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公開番号2025164697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025036165
出願日2025-03-07
発明の名称組成物、発泡成形体及びマスターバッチ
出願人松本油脂製薬株式会社
代理人
主分類C08J 9/32 20060101AFI20251023BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】 本発明の目的は熱膨張性微小球と熱可塑性エラストマーを使用して発泡成形体を製造するに際して、メヤニの発生を低減可能な組成物を提供することである。
【解決手段】 下記成分(A)~(C)を含む、組成物。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(C):熱可塑性エラストマーを含むマトリックス成分
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分(A)~(C)を含む、組成物。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(C):熱可塑性エラストマーを含むマトリックス成分
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記ポリマー(b1)の酸価が3mgKOH/g以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記酸性基がカルボキシル基及びカルボン酸無水物基から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記ポリマー(b1)が(無水)マレイン酸との共重合体及び(無水)マレイン酸変性物から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
前記ポリマー(b1)の炭素数が3~80のα-オレフィン構造単位を有する、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項6】
前記成分(A)が、重合体を含む外殻と、前記外殻に内包されかつ加熱により気化する発泡剤を含む熱膨張性微小球であり、前記重合体がニトリル系単量体及びカルボキシル基含有単量体から選ばれる少なくとも1種を含む重合性成分の重合体である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項7】
前記成分(A)の含有量が前記成分(C)100重量部に対して0.1~15重量部であり、前記成分(B)の含有量が前記成分(C)100重量部に対して0.01~5重量部である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の組成物を成形してなる、発泡成形体。
【請求項9】
下記成分(A)、(B)及び(D)を含む、マスターバッチ。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(D):成分(A)の膨張開始温度以下である融点を有するベースレジン

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物、発泡成形体及びマスターバッチに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、押出成形や射出成形等により発泡成形体を製造する場合、基材となる樹脂成分に熱膨張性微小球(熱膨張性マイクロカプセルともいう)や各種化学発泡剤等の発泡成分を混合して成形が行われている。しかし、ここで使用する発泡成分は飛散しやすく、また基材と混合しても、成形装置に供給する間に樹脂ペレットと発泡成分とが分離しやすい。
そのため、発泡成分と、基材や基材と混錬可能なベースレジンとを混練し、所望の形状とした発泡成形用マスターバッチを使用して発泡成形体を製造する方法が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、熱膨張性マイクロカプセル、キャリア樹脂及び滑剤を含有するマスターバッチであって、前記キャリア樹脂は、オレフィン成分を30~55重量%含有する技術が提案されており、具体例としてエチレン-酢酸ビニル共重合体を使用したマスターバッチが開示されており、高い耐熱性や発泡倍率を実現しつつ、表面平滑性に優れ、色むらの少ない発泡成形体を作成することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-070102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載されているマスターバッチを使用し、基材樹脂として熱可塑性エラストマーを用いて発泡成形を行う場合、ダイの突出ノズル口付近に基材樹脂や膨張した熱膨張性微小球等のメヤニと呼ばれる付着物が発生、堆積する。さらに、発泡成形を長時間連続して行うと、メヤニが離脱して成形体中に混入したり、成形体の表面に付着したりして、成形体の物性および外観を低下させてしまう。また、発生したメヤニを除去する作業を一定間隔で行う必要があり、生産効率の低下を引き起こす。
【0006】
したがって、本発明の目的は熱膨張性微小球と熱可塑性エラストマーを使用して発泡成形体を製造するに際して、メヤニの発生を低減可能な組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは鋭意検討を行った結果、特定の成分を含む組成物であれば、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、以下の態様を含むものである。
【0008】
<1> 下記成分(A)~(C)を含む、組成物。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(C):熱可塑性エラストマーを含むマトリックス成分
<2> 前記ポリマー(b1)の酸価が3mgKOH/g以上である、<1>に記載の組成物。
<3> 前記酸性基がカルボキシル基及びカルボン酸無水物基から選ばれる少なくとも1種である、<1>又は<2>に記載の組成物。
<4> 前記ポリマー(b1)が(無水)マレイン酸との共重合体及び(無水)マレイン酸変性物から選ばれる少なくとも1種である、<1>~<3>のいずれかに記載の組成物。
<5> 前記ポリマー(b1)の炭素数が3~80のα-オレフィン構造単位を有する、<1>~<4>のいずれかに記載の組成物。
<6> 前記成分(A)が、重合体を含む外殻と、前記外殻に内包されかつ加熱により気化する発泡剤を含む熱膨張性微小球であり、前記重合体がニトリル系単量体及びカルボキシル基含有単量体から選ばれる少なくとも1種を含む重合性成分の重合体である、<1>~<5>のいずれかに記載の組成物。
<7> 前記成分(A)の含有量が前記成分(C)100重量部に対して0.1~15重量部であり、前記成分(B)の含有量が前記成分(C)100重量部に対して0.01~5重量部である、<1>~<6>のいずれに記載の組成物。
<8> <1>~<7>のいずれかに記載の組成物を成形してなる、発泡成形体。
<9> 下記成分(A)、(B)及び(D)を含む、マスターバッチ。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(D):成分(A)の膨張開始温度以下である融点を有するベースレジン
【発明の効果】
【0009】
本発明の組成物は、発泡成形体の製造時にメヤニの発生を低減することができる。
本発明の発泡成形体は、外観に優れ、軽量である。
本発明のマスターバッチは、発泡成形体の製造時にメヤニの発生を低減することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の組成物は下記成分(A)~(C)を含む。
成分(A):熱膨張性微小球
成分(B):酸性基を有し、せん断速度10(1/s)で測定される温度200℃における粘度が3000mPa・s以下であり、融点が50℃以上であるオレフィン系ポリマー(b1)及び炭素数20以上である脂肪酸(b2)から選ばれる少なくとも1種
成分(C):熱可塑性エラストマーを含むマトリックス成分
以下、各成分を詳しく説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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