成とすることを特徴とする請求項1に記載の家畜舎用鳥忌避装置。
【請求項3】
紫外域のレーザー光の出力強度を、可視光域のレーザー光の出力強度より大きくしたことと特徴とする請求項2に記載の家畜舎用鳥忌避装置。
【請求項4】
発振部を収容した筐体の仰角ないし俯角と方位角とを変える駆動部と、
駆動部を制御してレーザー光の出射方向を変更する駆動制御部と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の家畜舎用鳥忌避装置。
【請求項5】
家畜舎が牛舎、忌避対象がカラスであって、
家畜舎内の総ての場所が、最も近い家畜舎用鳥忌避装置から25m以内にあるように、請求項1~4のいずれか一つに記載の家畜舎用鳥忌避装置を単数または複数個配置したことを特徴とする家畜舎。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、家畜舎用鳥忌避装置および家畜舎に関し、特に、カラスの牛舎への侵入排除に好適な家畜舎用鳥忌避装置および家畜舎に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、牛、馬、豚、鶏等の家畜舎では、鳥が侵入してくることがあった。例えば牛舎などでは、開放型とすることもあり、カラスなどの大型の鳥も容易に侵入してくる。
【0003】
特にカラスの場合には、家畜用の餌をついばむだけでなく、牛の乳房や首などを口でつつき、出血させてしまうこともある。
したがって、牛にとってはストレスとなり、肥育牛であれば肥育状態を損ね、乳牛であれば搾乳に直接の障害となってしまう。仔牛ににあっては発育不良を招来してしまう。
カラスでなくとも、スズメでも鳩でも、近づいたり背中に乗ったりすることは、同様に牛へのストレスとなる。
【0004】
このような鳥よけの方法としては、網やかかし、目玉様の風船といった物による忌避のほか、音による忌避、光による忌避がある。特に、光による忌避としては、反射率の高いリボンを張りわたす等が旧来から知られているが、近年ではレーザー光を用いた忌避が知られている。
【0005】
たとえば、文献1には、回折格子を用いてレーザー光を散らばらせるもしくは位置を変化させる技術が開示されている。
また、文献2には、レーザー光の照射方向を調整し、また、レーザー波長の変更を、対象となる鳥害獣に応じて変更する技術が開示されている。
また、文献3には、害鳥の侵入を検知した場合に、検知位置に向かって、日中には緑、夜間であれば赤色のレーザー光を所定時間発振させ、のち自動停止させる装置が開示されている。
【0006】
しかしながら、従来技術では、実際の家畜舎の大きさを考慮せず、漫然とレーザー光を発振したり、形状変形したり、追従照射させたりするだけであり、家畜自体へレーザー光が与えてしまうストレスを考慮した光源の設計をしたものでなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特願2019-156977
登録実用新案第3212816号
登録実用新案第3205752号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、家畜自体に与えるストレスを考慮して設計可能な、家畜舎の鳥よけ用のレーザー照射技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の家畜舎用鳥忌避装置は、25m以上の照射距離を有する所定波長のレーザー光を発振する発振部と、照射先にて幾何模様を形成するように、発振されたレーザー光を変形する変形部と、幾何模様の形状を変更する制御をおこなう形状制御部と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
すなわち、請求項1にかかる発明は、実際の家畜舎の大きさを考慮した照射距離を有し、過度に照射エネルギーを高めず、かつ、実効的な照射強度をいずれの場所も下回ることのない、そのようなレーザー光を用い、動的に形状を変更して慣れをなくし持続性の高い鳥への忌避効果を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
蠅捕獲器
1か月前
個人
釣り用錘
18日前
個人
草刈り鋏
1か月前
個人
平板植栽
1日前
個人
噴霧器ノズル
16日前
個人
蜜蜂保護装置
29日前
個人
種子の製造方法
1か月前
個人
草刈機用回転刃
1か月前
個人
昆虫捕集器
1か月前
株式会社剛樹
釣り竿
14日前
個人
可動リップ付きルアー
21日前
個人
餌付き針の餌取り防止具
24日前
株式会社ナベル
表示システム
24日前
個人
四足動物用装着具
1か月前
井関農機株式会社
圃場作業機
21日前
個人
ブルーカーボンシステム
21日前
有限会社信英精密
括り罠
8日前
井関農機株式会社
苗移植機
8日前
みのる産業株式会社
除草機
24日前
松山株式会社
収穫機
21日前
松山株式会社
収穫機
21日前
みのる産業株式会社
除草機
24日前
株式会社オーツボ
海苔箱船
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社アテックス
芝草の刈取装置
7日前
株式会社中村工務店
潅水装置
1日前
個人
自閉式「洗濯バサミ型」虫捕獲器
8日前
松山株式会社
草刈作業機
29日前
株式会社シマノ
釣糸ガイド
21日前
株式会社シマノ
釣糸ガイド
21日前
株式会社エヌエスシー
鳥害防止装置
8日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社スズテック
播種装置
1か月前
株式会社三生
足括り罠
1か月前
株式会社クボタ
移植機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る