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公開番号
2025164875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025140329,2022011115
出願日
2025-08-26,2022-01-27
発明の名称
混練材料供給装置とコンクリートプラント
出願人
大成建設株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
B28C
9/04 20060101AFI20251023BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】モバイルプラントの備えるミキサーに対して混練材料を供給することのできる、混練材料供給装置を提供する。
【解決手段】コンクリートプラント200,300の備えるミキサー50に対して、混練材料を搬送して投入する、混練材料供給装置80であり、ミキサー50の近傍の地上に立設して、上方に昇降機84を備え、案内レール85を備えている昇降架台83と、混練材料が収容される収容体81とを有し、昇降機84により、収容体81が案内レール85に沿ってミキサー50の投入口の上方に牽引されて、混練材料がミキサー50に供給される。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートプラントの備えるミキサーに対して、混練材料を搬送して投入する、混練材料供給装置であって、
前記ミキサーの近傍の地上に立設して、上方に昇降機を備え、案内レールを備えている昇降架台と、
前記混練材料が収容される収容体とを有し、
前記昇降機により、前記収容体が前記案内レールに沿って前記ミキサーの投入口の上方に牽引されて、前記混練材料が前記ミキサーに供給されるようになっており、
前記収容体は、係合部と、該収容体に回動自在に取り付けられている被牽引部とを備え、前記案内レールに移動自在に係合しており、
前記昇降機から延びる牽引部材が前記被牽引部に取り付けられており、
前記案内レールの上端に前記収容体が移動して停止し、さらに前記被牽引部のみが前記牽引部材にて上方に牽引されることにより、停止している該収容体の前記係合部を回動中心として該収容体が回動し、前記混練材料が前記ミキサーに供給されることを特徴とする、混練材料供給装置。
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【請求項2】
コンクリートプラントの備えるミキサーに対して、混練材料を搬送して投入する、混練材料供給装置であって、
前記ミキサーの近傍の地上に立設して、上方に昇降機を備え、案内レールを備えている昇降架台と、
前記混練材料が収容される収容体とを有し、
前記昇降機により、前記収容体が前記案内レールに沿って前記ミキサーの投入口の上方に牽引されて、前記混練材料が前記ミキサーに供給されるようになっており、
二条の前記案内レールがあり、
前記収容体は、二条の前記案内レールを跨ぐ軸部材と、該収容体に回動自在に取り付けられている回動取っ手とを備え、二条の前記案内レールに移動自在に係合しており、
前記昇降機から延びるワイヤが前記回動取っ手に取り付けられており、
前記案内レールの上端に前記収容体が移動して停止し、さらに前記回動取っ手のみが前記ワイヤにて上方に牽引されることにより、停止している該収容体の前記軸部材を回動中心として該収容体が回動し、前記混練材料が前記ミキサーに供給されることを特徴とする、混練材料供給装置。
【請求項3】
前記収容体は計量器を備えており、
前記計量器は、
収容される前記混練材料の収容許容量に関する収容許容値を格納し、該混練材料が該収容許容値に達した際に警報を発することを特徴とする、請求項1に記載の混練材料供給装置。
【請求項4】
前記収容体の上方には、開閉蓋が回動自在に設けられており、
前記収容体が前記案内レールを昇降する際には前記開閉蓋は閉じており、
前記収容体が前記ミキサーの前記投入口の上方で回動した際に、前記開閉蓋が自然に開いて前記混練材料が該投入口に供給されることを特徴とする、請求項1に記載の混練材料供給装置。
【請求項5】
運搬車両と、
前記運搬車両の荷台の上に搭載されて該運搬車両にて搬送される、コンクリートのプラントユニットと、
搬送時には前記プラントユニットに含まれず、コンクリート製造時には前記プラントユニットの構成要素となるミキサーとを有し、
前記プラントユニットは、骨材貯蔵装置と、粉体貯蔵装置と、混練材料貯蔵装置と、骨材搬送装置と、粉体搬送装置と、混練材料搬送装置と、各装置の駆動制御を実行する制御装置とを少なくとも備えて、コンクリート製造時に前記運搬車両が退避してコンクリートプラントを形成し、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の混練材料供給装置における、前記収容体が前記混練材料貯蔵装置であり、前記昇降架台が前記混練材料搬送装置であることを特徴とする、コンクリートプラント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、混練材料供給装置とコンクリートプラントに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コンクリートの高性能化と既存構造物の長寿命化や延命化のニーズの高まりから、既存構造物を例えば高性能コンクリートを用いて補修や補強する技術の開発が進んでいる。この既存構造物としては、道路橋における鉄筋コンクリート床版等が挙げられる。
【0003】
この高性能コンクリートは、市中の生コンプラントで一般に供給されない特殊なコンクリートであり、補修や補強の技術が確立されているとしても、施工現場に対して特殊コンクリートを実際に供給できないといった大きな課題がある。
【0004】
ここで、本明細書において「高性能コンクリート」や「特殊コンクリート」、「高強度コンクリート」、「超高強度コンクリート」とは、例えば、高い圧縮強度、靱性、耐久性を有するコンクリートを意味しており、その一例として、特殊材料(セメントと混和剤を混合したプレミックス粉体、砂、繊維、水、混和剤等を使用した材料)を用いた、超高性能繊維補強コンクリートが挙げられる。
【0005】
そこで、施工現場まで移動して施工現場にてコンクリートを製造する、移動式のコンクリートプラント(モバイルプラント)が適用される場合があるが、従来のモバイルプラントは通常のコンクリートの製造を対象としていることから、例えば超高強度コンクリート等の特殊コンクリートの製造(練り混ぜ)においては課題が生じ得る。具体的には、モバイルプラントに設置される、繊維材等の混練材料を供給する装置に関する技術が確立していないことである。
【0006】
ここで、特許文献1には、工事の進捗状況に合わせて安定した生コン供給を可能にした、生コンの製造システムが提案されている。この製造システムは、少なくとも原料の貯蔵工程、供給工程及び混練工程等から構成される一連の生コン製造システムにおいて、システムに必要な全ての工程が移動できるように、各工程に必要なそれぞれの設備をそれぞれの車両に搭載している。ここで、各工程に必要な設備を搭載した車両とは、車両に計量器を有した生コン原料供給装置とこれに連結された混練装置及び操作盤を設けたミキシングミキサー車、セメント貯蔵用のサイロを車両に設けたセメントサイロ車、貯水タンクを車両に設けた水タンクローリー車、及びコンベアを車両に設けたコンベア車である。
【0007】
一方、特許文献2には、騒音の問題を解消した移動式バッチャープラントが提案されている。この移動式バッチャープラントは、予め配合された粉体材料を貯蔵する粉体貯蔵装置、骨材を貯蔵する骨材貯蔵装置、水を貯蔵する水貯蔵装置、粉体材料と骨材と水を混合するミキシング装置、粉体搬送装置、骨材搬送装置、水供給装置、各装置の動作を制御する制御装置、各装置のうちの少なくとも一つを支持して車両に搭載可能に形成された支持構造、各装置及び支持構造のうちの少なくとも一つから発生する騒音を低減する騒音低減機構とを備えている。ここで、各装置は、中型トラックの荷台上に設置されるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平7-52141号公報
特開2020-142400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載の生コンの製造システム、特許文献2に記載の移動式バッチャープラントともに、モバイルプラントの備えるミキサーに対して、骨材やセメント等の他に繊維材等の混練材料を加えて練り混ぜて特殊コンクリート等を製造することを想定しておらず、従って、モバイルプラントの備えるミキサーに対して混練材料を供給する手段に関する開示はない。
【0010】
本発明は、モバイルプラントの備えるミキサーに対して混練材料を供給することのできる、混練材料供給装置と、この混練材料供給装置を備えているコンクリートプラントを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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