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公開番号2025171889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024097746
出願日2024-05-10
発明の名称土石類(セラミックス)と良導体の混合物による化学反応を利用したエネルギー相互変換発電法
出願人パテントフレア株式会社
代理人
主分類H02N 11/00 20060101AFI20251113BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】従来の発電装置又は電池などの電源は、「装置外部からのエネルギーや作用物質の供給」又は「装置内部の作用物質消耗による交換」を伴わなければ、永続的に電気エネルギーを発生させることは、できなかった。
【解決手段】電気エネルギーと熱エネルギーの相互交換作用という物質特性を有する土石類(セラミックス)と、銅、アルミなどの導電性の高い金属、又は炭素同素体などの炭素系良導体を、粉末状又は、溶液状に加工して適切な量と比率で混合する。
この混合物を発電装置内に封入し、一時的に外部電源から通電する、又は外部熱源から加熱すると、当該混合物は、装置内で発電と発熱が同時に起こる状態となる。
この「土石類(セラミックス)と良導体の混合物」の化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用する発電方法によって課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
土石類(セラミックス)は、碍子など送電線の絶縁性器具に使用されるように、絶縁性が高く電気を通しにくいが、全く電気を通さないわけではない。
電気抵抗が大きいため、電流を流すと(電圧をかけると)電気エネルギーが熱エネルギーに変換されやすい(ジュール熱変換率が高い)電気エネルギーを熱エネルギーに変換するということは、エネルギー相互変換作用により、熱エネルギーを電気エネルギーに変換するということである。
これを焦電効果(ピロ効果)という。
これは、土石類(セラミックス)には、電気エネルギーと熱エネルギーの相互変換作用があるということである。
この焦電効果を持つ土石類(セラミックス)と、銅、アルミなどの導電性の高い金属、又は炭素同素体などの炭素系良導体を、粉末状又は、溶液状に加工して適切な量と比率で、構成物質に偏りが無いように混ぜ合わせる。
(対象となる物質の化学組成が同等であれば、固体、液体などの状態は限定されない)
この混合物を、発電装置内に封入し、一時的に外部電源から電気エネルギーを供給(通電)、又は外部熱源から熱エネルギーを供給(加熱)する。
すると、当該混合物は、装置内で発熱と発電が同時に起こる状態(電気エネルギーと熱エネルギーの相互変換が行われている状態)となる。
この「土石類(セラミックス)と良導体の混合物」の化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用して発電する方法。
この発電機能を有する混合物が、電動輸送機関、電動機械、電化製品の電源として装備される際、固体、液体などの状態は、限定されない。又、混合物が封入される発電装置(電池など)外枠の形状、材質も限定されない、さらに混合物は、発電装置内に封入される必要もない。
溶液化された混合物を、塗料のように電化製品などの内部に直接塗布して、電線、回路などと接続し、使用する場合も含まれる。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した発電装置、電源。
【請求項3】
請求項1に記載の方法を使用した加熱装置、熱源。
【請求項4】
請求項2、請求項3に記載の装置を使用した装置、設備。
【請求項5】
請求項4に記載の装置、設備を使用した役務、事業。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、土石類(セラミックス)の物質特性(焦電効果、ピロ効果)を、利用した応用技術に関する。
続きを表示(約 680 文字)【背景技術】
【0002】
第2熱力学の法則応用技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の発電装置、又は電池などの電源は、「装置外部からのエネルギーや作用物質の供給」又は、「装置内部の作用物質消耗による交換」を伴わなければ、永続的に電気エネルギーを発生させることができないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題に対して、電気エネルギーと熱エネルギーの相互変換作用という物質特性を有する土石類(セラミックス)と、銅、アルミなどの導電性の高い金属、又は炭素同素体などの炭素系良導体を、粉末状、又は溶液状に加工して適切な量と比率で、構成物質の偏りが無いように混ぜ合わせる。
(対象となる物質の化学組成が同等であれば、固体、液体などの状態は限定されない)
この混合物を、発電装置内に封入し、一時的に外部電源から電気エネルギーを供給(通電)する、又は外部熱源から熱エネルギーを供給(加熱)する。
すると、当該混合物は装置内で発熱と発電が同時に起こる状態(電気エネルギーと熱エネルギーの相互変換が行われている状態)となる。
この「土石類(セラミックス)と良導体の混合物」の化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用して発電する方法によって、従来の発電装置又は、電池などの電源が持っていた課題を解決する。
又、この方法を用いることで、発電装置(電源)だけでなく、加熱装置(熱源)としても応用できる。

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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