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公開番号
2025166323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-06
出願番号
2024070257
出願日
2024-04-24
発明の名称
容態管理支援装置、容態管理支援方法、および容態管理支援プログラム
出願人
日本光電工業株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20251029BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者の病状の変化や容態の悪化を医師や患者が容易に把握可能な情報を提示できる容態管理支援装置、容態管理支援方法、および容態管理支援プログラムを提供する。
【解決手段】容態管理支援装置は、問診情報取得部201、入力率算出部202、およびデータ出力部203を有する。問診情報取得部201は、被験者によって入力された、被験者の生体情報および/または自覚症状に関する情報を含む問診情報を取得する。入力率算出部202は、所定期間において被験者が問診情報を入力すべき回数に対する、被験者が実際に問診情報を入力した回数の割合を入力率として算出する。データ出力部203は、問診情報および入力率を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被験者よって入力された、前記被験者の生体情報および/または自覚症状に関する情報を含む問診情報を取得する問診情報取得部と、
所定期間において前記被験者が問診情報を入力すべき回数に対する、前記被験者が実際に問診情報を入力した回数の割合を入力率として算出する入力率算出部と、
前記問診情報および前記入力率を出力するデータ出力部と、を有する、容態管理支援装置。
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【請求項2】
前記データ出力部の出力する前記問診情報および入力率は時系列に出力される、請求項1に記載の容態管理支援装置。
【請求項3】
前記被験者の問診情報の入力率に基づき、前記問診情報の入力精度を判定する精度判定部をさらに有し、
前記精度判定部は、前記入力率算出部によって算出された入力率が高いほど入力精度が高いと判定する、請求項1に記載の容態管理支援装置。
【請求項4】
前記データ出力部は、前記問診情報の入力精度に応じて、前記問診情報を表示する色、または色の濃淡を異ならせる、請求項1または2に記載の容態管理支援装置。
【請求項5】
前記データ出力部は、前記問診情報の入力率を数値、グラフ、パターン、または表を用いて出力する、請求項1または2に記載の容態管理支援装置。
【請求項6】
前記被験者の容体悪化の兆候の有無を判定する容態判定部をさらに有し、
前記容態判定部は、前記問診情報の入力率が所定の第1閾値未満である場合、または前記問診情報の入力率が所定の第1閾値以上である場合であって、かつ前記問診情報の生体情報の値および/または自覚症状に関する情報の値の変化が所定の第2閾値を超えている場合、前記被験者の容体悪化の兆候と判定する、請求項3に記載の容態管理支援装置。
【請求項7】
前記生体情報の値の変化は、前記期間内の任意の日における生体情報の実測値と、前記任意の日の1日前の実測値、前記任意の日の6ヵ月前から1週間前の少なくとも1日の実測値、前記任意の日の6ヵ月前から1週間前の少なくとも2日間の平均値、前記被験者の退院時の実測値、および所定の設定値のいずれかとの差分値である、請求項6に記載の容態管理支援装置。
【請求項8】
前記データ出力部は、前記容態判定部によって前記被験者の容体悪化の兆候と判定された場合、前記被験者の容体悪化の兆候がある旨を表示する、請求項6または7に記載の容態管理支援装置。
【請求項9】
前記問診情報取得部は、前記被験者に対して定期的な問診情報の入力を促す、請求項1または2に記載の容態管理支援装置。
【請求項10】
前記データ出力部は、前記問診情報の生体情報をトレンド表示する、請求項1または2に記載の容態管理支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容態管理支援装置、容態管理支援方法、および容態管理支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、高齢化社会に伴い心不全の患者数が急増している。心不全は、高齢になるほど罹患者率が高くなる疾患であることが知られている。また、心不全は、再入院率が1年後に約30%と言われ、一般に再入院を繰り返すたびに患者の予後は悪くなる傾向があるため、患者数の増加の問題だけではなく医療経済的にも問題となっている。
【0003】
再入院を繰り返す要因の一つに、患者が病気に対するセルフケアを十分に行っていないことが挙げられる。患者が病気に対するセルフケアを十分に行っていない状態が続くと、患者の病状が変化したり容態が悪化したりする可能性がある。ところが、現状では患者の病状の変化や容態の悪化を医療従事者や患者自身に気づかせるための方法や体制が十分に整っていない。その結果、医療従事者や患者が病状の変化や容態の悪化に気づくことが遅れることにより、容態がさらに悪化し、患者の再入院につながりうる。
【0004】
これに対して、従来から心不全手帳を活用することが行われている。心不全手帳は、患者自身が体調、バイタル、自覚症状等の体の状態を記録することにより、患者自身の病気に対する意識を高めるとともに、記録を医師と共有することを主な目的としている。バイタルは、例えば体重、血圧、脈拍数、歩数等でありうる。患者が心不全手帳を記録することにより、患者自身の病気に対する意識が高まり、患者によるセルフケアが促進することが期待される。
【0005】
これに関連して、在宅での健康管理、健康診断を支援するための技術が開示されている(例えば、下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-224354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、医師は心不全手帳により、患者がセルフケアを行っているか否かを把握できるものの、バイタルの推移と自覚症状の推移との関係性を把握することは医師や患者にとって必ずしも容易ではない。このため、医師が心不全手帳により患者の病状の変化や容態の悪化を早期に把握することは容易ではないという課題がある。また、特許文献1の技術によれば、患者は、健康や生活習慣病の予防に関するアドバイスを受けることができるものの、すでに発症している疾患について病状の変化や容態の悪化を医師や患者自身に知らせることはできない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、患者の病状の変化や容態の悪化を医師や患者が容易に把握可能な情報を提示できる容態管理支援装置、容態管理支援方法、および容態管理支援プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
【0010】
容態管理支援装置は、問診情報取得部、入力率算出部、およびデータ出力部を有する。問診情報取得部は、患者によって入力された、患者の生体情報および/または自覚症状に関する情報を含む問診情報を取得する。入力率算出部は、所定期間において患者が問診情報を入力すべき回数に対する、患者が実際に問診情報を入力した回数の割合を入力率として算出する。データ出力部は、問診情報および入力率を出力する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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