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公開番号
2025164745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025067749
出願日
2025-04-16
発明の名称
樹脂組成物、接着部材、及び接着部材を含む表示装置
出願人
三星ディスプレイ株式會社
,
Samsung Display Co.,Ltd.
代理人
個人
主分類
C08F
2/44 20060101AFI20251023BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】硬化前に低粘度特性を示し、硬化後に低い弾性率及び高い接着力を示す樹脂組成物、樹脂組成物からなる接着部材、及び接着部材を含む表示装置を提供する。
【解決手段】一実施形態の樹脂組成物は、少なくとも一つの単官能(メタ)アクリレートモノマーと、オルガノポリシロキサンと、ラジカル重合開始剤を含む少なくとも一つの光開始剤とを含み得る。一実施形態の樹脂組成物は、温度25℃でJIS Z8803で測定されたせん断粘度が5mPa・s以上50mPa・s以下であり、光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された貯蔵弾性率が1MPa以下であり、光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された損失正接が2.0以上であり、光硬化後に光学的に透明であり得る。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つの単官能(メタ)アクリレートモノマーと、
オルガノポリシロキサンと、
ラジカル重合開始剤を含む少なくとも一つの光開始剤と、を含み、
温度25℃でJIS Z8803で測定されたせん断粘度が5mPa・s以上50mPa・s以下であり、
光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された貯蔵弾性率が1MPa以下であり、
光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された損失正接(loss tangent、tanδ)は2.0以上であり、
光硬化後に光学的に透明である、樹脂組成物。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記樹脂組成物の全体重量100wt%を基準に、前記オルガノポリシロキサンの重量は5wt%以上35wt%未満である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は500以上50,000未満である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記オルガノポリシロキサンはラジカル重合性基を含まない、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
光硬化の後、温度25℃で高分子基板及びガラス基板のうち少なくとも一つに対する180°剥離力が300gf/25mm以上である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
溶剤を含まない請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記単官能(メタ)アクリレートモノマーは、4-ヒドロキシブチルアクリレート(4-HBA)、2-エチルヘキシルアクリレート(2-EHA)、テトラヒドロフルフリルアクリレート(THF-A)、及び2-エチルヘキシル-ジグリコールアクリレート(EHDG-AT)のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記樹脂組成物の全体重量100wt%を基準に、前記単官能(メタ)アクリレートモノマーの重量は60wt%以上85wt%以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを更に含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
シランカップリング剤を更に含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はオルガノポリシロキサンを含む樹脂組成物、樹脂組成物からなる接着部材、及び接着部材を含む表示装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビ、携帯電話、タブレットコンピュータ、ナビゲーション、ゲーム機などのようなマルチメディア装置に使用される多様な表示装置が開発されている。特に、最近は携帯を容易にし、ユーザの便宜性を向上させるために曲がるフレキシブル表示部材を利用して折りたたみ、曲げ、または巻き取りが可能な表示装置に関する開発が行われている。多様な形状の表示装置に適用される接着層を形成するために使用される接着樹脂は、多様な形態の表示装置の部材に対して優れたコーティング性を有することを必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許第10-2019-0049521号公報
韓国登録特許第10-2315376号公報
米国特許出願公開第2022/380591号明細書
韓国公開特許第10-2023-0047164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、硬化前に低粘度特性を示し、硬化後に低い弾性率及び高い接着力を示す樹脂組成物、樹脂組成物からなる接着部材、及び接着部材を含む表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態は、少なくとも一つの単官能(メタ)アクリレートモノマーと、オルガノポリシロキサンと、ラジカル重合開始剤を含む少なくとも一つの光開始剤と、を含み、温度25℃でJIS Z8803で測定されたせん断粘度が5mPa・s以上50mPa・s以下であり、光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された貯蔵弾性率が1MPa以下であり、光硬化後の温度-20℃及び周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法で測定された損失正接(loss tangent、tanδ)は2.0以上であり、光硬化後に光学的に透明である、樹脂組成物を提供する。
【0006】
前記樹脂組成物の全体重量100wt%を基準に、前記オルガノポリシロキサンの重量は5wt%以上35wt%未満であり得る。
【0007】
前記オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は500以上50,000未満であり得る。
【0008】
前記オルガノポリシロキサンはラジカル重合性基を含まないものであり得る。
【0009】
前記樹脂組成物は光硬化の後、温度25℃で高分子基板及びガラス基板のうち少なくとも一つに対する180°剥離力が300gf/25mm以上であり得る。
【0010】
前記樹脂組成物は溶剤を含まないものであり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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