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公開番号2025165474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069515
出願日2024-04-23
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人パラマウントベッド株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20251028BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】利用者の排泄に関して適切な情報を取得したり、排泄に基づく情報を提供したりすること。
【解決手段】制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、前記記憶部は、予め学習された第1学習済モデルと、予め学習された第2学習済モデルと、を記憶し、前記制御部は、前記第1学習済モデルに、利用者の履歴情報と、排泄情報とを入力して、当該利用者の次の排泄に関する予測情報を出力し、前記第2学習済モデルに、前記利用者の履歴情報と、前記予測情報とを入力して、前記排泄の状態が理想の状態となるように、レコメンドを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、
前記記憶部は、予め学習された第１学習済モデルと、予め学習された第２学習済モデルと、を記憶し、
前記制御部は、
前記第１学習済モデルに、利用者の履歴情報と、排泄情報とを入力して、当該利用者の次の排泄に関する予測情報を出力し、
前記第２学習済モデルに、前記利用者の履歴情報と、前記予測情報とを入力して、前記排泄の状態が理想の状態となるように、レコメンドを出力する、
情報処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記第１学習済モデルは、前記利用者の履歴情報を目的変数とし、前記利用者の排泄情報を説明変数として機械学習をした学習済モデルであり、
前記第２学習済モデルは、前記利用者の履歴情報と、前記利用者の排泄情報とを目的変数とし、利用者の排泄の状態として理想の状態を示す説明変数として学習した学習済モデルである
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記排泄情報は、前記排泄の情報として、便の色と、便の性状とを含んでおり、
前記制御部は、
前記利用者の排泄情報として、便の色及び便の性状をＸＹグラフ上にプロット表示し、
前記プロットされた排泄情報から、選択された排泄情報を前記利用者の排泄の状態として理想の状態を示す説明変数として学習する
請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、
前記履歴情報が選択されると、選択された履歴情報に対応する排泄情報を抽出し、前記ＸＹグラフ上にプロット表示する
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記履歴情報は、利用者の食事に関する情報、摂取水分に関する情報、生体情報値に関する情報、睡眠に関する情報を含む請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記排泄情報は、前記排泄の情報として、便の色と、便の性状とを含んでおり、
前記制御部は、
前記利用者の排泄情報として、前記履歴情報毎に、便の色及び便の性状をＸＹグラフ上にプロット表示する
請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記制御部は、
前記履歴情報の種類が選択されると、選択された履歴情報に対応した排泄情報を抽出して前記ＸＹグラフ上にプロット表示する
請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記制御部は、
前記履歴情報として、利用者の食事に関する情報、摂取水分に関する情報、投薬に関する情報に対応したＸＹグラフをそれぞれ表示する
請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記制御部は、
前記利用者の排泄情報と、前記第１学習済モデルにより予測される排泄に関する予測情報とを表示する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記制御部は、
第１の領域に、時系列に沿って前記利用者の履歴情報及び排泄情報を識別表示し、
第２の領域に、時系列に沿って前記利用者に対して予定されている情報及び第１学習済モデルにより予測される排泄情報を識別表示する
請求項１に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置等に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１に記載された介護支援装置は、被介護者の排泄物に関する情報を検出する第１センサと、前記被介護者の睡眠状態に関する情報を検出する第２センサと、コントローラとを備える。そして、コントローラは、第１センサの検出値を用いて被介護者による排泄を検知する検知処理と、第２センサの検出値を用いて被介護者の睡眠状態を特定する特定処理と、被介護者の排泄を検知し、かつ、被介護者の睡眠状態が深い状態でないと特定した場合、排泄が行われた旨を示す出力情報を出力する出力処理と、を実行する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１２４９６１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、利用者の排泄に関して適切な情報を取得したり、排泄に基づく情報を提供したりすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の情報処理装置は、制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、前記記憶部は、予め学習された第１学習済モデルと、予め学習された第２学習済モデルと、を記憶し、前記制御部は、前記第１学習済モデルに、利用者の履歴情報と、排泄情報とを入力して、当該利用者の次の排泄に関する予測情報を出力し、前記第２学習済モデルに、前記利用者の履歴情報と、前記予測情報とを入力して、前記排泄の状態が理想の状態となるように、レコメンドを出力する。
【０００６】
また、本開示のプログラムは、予め学習された第１学習済モデルと、予め学習された第２学習済モデルと、を記憶した記憶部を有するコンピュータに、前記第１学習済モデルに、利用者の履歴情報と、排泄情報とを入力して、当該利用者の次の排泄に関する予測情報を出力するステップと、前記第２学習済モデルに、前記利用者の履歴情報と、前記予測情報とを入力して、前記排泄の状態が理想の状態となるように、レコメンドを出力するステップと、を実現させる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、利用者の排泄に関して適切な情報を取得したり、排泄に基づく情報を提供したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態におけるシステム全体を説明する図である。
第１実施形態における便検出装置を説明する図である。
第１実施形態における便検出装置を説明する図である。
第１実施形態におけるセンサ装置を説明する図である。
第１実施形態における第１サーバ装置のハードウェアの機能構成を説明する図である。
第１実施形態における第２サーバ装置のハードウェアの機能構成を説明する図である。
第１実施形態における端末装置のハードウェアの機能構成を説明する図である。
第１実施形態におけるソフトウェアの構成を説明する図である。
第１実施形態におけるデータ構造の一例を説明する図である。
第１実施形態における画面遷移について説明する図である。
第１実施形態における全体ダッシュボードの表示画面を説明する図である。
第１実施形態における個人用ダッシュボードの表示画面を説明する図である。
第１実施形態における個人用ダッシュボードの一部を拡大した図である。
第１実施形態における個人用解析ページの表示画面を説明する図である。
第１実施形態における理想の状態を選択する動作を説明する図である。
第１実施形態における月間履歴画面の表示画面を説明する図である。
第１実施形態におけるメイン処理を説明する図である。
第１実施形態における排泄通知判定処理を説明する図である。
第１実施形態における排泄検出処理を説明する図である。
第１実施形態における排泄予測処理を説明する図である。
第１実施形態における全体ダッシュボード表示処理を説明する図である。
第１実施形態における個人ダッシュボード表示処理を説明する図である。
第１実施形態における個人用解析画面表示処理を説明する図である。
第１実施形態における第１学習済モデル生成処理を説明する図である。
第１実施形態における第２学習済モデル生成処理を説明する図である。
便水分量の状態を説明する図である。
第２実施形態におけるセンサ装置を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本発明を実施するための一つの形態について説明する。具体的には、本発明のシステムを適用した場合について説明するが、本発明が適用される範囲は当該実施形態に限定されるものではない。
【００１０】
［１．第１実施形態］
（【００１１】以降は省略されています）

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