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公開番号
2025165686
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024069914
出願日
2024-04-23
発明の名称
吸着体及びこれを用いた吸着装置
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F02M
25/08 20060101AFI20251028BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】汎用性に優れ、圧力損失を抑制しながら吸着性能を高めることができる吸着体及びこれを用いた吸着装置を得る。
【解決手段】吸着体12は、上面12Aに凸部30を有し、下面12Bに凹部40を備える粒状で構成され、混合気体との接触により混合気体に含まれる特定物質を吸着する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
上面に凸部を有し、下面に凹部を備える粒状で構成され、混合気体との接触により混合気体に含まれる特定物質を吸着する、
吸着体。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記凸部の頂部と前記凹部の頂部が平面視で重なる位置に設けられている、
請求項1に記載の吸着体。
【請求項3】
前記凸部の頂部と前記凹部の頂部とを通り、上下方向に貫通した貫通孔を有する、
請求項2に記載の吸着体。
【請求項4】
前記上面と前記下面とを繋ぐ側面を有し、前記下面の最大径が前記上面の最大径よりも小さくなるように構成されている、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の吸着体。
【請求項5】
前記凸部及び前記凹部は、略円錐形状をなしている、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の吸着体。
【請求項6】
前記凸部及び前記凹部は、平面視における中心から径方向外側に向かって突出した複数の突起部を備える、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の吸着体。
【請求項7】
請求項1に記載の吸着体を用いた吸着装置であって、
混合気体の流路の少なくとも一部を構成するケーシングと、
前記ケーシング内に収容され、上下に複数個が重なねられることにより、下方側に隣接する前記吸着体の凸部が上方側に隣接する前記吸着体の凹部に挿し込まれ、列状をなすように構成された複数の列状吸着部と、
複数の前記列状吸着部間に形成される気体流路と、
を備える吸着装置。
【請求項8】
請求項7に記載の吸着装置の製造方法であって、
前記吸着体は、前記凸部の頂部と前記凹部の頂部とを通り、上下方向に貫通した貫通孔を有し、当該貫通孔を挿通する線状のガイド部材に支持されることにより、上下に複数個が重ねられ、下方側に隣接する前記吸着体の凸部が上方側に隣接する前記吸着体の凹部に挿し込まれ、列状をなすように構成された列状吸着部を形成する工程と、
前記ガイド部材に支持された状態で、前記列状吸着部を前記ケーシングに収容する工程と、
を含む吸着装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸着体及びこれを用いた吸着装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吸着体としてのペレットの内部に様々な形状の穴を空けて比表面積を確保する技術が記載されている。
【0003】
特許文献2には、脱臭やオゾン分解用担体として用いられる活性炭ハニカム構造体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-131837号公報
特開平11-147707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば、気体の流路の一部を構成するケーシングにペレットのような粒状の吸着体充填し、粒子間を通過する気体から特定物質を吸着する吸着装置が知られている。このような吸着装置では、ケーシングに合わせて専用に設計される吸着体が不要であるため、汎用性に優れるが、粒子間の流路が不均一なため、圧力損失の抑制が不十分となる可能性がある。
【0006】
一方、例えば、気体の流路の一部を構成するケーシングにハニカム構造体をなす吸着体を配置し、ハニカム構造体を通過する気体から特定物質を吸着する吸着装置が知られている。このような吸着装置では、ハニカム構造体により、規則正しい流路を形成できるため圧力損失は低下するが、ケーシングに合わせて専用に設計される吸着体が必要となり、汎用性が低い。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、汎用性に優れ、圧力損失を抑制しながら吸着性能を高めることができる吸着体及びこれを用いた吸着装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の吸着体は、上面に凸部を有し、下面に凹部を備える粒状で構成され、混合気体との接触により混合気体に含まれる特定物質を吸着する。
【0009】
請求項1に記載の吸着体では、例えば、複数個を上下に重ねる際に、上方側に隣接する吸着体の凹部に下方側に隣接する吸着体の凸部を重ねることができる。この状態では、複数個の吸着体が列状に配列される。従って、例えば、混合気体の流路の一部を構成するケーシングに吸着体を充填した際に、ケーシング内に規則正しい流路を形成することが可能になる。これにより、粒状の吸着体を不規則に充填する場合と比べ、ケーシング内の圧力損失が抑制される。
【0010】
また、複数個の吸着体が配列された状態では、側面部に連続した凸状パターンが設けられる。これにより、側面部を平坦な面で構成する場合と比べて表面積が増大し、ケーシング内の混合気体との接触効率が高められ、特定物質の吸着性能を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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