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公開番号
2025171541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076991
出願日
2024-05-10
発明の名称
進捗管理システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約
【課題】広範囲の工事の進捗情報をリアルタイムに継続して収集することが可能な進捗管理システム、進捗管理方法、及び進捗管理プログラムを提供する。
【解決手段】本開示に係る進捗管理システム100は、構造物を含む現場を仮想空間に再現するための仮想空間情報を記憶する仮想空間情報記憶部22と、構造物を構成する構成要素の構成要素情報を記憶する構成要素記憶部23と、現場に配置されるクレーン1のうちの旋回可能な部分に設けられてクレーン周囲情報を取得する3次元計測器2及び撮像装置3と、仮想空間情報とクレーン周囲情報との差分情報を特定する差分特定部24と、構成要素記憶部23に記憶される構成要素情報のうち、差分特定部24で特定された差分情報に対応する構成要素を、仮想空間情報記憶部22に記憶される仮想空間情報に反映させる反映部26と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
工事の進捗情報を管理する進捗管理システムであって、
構造物を含む現場を仮想空間に再現するための3次元情報である仮想空間情報を記憶する仮想空間情報記憶部と、
前記構造物を構成する構成要素の情報である構成要素情報を記憶する構成要素記憶部と、
前記現場に配置されるクレーンのうちの旋回可能な部分に設けられて、前記クレーンの周囲の情報であるクレーン周囲情報を取得するクレーン周囲情報取得部と、
前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報と前記クレーン周囲情報取得部で取得された前記クレーン周囲情報とに基づいて、前記仮想空間情報と前記クレーン周囲情報との差分情報を特定する差分特定部と、
前記構成要素記憶部に記憶される前記構成要素情報のうち、前記差分特定部で特定された前記差分情報に対応する構成要素を、前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報に反映させる反映部と、を備える
ことを特徴とする進捗管理システム。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記差分特定部で特定された前記差分情報と前記構成要素記憶部に記憶される前記構成要素情報とに基づいて、前記差分情報が示す要素が前記構造物の前記構成要素であるか否かを判定する判定部を備え、
前記反映部は、前記差分情報が示す要素について前記判定部が前記構造物の前記構成要素であると判定した場合に、前記差分情報に対応する前記構成要素を、前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報に反映させる
ことを特徴とする請求項1に記載の進捗管理システム。
【請求項3】
前記クレーン周囲情報取得部が取得する前記クレーン周囲情報は、前記クレーンの周囲の3次元情報である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の進捗管理システム。
【請求項4】
前記クレーン周囲情報取得部が取得する前記クレーン周囲情報は、前記クレーンの周囲の画像情報である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の進捗管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、進捗管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建設工事の工程管理を支援する工程管理支援システムが開示されている。この工程管理支援システムは、施工前にコンピュータ上で構築される構造物の3次元形状モデルと、施工中の構造物を測量して生成した3次元点群データとを利用して、建方完了もしくは未完の自動判定を行う。3次元点群データを生成するために建物を測量する測量手段として、3Dレーザースキャナやステレオカメラ式測距計、ミリ波レーダ、またはLiDARなどが例示されている。地上設置型の測量手段を採用する場合、工区やフロア(階)ごとにあらかじめ測定点を設定しておき、測量手段を各測定点に据え付けて、定期的に測量を実施する。ドローン搭載型の測量手段を採用する場合は、いわゆる航空レーザー測量により、定期的に上空から施工中の建物を定期的に測量する。移動車搭載型の測量手段を採用する場合には、車などの移動体により施工中の建物内を定期に巡回しながら測量する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-160107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の工程管理支援システムでは、3次元点群データを生成するために、測量手段を用いて建物を測量する。
【0005】
しかし、地上設置型の測量手段を採用する場合、設置した場所の進捗情報しか管理できないので、広範囲における場所の進捗情報を管理するためには、測量手段を複数の箇所に設置する必要が生じる。このため、複数の測量手段を必要とするので、測量手段自体の管理が煩雑になる可能性があり、コストも増大する。
【0006】
また、ドローン搭載型の測量手段を採用する場合、測量手段を搭載するドローンの操作を熟知した人員が必要となるので、人員コストが増大する。また、ドローンにはバッテリー容量による飛行時間に制限があり、強風や悪天候にも弱いので、リアルタイムに継続して工事の進捗情報を収集することが難しい。
【0007】
また、移動車搭載型の測量手段を採用する場合も、測量手段を搭載する車両を操作するための人員が必要となる。また、施工中の建物内を定期に巡回しながら測量するので、リアルタイムに継続して工事の進捗情報を収集することが難しい。
【0008】
そこで、本開示は、広範囲の工事の進捗情報をリアルタイムに継続して収集することが可能な進捗管理システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、工事の進捗情報を管理する進捗管理システムであって、構造物を含む現場を仮想空間に再現するための3次元情報である仮想空間情報を記憶する仮想空間情報記憶部と、前記構造物を構成する構成要素の情報である構成要素情報を記憶する構成要素記憶部と、前記現場に配置されるクレーンのうちの旋回可能な部分に設けられて、前記クレーンの周囲の情報であるクレーン周囲情報を取得するクレーン周囲情報取得部と、前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報と前記クレーン周囲情報取得部で取得された前記クレーン周囲情報とに基づいて、前記仮想空間情報と前記クレーン周囲情報との差分情報を特定する差分特定部と、前記構成要素記憶部に記憶される前記構成要素情報のうち、前記差分特定部で特定された前記差分情報に対応する構成要素を、前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報に反映させる反映部と、を備える。
【0010】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の進捗管理システムであって、前記差分特定部で特定された前記差分情報と前記構成要素記憶部に記憶される前記構成要素情報とに基づいて、前記差分情報が示す要素が前記構造物の前記構成要素であるか否かを判定する判定部を備え、前記反映部は、前記差分情報が示す要素について前記判定部が前記構造物の前記構成要素であると判定した場合に、前記差分情報に対応する前記構成要素を、前記仮想空間情報記憶部に記憶される前記仮想空間情報に反映させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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