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公開番号
2025165883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2025063929
出願日
2025-04-08
発明の名称
カバープレート部品およびそれを備える単セルバッテリ
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
50/636 20210101AFI20251028BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】注液工程を高速化することができるカバープレート部品、およびそれを備える単セルバッテリを提供する。
【解決手段】カバープレート部品は、貫通する注液孔11が厚み方向に沿って設けられたカバープレート本体10と、絶縁体21と、絶縁体のカバープレート本体10に向かう側に設けられた凸部22と、を備え、凸部22は厚み方向に沿って貫通する液体ガイド孔221が設けられ、液体ガイド孔221は注液孔11に対応して設けられ、注液孔11と連通する第1通路23を形成する絶縁部材と、を備える。絶縁部材には第1通路と連通する第2通路がさらに形成され、第2通路の第1端部開口部241は凸部22の側面に設けられ、第2通路の第2端部開口部242は絶縁体21に設けられている。第1通路23と連通する第2通路を設けることにより、電解液を異なる通路の出液開口部を介して単セルバッテリ内部に流入させることができ、注液工程を高速化する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
貫通する注液孔が厚み方向に沿って設けられたカバープレート本体と、
絶縁体と、前記絶縁体の前記カバープレート本体に向かう側に設けられた凸部と、を備え、前記凸部は前記厚み方向に沿って貫通する液体ガイド孔が設けられ、前記液体ガイド孔は前記注液孔に対応して設けられ、前記注液孔と連通する第1通路を形成する絶縁部材と、を備え、
前記絶縁部材には前記第1通路と連通する第2通路がさらに形成され、前記第2通路の第1端部開口部は前記凸部の側面に設けられ、前記第2通路の第2端部開口部は前記絶縁体に設けられている、ことを特徴とするカバープレート部品。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記絶縁体は、底壁および側壁を備え、前記側壁の一端は前記底壁に接続し、他端は前記カバープレート本体に向かって延伸し、
前記凸部は、前記底壁の前記カバープレート本体に向かう側に設けられ、前記底壁および前記側壁は流路キャビティを囲んで形成し、前記流路キャビティは前記第1端部開口部および前記第2端部開口部を連通するために用いられる、ことを特徴とする請求項1に記載のカバープレート部品。
【請求項3】
前記第2端部開口部は、前記側壁および/または前記底壁に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のカバープレート部品。
【請求項4】
前記側壁は、前記カバープレート部品の幅方向に沿って前記底壁の両側にそれぞれ設けられる第1側壁および第2側壁を備え、
前記第2端部開口部は、第1開口部および第2開口部のうちの少なくとも1つの開口部を備え、前記第1開口部は前記第1側壁に設けられる開口部であり、前記第2開口部は前記第2側壁に設けられる開口部である、ことを特徴とする請求項2に記載のカバープレート部品。
【請求項5】
前記第1開口部は、間隔を空けて設けられた複数の第1開口部を備え、および/または、
前記第2開口部は、間隔を空けて設けられた複数の第2開口部を備える、ことを特徴とする請求項4に記載のカバープレート部品。
【請求項6】
複数の前記第1開口部は、前記幅方向に沿って複数の前記第2開口部と対称に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載のカバープレート部品。
【請求項7】
前記カバープレート部品は、さらに、
前記絶縁体の第1電極導出孔および前記カバープレート本体の第2電極導出孔を順に貫通して設けられている電極導出部材と、
前記カバープレート本体の排気孔に設けられ、前記厚み方向に沿って、前記絶縁体の前記排気孔に対向する位置に排気領域が設けられている防爆部品と、を備え、
前記絶縁体の前記第1電極導出孔と前記排気領域との間に注液領域が設けられ、前記注液孔の前記厚み方向に沿った投影は前記注液領域内に位置し、
前記第2通路の前記第1開口部は前記注液領域に位置し、および/または、前記第2通路の前記第2開口部は前記注液領域に位置する、ことを特徴とする請求項4に記載のカバープレート部品。
【請求項8】
前記排気領域の前記カバープレート本体から離れた側は第1平面であり、前記注液領域の前記カバープレート本体から離れた側は第2平面であり、前記第1平面および前記第2平面は同一平面内に位置している、ことを特徴とする請求項7に記載のカバープレート部品。
【請求項9】
前記排気領域および前記注液領域は一体に形成されている、ことを特徴とする請求項8に記載のカバープレート部品。
【請求項10】
前記絶縁体は、さらに、前記第1電極導出孔が設けられる電極領域を備え、前記電極領域の前記カバープレート本体から離れた側に前記電極導出部材を収容する凹部が設けられており、
前記厚み方向に沿って、電極導出部材端面と前記第2平面との間の高さの差は0.5mm以下であり、前記電極導出部材端面は、前記電極導出部材の前記カバープレート本体から離れた端面である、ことを特徴とする請求項8に記載のカバープレート部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバープレート部品およびそれを備える単セルバッテリに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のバッテリのカバープレート部品は、カバープレート本体、およびカバープレート本体のバッテリ内部に位置する電極部品(バッテリセル)側を覆う絶縁部材を備え、絶縁部材は一般に電極部品に当接するため、バッテリセルの注液時に、電解液の注液工程が遅くなり、電極部品の広い面に流れるまでの時間が長くなるという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解决しようとする技術課題は、従来技術におけるバッテリセル内部への注液工程が遅くなるという問題を克服するために、カバープレート部品およびそれを備える単セルバッテリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、以下の技術案により上記技術課題を解決するものである:
貫通する注液孔が厚み方向に沿って設けられたカバープレート本体と、
絶縁体と、前記絶縁体の前記カバープレート本体に向かう側に設けられた凸部と、を備え、前記凸部は前記厚み方向に沿って貫通する液体ガイド孔が設けられ、前記液体ガイド孔は前記注液孔に対応して設けられ、前記注液孔と連通する第1通路を形成する絶縁部材と、を備え、
前記絶縁部材には前記第1通路と連通する第2通路がさらに形成され、前記第2通路の第1端部開口部は前記凸部の側面に設けられ、前記第2通路の第2端部開口部は前記絶縁体に設けられている、ことを特徴とするカバープレート部品。
【0005】
本技術案では、第1通路と連通する第2通路が設けられ、第2通路の第1端部開口部が凸部の側面に設けられ、第2通路の第2端部開口部が絶縁体に設けられることで、電解液が異なる通路の出液開口部を介して単セルバッテリ内部に流入して、注液工程を高速化することができる。
【0006】
好ましくは、前記絶縁体は、底壁および側壁を備え、前記側壁の一端は前記底壁に接続し、他端は前記カバープレート本体に向かって延伸し、
前記凸部は、前記底壁の前記カバープレート本体に向かう側に設けられ、前記底壁および前記側壁は流路キャビティを囲んで形成し、前記流路キャビティは前記第1端部開口部および前記第2端部開口部を連通するために用いられる。
【0007】
本技術案では、絶縁体の具体的な構造を設けることにより、絶縁体のカバープレート本体方向に向いた側に流路キャビティが形成され、第1端部開口部と第2端部開口部を連通する通路が形成される。
【0008】
好ましくは、前記第2端部開口部は、前記側壁および/または前記底壁に設けられている。
【0009】
本技術案では、上記設置により、第2端部開口部の具体的な設置位置が提供される。第2端部開口部を底壁へ設けることと比較して、第2端部開口部を側壁へ設けることで、底壁と電極部品との接触面が開口部の凸凹の面となることを回避でき、開口部が電極部品に悪影響を与えることを回避できる。
【0010】
好ましくは、前記側壁は、前記カバープレート部品の幅方向に沿って前記底壁の両側にそれぞれ設けられる第1側壁および第2側壁を備え、
前記第2端部開口部は、第1開口部および第2開口部のうちの少なくとも1つの開口部を備え、前記第1開口部は前記第1側壁に設けられる開口部であり、前記第2開口部は前記第2側壁に設けられる開口部である。
(【0011】以降は省略されています)
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