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公開番号
2025164431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068408
出願日
2024-04-19
発明の名称
3次元モデルの製造システム、3次元モデルの製造プログラム及び3次元モデルの製造方法
出願人
東急建設株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
G06F
30/20 20200101AFI20251023BHJP(計算;計数)
要約
【課題】プレキャスト部材を効率よく製造することができるようになる3次元モデルの製造システムを提供する。
【解決手段】3次元モデルの製造システム1は、建築構造物の3次元データを取得する取得部201、建築構造物の側方に張り出した取付構造体100に関する加工データを3次元データから抽出する抽出部202と、取付構造体に関する加工データがプレキャスト部材としての条件を満たすか否か判定する判定部204とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築構造物の3次元データを取得する取得部と、
前記建築構造物の側方に張り出した取付構造体に関する加工データを前記3次元データから抽出する抽出部と、
前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たすか否か判定する判定部とを備えたことを特徴とする3次元モデルの製造システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記取付構造体に設けられる穴の大きさ又は位置を基準に前記条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項3】
前記判定部は、前記取付構造体の持出長さを基準に前記条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項4】
前記判定部は、前記取付構造体の手摺の位置を基準に前記条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項5】
前記判定部は、前記取付構造体の板割通り芯位置を基準に前記条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項6】
前記判定部が、前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たさないと判定した場合には、前記取付構造体に関する修正後の加工データを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項7】
前記建築構造物における配置予定の位置に応じて適切な重量又は寸法になるように前記プレキャスト部材の長さを設定する板割部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の3次元モデルの製造システム。
【請求項8】
建築構造物の3次元データを取得させる手順と、
前記建築構造物の側方に張り出した取付構造体に関する加工データを前記3次元データから抽出する手順と、
前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たすか否か判定する手順とをコンピュータに実行させるための3次元モデルの製造プログラム。
【請求項9】
建築構造物の3次元データを取得する取得ステップと、
前記建築構造物の側方に張り出した取付構造体に関する加工データを前記3次元データから抽出する抽出ステップと、
前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たすか否か判定する判定ステップとを備えたことを特徴とする3次元モデルの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元モデルの製造システム、3次元モデルの製造プログラム及び3次元モデルの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ビル等の建築構造物の設計に際し、BIM(Building・Information・Modeling)モデルを使用することが行われている。BIMモデルを使用することで、梁等の鉄筋を仮想空間内で自動的に生成させ、配筋図を容易に作成することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、BIMモデルを用いて、鉄筋コンクリートの鉄筋部材を自動的に加工する方法が開示されている。鉄筋コンクリート建物のBIMモデルを作成し、作成したBIMモデルを確認した後、修正が必要であれば設計者に修正内容をフィードバックして鉄筋部材を加工することが行われている。このように、BIMモデルから鉄筋加工リストを自動的に作成することにより、従来の鉄筋組立者などが行っていた鉄筋加工リスト作成の労務を大幅に低減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-101875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1では、BIMモデルのデータ作成を設計者が行い、それを鉄筋加工者、鉄筋組立者で相互に確認して設計者にフィードバックし、BIMデータに反映し承認することで、施工を考慮した精度の高いBIMが出来上がるというものである。しかしながら、特許文献1に開示された方法は、製造工場などにおいて予め部材を製造して建設現場へ搬送し設置を行うというプレキャスト工法に関するものではないため、製造工場などで効率よく部材を製造させるのに適した情報が与えられるものではなかった。
【0006】
そこで、本発明は、プレキャスト部材を効率よく製造することができるようになる3次元モデルの製造システム、3次元モデルの製造プログラム及び3次元モデルの製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に対して、本発明の3次元モデルの製造システムは、建築構造物の3次元データを取得する取得部と、前記建築構造物の側方に張り出した取付構造体に関する加工データを前記3次元データから抽出する抽出部と、前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たすか否か判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
ここで、前記判定部は、前記取付構造体に設けられる穴の大きさ又は位置、前記取付構造体の持出長さ、前記取付構造体の手摺の位置又は前記取付構造体の板割通り芯位置を基準に前記条件を満たすか否かを判定することが望ましい。
【0009】
また、前記判定部が、前記取付構造体に関する前記加工データがプレキャスト部材としての条件を満たさないと判定した場合には、前記取付構造体に関する修正後の加工データを表示する表示部をさらに備えることが望ましい。
【0010】
前記建築構造物における配置予定の位置に応じて適切な重量又は寸法になるように前記プレキャスト部材の長さを設定する板割部をさらに備えることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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