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公開番号2025167703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072540
出願日2024-04-26
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、プログラム
出願人株式会社OVER.
代理人個人
主分類G16H 40/20 20180101AFI20251030BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】福祉事業者の書類作成の負担を低減させることができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】
情報処理システムは、福祉サービスを利用する利用者と前記利用者を支援する福祉事業者との面談内容を記録した面談記録を前記福祉事業者が使用する端末装置から受信する記録受信部と、前記記録受信部が前記面談記録を受信した場合に、前記利用者を識別する利用者情報の選択を受け付ける選択受付部と、前記選択受付部が選択を受け付けた利用者情報に基づいて、前記面談記録よりも過去に記録された過去面談記録を取得する記録取得部と、前記面談記録及び前記過去面談記録に基づいて、所定の入力項目を有する文書ファイルに入力するテキストの生成をテキスト生成AIに指示する生成指示部と、前記テキスト生成AIによって生成されたテキストを取得するテキスト取得部と、前記テキスト取得部が取得したテキストを前記入力項目に入力した文書ファイルを出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
福祉サービスを利用する利用者と前記利用者を支援する福祉事業者との面談内容を記録した面談記録を前記福祉事業者が使用する端末装置から受信する記録受信部と、
前記記録受信部が前記面談記録を受信した場合に、前記利用者を識別する利用者情報の選択を受け付ける選択受付部と、
前記選択受付部が選択を受け付けた利用者情報に基づいて、前記面談記録よりも過去に記録された過去面談記録を取得する記録取得部と、
前記面談記録及び前記過去面談記録に基づいて、所定の入力項目を有する文書ファイルに入力するテキストの生成をテキスト生成ＡＩに指示する生成指示部と、
前記テキスト生成ＡＩによって生成されたテキストを取得するテキスト取得部と、
前記テキスト取得部が取得したテキストを前記入力項目に入力した文書ファイルを出力する出力部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記面談記録及び前記過去面談記録は、音声データを含み、
前記面談記録及び前記過去面談記録をテキストデータ及び過去テキストデータに変換する変換部をさらに備え、
前記生成指示部は、前記変換部が変換したテキストデータ及び過去テキストデータに基づいて、前記テキストの生成をテキスト生成ＡＩに指示する、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記選択受付部は、前記出力部が出力する文書ファイルの様式の選択をさらに受け付けて、
前記生成指示部は、さらに前記文書ファイルの様式に基づいて、前記テキストの生成をテキスト生成ＡＩに指示する、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記テキスト取得部が取得したテキスト及び前記文書ファイルよりも過去に出力された前記利用者に係る過去文書ファイルに含まれる過去テキストを出力し、前記テキストに基づいて前記過去テキストの編集を受け付ける編集受付部をさらに備え、
前記出力部は、前記過去テキストが編集された編集済みテキストを前記入力項目に入力した文書ファイルを出力する、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記生成指示部は、前記面談記録と前記過去面談記録との相違点から前記利用者の変化に関する前記テキストの生成をテキスト生成ＡＩにさらに指示する、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記生成指示部は、さらに前記福祉事業者が前記利用者を評価する評価基準に基づいて、前記テキストの生成をテキスト生成ＡＩに指示する、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記記録受信部が受信した面談記録を表示する面談記録表示領域、前記選択受付部が前記利用者情報の選択を受け付ける利用者選択領域、及び前記記録取得部が取得する前記過去面談記録の選択を受け付ける記録選択領域を少なくとも有する選択画面を出力する選択画面出力部をさらに備える、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
プログラムであって、
コンピュータを、請求項１乃至請求項７の何れか１項に記載の情報処理システムの各部として機能させるためのプログラム。
【請求項９】
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
請求項１乃至請求項７の何れか１項に記載の情報処理システムの前記各部が実行する各処理を備える、
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、マイクで集音された音声データに基づきテキストデータを取得し、取得されたテキストデータに基づいて介護記録又は看護記録を作成する介護支援システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１６０５７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、福祉事業者は、福祉サービスの利用者を支援する支援計画の作成において、利用者と面談を行い、利用者との面談内容に基づいて所定様式の書類を作成する。
しかし、面談時に会話をしながらメモを取ったり、面談内容を録音した音声データを聞きながら書類を作成したり、過去の面談内容や担当者間での議論内容等を参照しながら書類を作成したりする必要があり、福祉事業者の書類作成の負担が大きいという問題があった。
また、特許文献１に記載のシステムを使用しても、音声データを文字起こしする負担が低減されるに過ぎず、福祉事業者の書類作成の負担を十分に低減できていないという問題があった。
【０００５】
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、福祉事業者の書類作成の負担を低減させることができる情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、情報処理システムであって、福祉サービスを利用する利用者と前記利用者を支援する福祉事業者との面談内容を記録した面談記録を前記福祉事業者が使用する端末装置から受信する記録受信部と、前記記録受信部が前記面談記録を受信した場合に、前記利用者を識別する利用者情報の選択を受け付ける選択受付部と、前記選択受付部が選択を受け付けた利用者情報に基づいて、前記面談記録よりも過去に記録された過去面談記録を取得する記録取得部と、前記面談記録及び前記過去面談記録に基づいて、所定の入力項目を有する文書ファイルに入力するテキストの生成をテキスト生成ＡＩに指示する生成指示部と、前記テキスト生成ＡＩによって生成されたテキストを取得するテキスト取得部と、前記テキスト取得部が取得したテキストを前記入力項目に入力した文書ファイルを出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係る情報処理システムによれば、福祉事業者の書類作成の負担を低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システム１の全体構成を示す図である。
情報処理装置１００のハードウェア構成を示す図である。
端末装置２００のハードウェア構成を示す図である。
テキスト生成装置３００のハードウェア構成を示す図である。
情報処理装置１００の制御部１１０の機能構成の一例を示す図である。
情報処理装置１００によって実行される情報処理の一例を示すフロー図である。
端末装置２００に出力される選択画面Ｗ１００の一例を示す図である。
端末装置２００に出力される編集画面Ｗ２００の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【００１０】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体（Ｎｏｎ－ＴｒａｎｓｉｔｏｒｙＣｏｍｐｕｔｅｒ－ＲｅａｄａｂｌｅＭｅｄｉｕｍ）として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現（いわゆるクラウドコンピューティング）するように提供されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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