TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025164682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025006420
出願日2025-01-16
発明の名称基板収容ケース
出願人アドバンテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20251023BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】屋外で使用されても基板を雨風から保護して、各種電子機器を確実に制御することができる基板収容ケースを提供する。
【解決手段】1又は複数のケーブルと接続される基板を収容する基板収容ケース10は、基板を保持するケース本体13と、ケース本体13に着脱可能に取付けられて基板を覆うカバー体14とを備え、基板に接続される1又は複数のケーブルの長手方向一側をケース本体13とカバー体14で挟持し、止水状態で保持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1又は複数のケーブルと接続される基板を収容する基板収容ケースであって、
前記基板を保持するケース本体と、該ケース本体に着脱可能に取付けられて前記基板を覆うカバー体とを備え、前記基板に接続される1又は複数の前記ケーブルの長手方向一側を前記ケース本体と前記カバー体で挟持し、止水状態で保持することを特徴とする基板収容ケース。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記ケース本体に形成されたケース側切り欠き部と、前記カバー体に形成されたカバー側切り欠き部が対向して形成される1又は複数のケーブル挿通孔を有し、前記ケース本体と前記カバー体との接触面及び1又は複数の前記ケーブル挿通孔の内周面に止水材が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の基板収容ケース。
【請求項3】
前記ケース本体は、前記基板を収容する基板収容部と、前記基板に接続される1又は複数の前記ケーブルの長手方向一側を保持するケーブル保持部とを有し、前記ケース本体を前記基板収容部と前記ケーブル保持部に仕切る仕切板に、前記基板に設けられた1又は複数のコネクタに対応する1又は複数のケーブル差込口が形成され、前記カバー体は、前記ケース本体の前記基板収容部を覆う基板側カバーと、前記ケース本体の前記ケーブル保持部を覆うケーブル側カバーに分割されていることを特徴とする請求項1記載の基板収容ケース。
【請求項4】
前記ケース本体は、前記基板収容部と、前記ケーブル保持部に分割されていることを特徴とする請求項3記載の基板収容ケース。
【請求項5】
前記ケース本体の前記基板収容部の内面及び/又は外面に複数のリブが設けられていることを特徴とする請求項3記載の基板収容ケース。
【請求項6】
複数の前記リブは、ハニカム状に配置されていることを特徴とする請求項5記載の基板収容ケース。
【請求項7】
前記ケース本体を他の電子機器に固定するための固定具を備えていることを特徴とする請求項1記載の基板収容ケース。
【請求項8】
前記他の電子機器はドローンであることを特徴とする請求項7記載の基板収容ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各種電子機器を制御する基板を収容して保護する基板収容ケースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種の電子機器を制御する基板(コンピュータ)は、筐体(ケース)で保護されているが、筐体内の基板には、制御の対象となる他の(外部の)機器と信号のやり取りをするためのケーブル及びその基板に電力を供給するためのケーブル等の各種のケーブルを接続する必要がある。このため、筐体には、これらのケーブルの端部(端子)を基板に設けられたコネクタに接続するための差込口(接続口)を形成する必要がある。しかし、筐体に差込口を形成すると、コネクタが外部に露出するため、異物の付着や侵入又は外力等からコネクタ及び基板を十分に保護することができないという問題があった。
一方、特許文献1には、コネクタカバー付き基板ケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5842052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、コネクタカバーの固定作業に要する手間を軽減しつつ、コネクタカバーが簡単に取り外しできない構造とすることにより、不正アクセス等から基板を保護しようとするものである。このコネクタカバー付き基板ケースでは、コネクタがコネクタカバーで覆われるため、異物の付着や侵入又は外力等からもコネクタをある程度は保護することができる。しかし、コネクタカバーでコネクタを密閉するものではなく、コネクタカバー内(ケース内)への水の浸入防止については、検討されていない。つまり、引用文献1では、コネクタカバー付き基板ケースを屋外に設置すること又は屋外で使用することは想定されておらず、屋外で雨風にさらされた場合には、コネクタ及び基板を保護することができず、使用場所(用途)が限定されるという課題がある。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、屋外で使用されても基板を雨風から保護して、各種電子機器を確実に制御することができる基板収容ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う本発明に係る基板収容ケースは、1又は複数のケーブルと接続される基板を収容する基板収容ケースであって、
前記基板を保持するケース本体と、該ケース本体に着脱可能に取付けられて前記基板を覆うカバー体とを備え、前記基板に接続される1又は複数の前記ケーブルの長手方向一側を前記ケース本体と前記カバー体で挟持し、止水状態で保持する。
【0007】
本発明に係る基板収容ケースにおいて、前記ケース本体に形成されたケース側切り欠き部と、前記カバー体に形成されたカバー側切り欠き部が対向して形成される1又は複数のケーブル挿通孔を有し、前記ケース本体と前記カバー体との接触面及び1又は複数の前記ケーブル挿通孔の内周面に止水材が取付けられていることが好ましい。
【0008】
本発明に係る基板収容ケースにおいて、前記ケース本体は、前記基板を収容する基板収容部と、前記基板に接続される1又は複数の前記ケーブルの長手方向一側を保持するケーブル保持部とを有し、前記ケース本体を前記基板収容部と前記ケーブル保持部に仕切る仕切板に、前記基板に設けられた1又は複数のコネクタに対応する1又は複数のケーブル差込口が形成され、前記カバー体は、前記ケース本体の前記基板収容部を覆う基板側カバーと、前記ケース本体の前記ケーブル保持部を覆うケーブル側カバーに分割されていることが好ましい。
【0009】
本発明に係る基板収容ケースにおいて前記ケース本体は、前記基板収容部と、前記ケーブル保持部に分割されてもよい。
【0010】
本発明に係る基板収容ケースにおいて、前記ケース本体の前記基板収容部の内面及び/又は外面に複数のリブが設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
電子部品の実装方法
2か月前
個人
非衝突型ガウス加速器
3か月前
日本精機株式会社
回路基板
2か月前
愛知電機株式会社
装柱金具
1か月前
個人
電気式バーナー
1か月前
日星電気株式会社
面状ヒータ
20日前
アイホン株式会社
電気機器
2か月前
アイホン株式会社
電気機器
3か月前
日本放送協会
基板固定装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
個人
節電材料
3か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
メクテック株式会社
配線基板
3か月前
個人
静電気中和除去装置
1か月前
東レ株式会社
霧化状活性液体供給装置
3か月前
FDK株式会社
基板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
4か月前
サクサ株式会社
筐体の壁掛け構造
3か月前
株式会社デンソー
電子装置
28日前
シャープ株式会社
加熱機器
1か月前
サクサ株式会社
開き角度規制構造
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
3か月前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
3か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
株式会社デンソー
電子装置
6日前
株式会社レクザム
剥離装置
1か月前
オムロン株式会社
端子折り曲げ治具
2か月前
日産自動車株式会社
電子機器
14日前
日産自動車株式会社
電子部品
2か月前
株式会社レゾナック
冷却装置
2か月前
富士フイルム株式会社
積層体
1か月前
カシン工業株式会社
PTC発熱装置
4か月前
新電元工業株式会社
電子装置
2か月前
タイガー魔法瓶株式会社
加熱器
2か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
27日前
続きを見る