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公開番号2025166397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070397
出願日2024-04-24
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人東日本旅客鉄道株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20251029BHJP(計算;計数)
要約【課題】鉄道を利用するユーザに対して適切なタイミングで情報を配信すること。
【解決手段】情報処理装置100は、収集部121と登録部122と取得部123と通知部124とを有する。収集部121は、ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する。登録部122は、収集部121によって収集された情報に基づき、ユーザの入場駅候補と対応する出場駅候補を推定して記憶部130に登録する。取得部123は、改札機からユーザが入場した駅の情報を取得する。通知部124は、取得部123によって取得された入場駅の情報に対応する出場駅候補を利用事業者に通知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する収集部と、
前記収集部によって収集された情報に基づき、前記ユーザの入場駅候補と対応する出場駅候補を推定して記憶部に登録する登録部と、
改札機からユーザが入場した駅の情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された入場駅の情報に対応する前記出場駅候補を利用事業者に通知する通知部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する収集部と、
前記収集部によって収集された情報に基づき、前記ユーザの曜日および時間帯ごとの入場駅候補を推定して記憶部に登録する登録部と、
前記記憶部に登録された入場駅候補を利用事業者に通知する通知部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
前記登録部は、前記ユーザの入場駅に対応する出場駅候補の割合を、ユーザが利用した曜日および時間帯ごとに算出して前記記憶部に登録し、
前記通知部は、前記ユーザが駅に入場した曜日および時間帯に応じて、前記ユーザが入場した駅に対応する出場駅候補の割合を利用事業者に通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記登録部は、前記ユーザの曜日および時間帯における前記入場駅候補の割合を算出して前記記憶部に登録し、
前記通知部は、前記入場駅候補の割合を利用事業者に通知することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記収集部は、前記ユーザの定期券の情報をさらに収集し、
前記登録部は、前記ユーザの定期券の指定区間が変更された場合に、変更前における前記鉄道の利用履歴を対象外として、前記ユーザの出場駅候補を推定して前記記憶部に登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記収集部は、前記ユーザの定期券の情報をさらに収集し、
前記登録部は、前記ユーザの定期券の指定区間が変更された場合に、変更前における前記鉄道の利用履歴を対象外として、前記ユーザの入場駅候補を推定して前記記憶部に登録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通知部は、前記ユーザの出場駅候補の割合の中から、所定の閾値よりも高い割合の出場駅候補を利用事業者に通知することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記通知部は、前記ユーザの入場駅候補の割合の中から、所定の閾値よりも高い割合の入場駅候補を利用事業者に通知することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記通知部は、前記ユーザが入場した駅に対応する出場駅候補のそれぞれについて、前記ユーザが入場した駅から前記出場駅候補までの標準所要時間を利用事業者に通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する収集工程と、
前記収集工程によって収集された情報に基づき、前記ユーザの入場駅候補と対応する出場駅候補を推定して記憶部に登録する登録工程と、
改札機からユーザが入場した駅の情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された入場駅の情報に対応する前記出場駅候補を利用事業者に通知する通知工程と、
を含んだことを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが駅の改札機を通過した際に、改札を通過したユーザ本人に対し情報を配信するサービスが存在する(例えば、特許文献1参照)。当該サービスでは、ユーザの利用区間である2駅を入場と出場とでパターン化し、ユーザの改札通過情報のパターンに応じて、予め設定された情報をユーザの端末に配信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-190336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の従来技術では、鉄道を利用するユーザに対して適切なタイミングで情報を配信することができない場合がある。例えば、従来技術では、ユーザの改札通過に合わせてユーザの端末に情報を配信するため、改札通過後の歩行中に情報が配信される場合が多くなり、鉄道に乗車中等のユーザが端末を閲覧している可能性が高いタイミングで情報を配信することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する収集部と、収集部によって収集された情報に基づき、ユーザの入場駅候補と対応する出場駅候補を推定して記憶部に登録する登録部と、改札機からユーザが入場した駅の情報を取得する取得部と、取得部によって取得された入場駅の情報に対応する出場駅候補を利用事業者に通知する通知部と、を有することを特徴とする。
【0006】
また、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの鉄道の利用履歴に関する情報を収集する収集部と、収集部によって収集された情報に基づき、ユーザの曜日および時間帯ごとの入場駅候補を推定して記憶部に登録する登録部と、記憶部に登録された入場駅候補を利用事業者に通知する通知部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、鉄道を利用するユーザに対して適切なタイミングで情報を配信することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るシステムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態1に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態1に係る利用履歴情報記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。
図4は、実施形態1に係る定期券情報記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。
図5は、実施形態1に係る登録情報記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。
図6は、実施形態1に係る情報処理装置の処理の具体例を示す図である。
図7は、実施形態1に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8は、実施形態2に係るシステムの全体構成の一例を示す図である。
図9は、実施形態2に係る会員システムサーバに登録されるデータの一例を示す図である。
図10は、実施形態2に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図11は、実施形態2に係る属性情報記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。
図12は、実施形態2に係る情報処理装置の処理の具体例を示す図である。
図13は、実施形態2に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
【0010】
[実施形態1]
〔全体構成〕
まず、実施形態1に係るシステムの全体構成について説明する。図1は、実施形態1に係るシステムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すシステムでは、実施形態1に係るユーザの入場駅候補または出場駅候補の通知サービスのサービス提供者が有する情報処理装置100と、サービス利用者が有する利用事業者端末200と、駅の改札機に設けられ、駅に入場するユーザまたは媒体を読み取りユーザを識別する読取装置300とが、それぞれネットワークにより通信可能に接続されている例が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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