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公開番号2025165265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069279
出願日2024-04-22
発明の名称術前支援装置、術前支援方法及び術前支援プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類A61B 6/00 20240101AFI20251027BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】手術の効率性、安全性、確実性の向上を図ることができる情報を提供すること。
【解決手段】術前支援装置は、患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得する取得部と、取得した動態画像解析結果及び患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得する取得部と、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する出力部と、
を備える術前支援装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記動態画像解析結果は、動態画像における関心領域の変化に関する変化情報を含み、
前記出力部は、前記変化情報及び前記患者情報に基づいて、前記関心領域の状態を判定して、前記関心領域に対する前記術前支援情報を出力する、
請求項1に記載の術前支援装置。
【請求項3】
前記変化情報は、前記動態画像における前記関心領域の移動量である、
請求項2に記載の術前支援装置。
【請求項4】
前記動態画像は、胸部の動態画像であり、
前記変化情報は、前記動態画像において、呼吸に伴う肺野の移動量が閾値より小さい領域の面積である、
請求項2に記載の術前支援装置。
【請求項5】
前記動態画像は、胸部の動態画像であり、
前記変化情報は、前記動態画像において、呼吸に伴う肺野の換気又は血流に関する変化量である、
請求項2に記載の術前支援装置。
【請求項6】
前記動態画像解析結果は、前記関心領域の位置に関する位置情報を含み、
前記出力部は、前記術前支援情報として、前記位置情報を出力する、
請求項2に記載の術前支援装置。
【請求項7】
前記術前支援情報は、手術の術式と共に、前記術式に使用する道具、想定手術時間、手術室及び手術スタッフに関する情報のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の術前支援装置。
【請求項8】
前記患者情報は、撮影される患者の持病、禁忌事項、合併症及び服薬に関する情報のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の術前支援装置。
【請求項9】
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得し、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する、
術前支援方法。
【請求項10】
コンピュータに、
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得する処理と、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する処理と、
を実行させる術前支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、術前支援装置、術前支援方法及び術前支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
外科手術では、通常、術前に放射線画像の静止画像を取得する検査等が行われている。また、術前に放射線画像の動態画像を取得し、取得された動態画像に基づいて、手術の術式を提案する発明も提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-115188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動態画像は、静止画像と比較して、情報量が多い。そのため、動態画像から得られる情報に基づいて、様々な情報や提案を医療従事者に提供することも可能であると考えられる。しかしながら、従来は、動態画像から得られる情報の活用についてあまり検討されておらず、手術に関しても、術式以外の情報を提案することはなかった。
【0005】
本発明の目的は、手術の効率性、安全性、確実性の向上を図ることができる情報を提供可能な術前支援装置、術前支援方法及び術前支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る術前支援装置は、
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得する取得部と、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する出力部と、
を備える。
【0007】
本発明に係る術前支援方法は、
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得し、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する。
【0008】
本発明に係る術前支援プログラムは、
コンピュータに、
患者の動態画像解析結果及び患者情報を取得する処理と、
取得した前記動態画像解析結果及び前記患者情報に基づいて、手術の術前支援情報を出力する処理と、
を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、手術の効率性、安全性、確実性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、放射線画像処理システムの構成の一例を説明図である。
図2は、放射線画像処理システムを構成する放射線画像撮影装置における撮影制御部の機能的構成の一例を説明するブロック図である。
図3は、放射線画像処理システムを構成する放射線撮影制御装置の機能的構成の一例を説明するブロック図である。
図4は、放射線画像処理システムを構成する放射線画像解析装置の機能的構成の一例を説明するブロック図である。
図5は、本発明の実施の形態に係る術前支援装置の機能的構成の一例を説明するブロック図である。
図6は、術前支援装置で実施する術前支援方法を説明するフローチャートである。
図7は、術前支援装置が放射線画像解析装置から取得する動態画像解析結果の一例を示す図である。
図8は、術前支援装置が放射線画像解析装置から取得する動態画像解析結果の他の一例を示す図である。
図9は、術前支援装置が放射線画像解析装置から取得する動態画像解析結果の他の一例を示す図である。
図10は、術前支援装置が放射線画像解析装置から取得する動態画像解析結果の他の一例を示す図である。
図11は、動態画像解析結果及び患者情報に基づいて提供される術前支援情報の例を説明する図である。
図12は、膝関節の曲げ伸ばしを概略的に示す図である。
図13は、膝の人工関節を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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