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公開番号2025172495
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024078031
出願日2024-05-13
発明の名称営業支援システム
出願人山洋電気株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20251118BHJP(計算;計数)
要約【課題】展示会の情報を展示会の後の営業に役立てることのできる、営業支援システムを提供する。
【解決手段】営業支援システム1は、展示商品情報と、展示位置情報と、説明員と展示会の来場者との会話を含む臨場データと、臨場データを取得した時の説明端末3の位置を示す臨場位置情報と、が記録された記録部22と、営業員の操作する営業端末4と通信可能な処理装置21と、を含む。処理装置21は、営業員の操作する営業端末4から対象商品の商品情報を取得し、商品情報と展示商品情報と臨場位置情報とに基づき、営業対象に合致する展示商品が展示された位置に近い位置で録音された一つ以上の臨場データを特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の異なる種類の商品を展示して説明員が説明する展示会の後、展示会で得られた情報に基づき当該商品について営業を行う営業員を支援する営業支援システムであって、
前記営業支援システムは、
展示会に展示される展示商品を示す展示商品情報と、
前記展示商品が展示会のどこに展示されていたかを示す展示位置情報と、
展示会の説明員が携帯していた説明端末で録音した、説明員と展示会の来場者との会話を含む臨場データと、
前記臨場データを取得した時の前記説明端末の位置を示す臨場位置情報と、が記録された記録部と、
営業員の操作する営業端末と通信可能な処理装置と、を含み、
前記処理装置は、
営業員の操作する営業端末から、営業対象である対象商品の商品情報を取得し、
前記商品情報と前記展示商品情報と前記臨場位置情報とに基づき、前記営業対象に合致する前記展示商品が展示された位置に近い位置で録音された一つ以上の前記臨場データを特定する、営業支援システム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記処理装置は、
前記営業端末から、前記対象商品の前記商品情報を取得し、
前記商品情報に合致する前記展示商品情報を特定し、
前記展示位置情報と前記臨場位置情報とに基づき、特定した前記展示商品が展示された位置に近い位置で録音された一つ以上の前記臨場データを特定し、
特定した一つ以上の前記臨場データを前記営業端末へ出力する、請求項1に記載の営業支援システム。
【請求項3】
前記記録部には、
前記臨場データと前記臨場位置情報とが、各々を取得した時の時刻情報を介して対応付けて記録され、
前記臨場位置情報と前記展示位置情報とに基づきその時刻の前記臨場データがいずれの前記展示商品に関連したものかを特定したタグ情報が、前記臨場データに関連付けて記録され、
前記処理装置は、
営業員の操作する営業端末から、前記対象商品の前記商品情報を取得し、
前記商品情報に合致する前記展示商品情報を示す前記タグ情報が付された前記臨場データを、前記営業端末へ出力する、請求項1に記載の営業支援システム。
【請求項4】
前記展示位置情報は、各々の前記展示商品の展示領域を示し、
前記処理装置は、特定の前記展示商品の前記展示領域内で取得した前記臨場データをその前記展示商品に関連付けて記録する、請求項1に記載の営業支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、営業支援システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1のように展示会の情報を収集することが試みられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-232511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら本発明者は、このように展示会で収集した情報は、展示会の後に有効に活用されにくいことに注目した。そこで本発明者は、展示会における顧客とのコミュニケーション情報を、臨場感を含めて引継ぎ、展示会の後の受注確度を向上させる仕組みを構築すれば、展示会の費用対効果を高めることができると考えた。
本発明は、展示会の情報を展示会の後の営業に役立てることのできる、営業支援システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面に係る営業支援システムは、
複数の異なる種類の商品を展示して説明員が説明する展示会の後、展示会で得られた情報に基づき当該商品について営業を行う営業員を支援する営業支援システムであって、
前記営業支援システムは、
展示会に展示される展示商品を示す展示商品情報と、
前記展示商品が展示会のどこに展示されていたかを示す展示位置情報と、
展示会の説明員が携帯していた説明端末で録音した、説明員と展示会の来場者との会話を含む臨場データと、
前記臨場データを取得した時の前記説明端末の位置を示す臨場位置情報と、が記録された記録部と、
営業員の操作する営業端末と通信可能な処理装置と、を含み、
前記処理装置は、
営業員の操作する営業端末から、営業対象の対象商品の商品情報を取得し、
前記商品情報と前記展示商品情報と前記臨場位置情報とに基づき、前記営業対象に合致する前記展示商品が展示された位置に近い位置で録音された一つ以上の前記臨場データを特定する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、展示会の情報を展示会の後の営業に役立てることのできる、営業支援システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の実施形態に係る営業支援システムのブロック図である。
図2は、展示会において臨場データを取得する際に営業支援システムが実行するフローチャートである。
図3は、展示ブースに商品A,B,Cが展示されている様子を示している。
図4は、展示会で説明員と顧客が移動する様子を示した図である。
図5は、図4のように状況が推移した時に取得した時刻、臨場データ、臨場位置情報、タグ情報、話題ポイントの各々の関係性を示している。
図6は、営業端末に各種情報を出力する際に営業支援サーバにより実行されるフローチャートである。
図7は、営業端末の表示部に表示される画面の一例である。
図8は、営業端末の表示部に表示される画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された構成と同一の参照番号を有する構成については、説明の便宜上、その説明は省略する。
【0009】
展示会で展示した商品が顧客に購入されるまでには、一般的に以下のような流れになることが多い。まず、メーカーやサービス提供会社など自社の商品を販売する事業主は、展示会に自社の商品を展示して自社の商品をアピールする。この際には、自社が取り扱う複数の種類の商品を展示することがある。このような展示会に出展した際に、事業主は説明員を展示会に派遣して、展示商品を見に来た顧客に展示商品の説明を説明員にさせる。その後、事業主は営業員を顧客のもとに派遣して営業員に顧客と展示商品の販売契約を行わせる。
【0010】
しかしながら説明員が展示会で顧客に展示商品を買ってもらえそうな雰囲気になったとしても、説明員と顧客とのやり取りを営業員が把握しておらず、販売契約の機会を逸してしまう場合がある。あるいは、展示会での説明員と顧客とのやり取りが営業員に伝わっておらず、販売契約がスムーズに進まない場合もある。特に会話の中で顧客が乗り気になっている状況は、文章や口頭での説明などでは説明員から営業員に伝えきれないが、こういったその場での雰囲気を含む臨場感といった情報こそが営業員にとって有益な情報であったりもする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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