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公開番号
2025171975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025066613
出願日
2025-04-15
発明の名称
電池及び電気装置
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
50/566 20210101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱伝導経路を増加し、電池の放熱効率を向上させることができる電池及び電気装置を提供する。
【解決手段】
本発明の電池は、ケース及び蓋板を含み、前記ケースの軸方向に沿った一端には開口が設けられ、前記蓋板は前記開口を密閉するハウジング部材と、前記ケースの内腔に設けられ、前記蓋板に面する一端には、タブが設けられる電極部材と、を含み、前記タブは前記蓋板に電気的に接続され、且つ前記タブと前記蓋板との間には第1熱伝導構造と第2熱伝導構造が含まれ、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記蓋板の径方向に沿って間隔をあけて配置され、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記電極部材で発生した熱を前記蓋板に伝達する。本発明の電池は、蓋板と電極部材の間に少なくとも2つの熱伝導構造を有し、熱伝導経路が増加し、電池の放熱効率を向上させることができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース及び蓋板を含み、前記ケースの軸方向に沿った一端には開口が設けられ、前記蓋板は前記開口を密閉するハウジング部材と、
前記ケースの内腔に設けられ、前記蓋板に面する一端には、タブが設けられる電極部材と、
を含み、
前記タブは前記蓋板に電気的に接続され、且つ前記タブと前記蓋板との間には第1熱伝導構造と第2熱伝導構造が含まれ、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記蓋板の径方向に沿って間隔をあけて配置され、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記電極部材で発生した熱を前記蓋板に伝達することを特徴とする電池。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記蓋板は前記電極部材の一側に突出するボスを含み、前記ボスの外径は前記ケースの内径に対応し、前記ボスは前記開口に埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の電池。
【請求項3】
集電板を更に含み、前記集電板がそれぞれ前記蓋板及び前記タブに溶接され、前記集電板及び前記蓋板の溶接個所が前記第1熱伝導構造を構成することを特徴とする請求項2に記載の電池。
【請求項4】
前記第2熱伝導構造が前記集電板及び前記蓋板とそれぞれ熱的に接触することを特徴とする請求項3に記載の電池。
【請求項5】
前記第2熱伝導構造は前記集電板及び前記蓋板の少なくとも1つに固定的に接続されることを特徴とする請求項3に記載の電池。
【請求項6】
前記第2熱伝導構造と前記集電板が一体に形成されることを特徴とする請求項5に記載の電池。
【請求項7】
前記第2熱伝導構造は、熱伝導性接着剤、熱伝導性パッド及び金属部材のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の電池。
【請求項8】
前記第2熱伝導構造の熱伝導率係数tが、t>20W/mKの範囲にあることを特徴とする請求項7に記載の電池。
【請求項9】
前記ボスは前記蓋板の辺縁に形成され、リング状ボスであり、前記集電板の中部領域は前記蓋板と溶接されて前記第1熱伝導構造を形成することを特徴とする請求項3~6のいずれか一項に記載の電池。
【請求項10】
前記第2熱伝導構造が前記ボスの径方向内側に位置し、前記第2熱伝導構造と前記第1熱伝導構造との径方向の距離が5mmよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の電池。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池技術の分野に関し、特に電池及び電気装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
社会経済の発展に伴い、新エネルギー車両、通信基地局、エネルギー貯蔵コンテナなど、益々多くの電気機器がエネルギー貯蔵及び供給装置として電池を採用している。
【0003】
現在の電池設計は、高エネルギー密度と高出力を追求することが多く、電流出力が大きい時により多くの熱が発生し、電極部材と外部冷却部材の間の放熱チャネルが少ないため、電池内部に熱が集中し、電池の安全性能に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記問題に鑑み、本発明は、蓋板と電極部材との間に少なくとも2つの熱伝導構造を配置することにより、熱伝導経路を増加し、電池の放熱効率を向上させることができる電池及び電気装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ケース及び蓋板を含み、前記ケースの軸方向に沿った一端には開口が設けられ、前記蓋板は前記開口を密閉するハウジング部材と、前記ケースの内腔に設けられ、前記蓋板に面する一端には、タブが設けられる電極部材と、を含み、前記タブは前記蓋板に電気的に接続され、且つ前記タブと前記蓋板との間には第1熱伝導構造と第2熱伝導構造が含まれ、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記蓋板の径方向に沿って間隔をあけて配置され、前記第1熱伝導構造と前記第2熱伝導構造は前記電極部材で発生した熱を前記蓋板に伝達する電池を提供する。
【0006】
いくつかの実施形態において、前記蓋板は前記電極部材の一側に突出するボスを含み、前記ボスの外径は前記ケースの内径に対応し、前記ボスは前記開口に埋め込まれる。
【0007】
いくつかの実施形態において、集電板を更に含み、前記集電板がそれぞれ前記蓋板及び前記タブに溶接され、前記集電板及び前記蓋板の溶接個所が前記第1熱伝導構造を構成する。
【0008】
いくつかの実施形態において、前記第2熱伝導構造が前記集電板及び前記蓋板とそれぞれ熱的に接触する。
【0009】
いくつかの実施形態において、前記第2熱伝導構造は前記集電板及び前記蓋板の少なくとも1つに固定的に接続される。
【0010】
いくつかの実施形態において、前記第2熱伝導構造と前記集電板が一体に形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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