TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025164782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025128525,2022515930
出願日2025-07-31,2020-09-17
発明の名称減量の改善及び維持のための組成物及び方法
出願人ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
代理人個人,個人
主分類A23L 33/175 20160101AFI20251023BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】減量のための食事介入に使用する、又は、体重維持、特に食事介入後、好ましくは低カロリー食介入後の体重維持に使用する、栄養組成物を提供する。
【解決手段】栄養組成物は、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリンからなる群から選択される、1種以上のアミノ酸、又はそれらの組み合わせを含み、カロリー制限された食事介入のみによる減量に耐性のある肥満対象の減量を助けるのに使用可能である。また、本発明の栄養組成物は、特に食事介入後の減量維持を助けるのに使用可能である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
減量に使用する栄養組成物であって、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリン、又はこれらの混合物からなる群から選択された1種以上のアミノ酸を含む、栄養組成物。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
体重維持に使用する栄養組成物であって、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリン、又はこれらの混合物からなる群から選択された1種以上のアミノ酸を含む、栄養組成物。
【請求項3】
低カロリー食介入中の減量又は低カロリー食介入後の体重維持に使用する栄養組成物であって、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリン、又はこれらの混合物からなる群から選択された1種以上のアミノ酸を含む、請求項1又は2に記載の栄養組成物。
【請求項4】
前記低カロリー食介入が、成人に関しては、600kcal/日~1500kcal/日を最大12週間までとするものである、請求項3に記載の栄養組成物。
【請求項5】
前記栄養組成物が、少なくともプロリンを含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の使用のための栄養組成物。
【請求項6】
前記栄養組成物が、少なくともプロリン及びヒスチジンを含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の使用のための栄養組成物。
【請求項7】
前記栄養組成物が、少なくともプロリン、ヒスチジン、及びグリシンを含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の使用のための栄養組成物。
【請求項8】
前記栄養組成物が、少なくともプロリン、ヒスチジン、グリシン、及びヒドロキシプロリンを含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の使用のための栄養組成物。
【請求項9】
前記栄養組成物が、低カロリー食介入後の対象において脂肪量の減少を改善する、請求項1~8のいずれか一項に記載の栄養組成物。
【請求項10】
前記栄養組成物が、低カロリー食介入後の対象においてBMIを改善する、請求項1~8のいずれか一項に記載の栄養組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、減量のための食事介入、又は、特に食事介入、好ましくは低カロリー食介入後の体重維持に使用される栄養組成物を提供するものである。栄養組成物は、カロリー制限食による介入のみでの減量に耐性のある肥満対象の減量を補助するのに使用可能な、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリンからなる群から選択される、1種以上のアミノ酸、又はそれらの組み合わせを含む。また、本発明の栄養組成物は、特に食事介入後の減量維持を補助するのに使用可能である。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
肥満は、世界の多くの地域で蔓延している慢性的な代謝異常であり、2型糖尿病、心臓血管疾患、脂質異常症、及びある種のがん等、深刻な併存疾患の主な危険因子である(World Health Organ Tech Rep Ser.2000;894:i-xii,1~253)。
【0003】
長い間、低カロリー食介入は減量に非常に有効であり得るものであること、またこの減量は概して肥満関連性共存症、特に2型糖尿病のリスクを改善することが認識されてきた。経験的データが示唆するところによれば、初期体重の少なくとも10%を減量すると、肥満関連の併存疾患のリスクがかなり減少する(World Health Organ Tech Rep Ser.2000;894:i-xii,1~253)。
【0004】
しかしながら、減量能力は、対象間で非常に様々である。いくつかの研究では、一定の割合の人が、カロリー制限又は低カロリー食による減量に成功しないことが示されている(Ghosh,S.et al.,Obesity,2011,19(2):457~463)。これにより、現実的でない減量への期待が転じて、食事介入の不遵守、ドロップアウト、そして大抵は失敗が生じる。実際のところ、複数の研究において、同様のBMIで、かつ同じ標準化減量プログラムを経験しており、よく遵守した対象の減量において、10倍の変動があることが示されている。これらの観察から、肥満減量耐性のある肥満の表現型の定義がなされている(Harper et al.,Diabetes,(2002)51:2459-2466)。
【0005】
いくつかの研究では、減量耐性のある肥満の表現型、又は食事耐性のある肥満表現型であると予測される対象では、肥満症治療手術が検討され得ると提案している。肥満症治療手術には、栄養摂取、及び/又は、吸収を低減するために消化管に改変を加えることで肥満を治療する、様々な外科的処置が含まれる。
【0006】
明らかに、減量耐性のある肥満又は食事耐性のある肥満の対象のために、より簡便で、且つ、より低侵襲の組成物及び方法が必要とされている。
【0007】
[発明の概要]
栄養組成物
いくつかの実施形態において、組成物、特に、食事介入中の減量、又は、食事介入後の体重維持に使用する栄養組成物を提供する。好適な実施形態において、食事介入は低カロリー食である。
【0008】
一実施形態において、栄養組成物は、食事介入中の減量、又は、食事介入後の体重維持に使用するための1種以上のアミノ酸を含む。好適な実施形態において、食事介入は、低カロリー食である。
【0009】
一実施形態において、栄養組成物は、食事介入中の減量、又は、食事介入後の体重維持に使用するための、プロリン、ヒスチジン、グリシン、及び/若しくは、ヒドロキシプロリン、又はこれらの混合物からなる群から選択された1つ以上のアミノ酸を含む。好適な実施形態において、食事介入は、低カロリー食である。
【0010】
一実施形態において、栄養組成物は、食事介入中の減量、又は、食事介入後の体重維持に使用するための、少なくともプロリンを含有する。好適な実施形態において、食事介入は、低カロリー食である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
健康促進霊芝茶
1か月前
個人
古代食品塩梅醤
5か月前
ライソン株式会社
焙煎機
4か月前
個人
ジャム
5か月前
不二製油株式会社
グミ類
1か月前
不二製油株式会社
組成物
24日前
個人
ヨーグルト等の発酵器
1か月前
不二製油株式会社
油性食品
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
2か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
4か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
2か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
10日前
不二製油株式会社
卵代替素材
5か月前
株式会社東洋新薬
飲料
25日前
池田食研株式会社
風味改善剤
4か月前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
3か月前
池田食研株式会社
微粉状食品
4か月前
不二製油株式会社
光照射油脂
24日前
株式会社ソディック
計量装置
5か月前
東ソー株式会社
食品品質保持剤
3か月前
奥野製薬工業株式会社
処理方法
27日前
アサヒ飲料株式会社
飲料
4か月前
不二製油株式会社
チーズ様食品
4か月前
東洋ライス株式会社
搗精米
2か月前
株式会社ソディック
食品搬送装置
3か月前
株式会社エポック社
絞出具
27日前
不二製油株式会社
被覆用油性食品
26日前
SoPros株式会社
経口養毛剤
5か月前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
1か月前
個人
発酵あんこの製造方法
18日前
不二製油株式会社
カカオ含有飲食物
25日前
個人
廃棄食品の資源化法とその装置
2か月前
大山食品株式会社
お好み焼き
5か月前
株式会社寺田製作所
散茶装置
5か月前
続きを見る