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公開番号2025168315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2025072267
出願日2025-04-24
発明の名称鞍乗型シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B62J 1/12 20060101AFI20251030BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ヘルメットの寿命が短くなることを抑制する。
【解決手段】車両に用いられる鞍乗型シート2は、乗員が着座可能な第2着座部24の座面に設けられ、ヘルメットを載置可能な載置部24aを備える。載置部24aは、起立した状態でヘルメットを支持可能なヘルメット支持部3と、ヘルメット支持部3を座面の中に収納可能な収納部5と、を有し、ヘルメット支持部3は、起立位置と収納部5に収納された収納位置との間を移動可能に構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鞍乗型車両に用いられる鞍乗型シートにおいて、
ユーザが着座可能な座面に設けられ、ヘルメットを載置可能な載置部を備え、
前記載置部は、起立した状態で前記ヘルメットを支持可能なヘルメット支持部と、前記ヘルメット支持部を座面の中に収納可能な収納部と、を有し、
前記ヘルメット支持部は、起立位置と前記収納部に収納された収納位置との間を移動可能に構成されることを特徴とする鞍乗型シート。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記収納部は、前記ヘルメット支持部を収納した状態で露出する前記ヘルメット支持部の上面が座面と同一平面上に位置するように設けられることを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項3】
請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記ヘルメット支持部は、可撓性材料を含んで形成されることを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項4】
請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記ヘルメット支持部は、起立した状態での上部が前記ヘルメットの内装に沿うように湾曲状に形成されることを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項5】
請求項4に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記ヘルメット支持部は、前記ヘルメットを支持可能なヘルメット支持体と、前記ヘルメット支持体を前記起立位置と前記収納位置との間を回動可能に支持する回動支持部と、前記ヘルメット支持体を前記起立位置および前記収納位置の少なくとも一方で固定可能なロック部と、を有することを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項6】
請求項5に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記ロック部は、前記回動支持部の軸線上に設けられるワンウェイクラッチを含むことを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項7】
請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記載置部は、起立した状態の前記ヘルメット支持部に支持された前記ヘルメットと前記ヘルメット支持部とを連結可能な連結部をさらに備えることを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項8】
請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記載置部は、起立した状態の前記ヘルメット支持部に支持された前記ヘルメットを被覆可能なカバー部材をさらに備え、
前記カバー部材は、折り畳まれた状態で前記収納部に配置されることを特徴とする鞍乗型シート。
【請求項9】
請求項8に記載の鞍乗型シートにおいて、
前記カバー部材は、袋状に形成されると共に、前記ヘルメット支持部に支持された前記ヘルメットを被覆した状態で開口を絞る紐部材を有することを特徴とする鞍乗型シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に用いられる鞍乗型シートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
今般、新基準原付として、海外でも流通の多い125cc以下の二輪の原動機付自転車が第1種原動機付自転車と同じ車両区分および免許区分となることから、新基準原付の需要拡大が見込まれる。新基準原付には、スクータ型の車種も多く、スクータ型の車両には、シートの下方にヘルメットを収納可能な収納部を備える車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-040396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のスクータ型を含む鞍乗型車両のユーザは、バックミラーやハンドルにヘルメットを引っ掛けた状態で車両から離れる場合がある。ヘルメットをバックミラーやハンドルに引っ掛けた状態を繰り返すと、ヘルメット内部の緩衝材等の劣化が早まると共に、落下し易いなど、ヘルメットの寿命を短くするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、鞍乗型車両に用いられる鞍乗型シートにおいて、ユーザが着座可能な座面に設けられ、ヘルメットを載置可能な載置部を備え、前記載置部は、起立した状態で前記ヘルメットを支持可能なヘルメット支持部と、前記ヘルメット支持部を座面の中に収納可能な収納部と、を有し、前記ヘルメット支持部は、起立位置と前記収納部に収納された収納位置との間を移動可能に構成されることを特徴とする。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、座面上で起立させた状態のヘルメット支持部にヘルメットを被せることで、ヘルメットを座面上に安定して置いておくことができ、ヘルメットが座面から落下することも防止することができる。また、ヘルメット支持部を座面の中に収納可能に構成することで、鞍乗型シートに跨るドライバへの影響も抑制することができ、例えば、ヘルメット支持部が邪魔等になることを防止することができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、前記収納部は、前記ヘルメット支持部を収納した状態で露出する前記ヘルメット支持部の上面が座面と同一平面上に位置するように設けられることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、収納部に収納されたヘルメット支持部の上面(露出面)を座面と略同一平面上に位置させることで、収納状態のヘルメット支持部と座面とが一体となり、鞍乗型シートに跨ったドライバの違和感等を軽減させることができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の鞍乗型シートにおいて、前記ヘルメット支持部は、可撓性材料を含んで形成されることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明によれば、起立させた状態のヘルメット支持部にヘルメットを被せた場合にヘルメットの内装との接触部分が可撓性材料によって弾性変形することで、ヘルメットの内装が劣化等することを抑制させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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