TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025142233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-30
出願番号
2025122145,2021123158
出願日
2025-07-22,2021-07-28
発明の名称
評価システム
出願人
日本光電工業株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
A61B
5/388 20210101AFI20250919BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】糖尿病性神経障害の検査効率を高める。
【解決手段】第一検査装置21は、被検者Sの末梢神経を刺激することにより、所定の場所にいる被検者Sから刺激知覚閾値を取得する。第二検査装置22は、被検者Sに装着された刺激電極212に電流を流して被検者Sの腓腹神経と脛骨神経を刺激することにより前記所定の場所にいる被検者Sから誘発筋電図を取得する。評価装置23は、前記刺激知覚閾値と前記誘発筋電図に基づいて、被検者Sの重症度馬場基準に依拠する糖尿病性神経障害の重症度を評価する。出力装置24は、評価装置23による評価結果を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被検者の末梢神経を刺激することにより、所定の場所にいる前記被検者から刺激知覚閾値を取得する第一検査装置と、
前記被検者に装着された刺激電極に電流を流して前記被検者の腓腹神経と脛骨神経を刺激することにより前記所定の場所にいる前記被検者から誘発筋電図を取得する第二検査装置と、
前記刺激知覚閾値と前記誘発筋電図に基づいて、前記被検者の重症度馬場基準に依拠する糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価装置と、
前記評価装置による評価結果を出力する出力装置と、
を備えている、
評価システム。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記第一検査装置は、前記被検者の皮膚表面に装着された刺激電極に電流を流して前記末梢神経を刺激することにより、前記刺激知覚閾値として前記被検者の電流知覚閾値を取得する、
請求項1に記載の評価システム。
【請求項3】
前記出力装置は、前記誘発筋電図に基づいて付与される前記重症度馬場基準に依拠した分類スコアを、前記評価結果として出力する、
請求項1または2に記載の評価システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者の糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価装置に関連する。本発明は、当該重症度を評価するための複数の検査装置を含む評価システムにも関連する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、被検者の末梢神経に刺激を与えて測定された痛覚閾値に基づいて、糖尿病性神経障害を評価する装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/045339号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、糖尿病性神経障害の検査効率を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために提供されうる一態様は、被検者の糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価装置であって、
前記被検者の末梢神経を刺激することにより、前記被検者の刺激知覚閾値を取得する第一検査部と、
前記刺激知覚閾値が所定値を上回る場合に重症度馬場基準に依拠する神経伝導検査を促す報知を行なう報知部と、
を備えている。
【0006】
上記の構成によれば、より簡易な刺激知覚閾値を取得する検査を通じて糖尿病性神経障害の発症が疑われる場合に、より手間のかかる神経伝導検査への移行が促されるので、糖尿病性神経障害の検査プロセス効率を高めることができる。加えて、当該神経伝導検査は、客観的判断のみに基づく重症度馬場基準に依拠して行なわれるので、検査プロセス全体から主観的評価を排除できる。したがって、糖尿病性神経障害の重症度の客観的評価を支援できる。
【0007】
上記の目的を達成するために提供されうる一態様は、被検者の糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価システムであって、
前記被検者の末梢神経を刺激することにより、前記被検者の刺激知覚閾値を取得する第一検査装置と、
前記刺激知覚閾値が所定値を上回る場合に重症度馬場基準に依拠する神経伝導検査を促す報知を行なう報知装置と、
前記被検者に装着された刺激電極に電流を流して前記被検者の腓腹神経と脛骨神経を刺激することにより前記被検者の誘発筋電図を取得する第二検査装置と、
前記誘発筋電図に基づいて付与される前記重症度馬場基準に依拠した分類スコアを示す情報を出力する出力装置と、
を備えている。
【0008】
上記の構成によれば、より簡易な刺激知覚閾値を取得する検査を通じて糖尿病性神経障害の発症が疑われる場合に、より手間のかかる神経伝導検査への移行が促されるので、糖尿病性神経障害の検査効率を高めることができる。加えて、当該神経伝導検査は、客観的判断のみに基づく重症度馬場基準に依拠して行なわれるので、第一検査装置と第二検査装置を通じて行なわれる検査から主観的評価を排除できる。したがって、糖尿病性神経障害の重症度の客観的評価を支援できる。
【0009】
上記の目的を達成するために提供されうる一態様は、被検者の糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価システムであって、
被検者の末梢神経を刺激することにより、前記被検者の刺激知覚閾値を取得する第一検査装置と、
前記被検者に装着された刺激電極に電流を流して前記被検者の腓腹神経と脛骨神経を刺激することにより前記被検者の誘発筋電図を取得する第二検査装置と、
前記刺激知覚閾値と前記誘発筋電図に基づいて、前記被検者の糖尿病性神経障害の重症度を評価する評価装置と、
前記評価装置による評価結果を出力する出力装置と、
を備えている。
【0010】
上記のような構成によれば、被検者の移動を伴うことなく刺激知覚閾値と誘発筋電図を取得し、糖尿病性神経障害の重症度の評価を遂行できるので、糖尿病性神経障害の検査効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本光電工業株式会社
モニタリング装置、処理装置、およびコンピュータプログラム
1日前
日本光電工業株式会社
評価システム
1か月前
個人
貼付剤
9日前
個人
健康器具
8か月前
個人
鼾防止用具
8か月前
個人
短下肢装具
3か月前
個人
歯茎みが品
9か月前
個人
排尿補助器具
22日前
個人
マッサージ機
9か月前
個人
洗井間専家。
7か月前
個人
導電香
9か月前
個人
脈波測定方法
8か月前
個人
前腕誘導装置
3か月前
個人
脈波測定方法
8か月前
個人
嚥下鍛錬装置
4か月前
個人
白内障治療法
7か月前
個人
胸骨圧迫補助具
2か月前
個人
歯の修復用材料
4か月前
個人
腰ベルト
12日前
個人
矯正椅子
5か月前
個人
ホバーアイロン
7か月前
個人
バッグ式オムツ
4か月前
個人
ウォート指圧法
20日前
個人
片足歩行支援具
9か月前
個人
クリップ
9か月前
個人
汚れ防止シート
1か月前
個人
アイマスク装置
2か月前
個人
口内洗浄具
8か月前
個人
シャンプー
6か月前
個人
湿布連続貼り機。
2か月前
三生医薬株式会社
錠剤
7か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
3か月前
個人
車椅子持ち上げ器
7か月前
個人
陣痛緩和具
4か月前
個人
歯の保護用シール
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
9か月前
続きを見る
他の特許を見る