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公開番号
2025171831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077537
出願日
2024-05-10
発明の名称
真空包装機のシール用ヒーター
出願人
株式会社TOSEI
代理人
個人
,
弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類
B65B
51/10 20060101AFI20251113BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】波型ヒーターの長手方向の両側端面に平坦部を設けた真空包装機のシール用ヒーターを提供する。
【解決手段】実施形態の真空包装機のシール用ヒーターは、真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロック又は下側シールブロック70のシール面に取り付けられるシール用ヒーター100であって、短手方向の断面が波型に形成された波型部110と、前記波型部110の外側の長手方向に形成された平坦部120a、120bと、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロック又は下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、
短手方向の断面が波型に形成された波型部と、
前記波型部の外側の長手方向に形成された平坦部と、
を有することを特徴とする真空包装機のシール用ヒーター。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロックおよび下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、
上下2つのシール用ヒーターは、
短手方向の断面が波型に形成された波型部と、
前記波型部の外側の長手方向に形成された平坦部と、
をそれぞれ有し、
シール時には上下の前記波型部同士が対向した状態で包装袋の先端開口部を挟んで通電されることを特徴とする真空包装機のシール用ヒーター。
【請求項3】
真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロック又は下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、
短手方向の断面が波型に形成された波型部と、
前記波型部の長手方向の両側に形成された第1平坦部と、
前記波型部の短手方向の両側に形成された第2平坦部と、
を有することを特徴とする真空包装機のシール用ヒーター。
【請求項4】
真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロックおよび下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、
上下2つのシール用ヒーターは、
短手方向の断面が波型に形成された波型部と、
前記波型部の長手方向の両側に形成された第1平坦部と、
前記波型部の短手方向の両側に形成された第2平坦部と、
をそれぞれ有し、
シール時には上下の前記波型部同士が対向した状態で包装袋の先端開口部を挟んで通電されることを特徴とする真空包装機のシール用ヒーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、真空包装機のシール用ヒーターに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
食品などの被包装物を包装する方法の一つとして真空包装が知られている。真空包装は、真空包装機のチャンバー内に被包装物を入れた包装袋(ビニール袋等)を収容し、チャンバー内を減圧して包装袋内の空気を脱気する。その脱気工程の完了と共に、包装袋の先端開口部(被包装物投入口)を上下のシールブロックで挟み、例えば下シールブロックに取り付けられるヒーター線に通電して、先端開口部を溶着封止する。封止工程が完了すると、チャンバー内を大気に戻して、真空包装が完了した包装袋を取り出す仕様である。
【0003】
このヒーター線には主にニクロム線に電流を流し、そのジュール熱により包装袋を溶着封止するインパルスシール方式が多用されている。そのヒーター線の形状は、フラットタイプと波型タイプとがある。
【0004】
波型ヒーター線の製造方法は、フラットヒーターの上下方向に溝の付いたプーリーを圧接させることで波型ヒーター線に加工が施される。この波型加工において、従来方法では、ヒーター線の長手方向の両端にエッジが出来やすい。このエッジは、長手方向の波端が突起となって、包装袋を溶着封止する際、包装袋に過度な圧力集中と温度集中を招き、封止部端部において包装袋が「ちぎれやすい」或いは「穴が開く」といった問題があった。
またこのエッジ問題は、厚手または折りしにより溶着封止部が多重となる包装袋を溶着封止するのに適している「上下ヒーター方式」において、上下共にエッジが出来ることからより顕著な問題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平5-68810号公報
特開2007-39050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、波型ヒーターの長手方向の両側端面に平坦部を設けた真空包装機のシール用ヒーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1実施形態の真空包装機のシール用ヒーターは、真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロック又は下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、短手方向の断面が波型に形成された波型部と、前記波型部の外側の長手方向に形成された平坦部と、を有することを特徴とする。
【0008】
第2実施形態の真空包装機のシール用ヒーターは、真空包装機のチャンバー内に設けられる上側シールブロック又は下側シールブロックのシール面に取り付けられるシール用ヒーターであって、短手方向の断面が波型に形成された波型部と、前記波型部の長手方向の両側に形成された第1平坦部と、前記波型部の短手方向の両側に形成された第2平坦部と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のシール用ヒーターが実装される真空包装機の概略構成を示す図である。
(a)は第1実施形態のシール用ヒーターを伸ばした状態の形状を示し、同(b)はシール時の形状を示す図である。
第1実施形態の下側シールブロックの外観形状を示す図である。
第1実施形態の下側シールブロックの分解図である。
実施形態のシール用ヒーターを製造するための圧接機の一部の形状を示す図である。
(a)は第1実施形態の2つの波型シール用ヒーターを重ね合わせた形態(上下ヒーター方式)を示し、同(b)はそのシール時の形状を示す図である。
(a)は第2実施形態のシール用ヒーターを伸ばした状態の形状を示し、同(b)はシール時の形状を示す図である。
(a),(b)は、第2実施形態の2つの波型シール用ヒーターを重ね合わせた形態(上下ヒーター方式)を示し、(c)はそのシール時の形状を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態のシール用ヒーターについて図面を参照して説明する。
図1は、実施形態のシール用ヒーターが実装される真空包装機の概略構成を示す図である。
図1に示すように、真空包装装置10は、下側の基台20と、その上側のチャンバー30とで構成され、例えば箱型で上面がドーム形状となっている。チャンバー30は、蓋部となる取っ手(不図示)付きのアッパーチャンバー40と底部のロアーチャンバー50とで構成される。後方にヒンジ部60を有するアッパーチャンバー40がロアーチャンバー50に閉じられると、真空包装用のチャンバー30が内部に形成される。ロアーチャンバー50は、例えばステンレス等で構成されている。基台20には、真空ポンプPや各種電磁弁、制御基板等が内蔵されている。また基台30の前面には、操作パネルが設けられ、後面には電源コードが接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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