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公開番号
2025164368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068300
出願日
2024-04-19
発明の名称
情報処理装置、分析方法、及び分析プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
16/38 20190101AFI20251023BHJP(計算;計数)
要約
【課題】様々なコンテンツの活用を支援する。
【解決手段】情報処理装置は、対象となるコンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを言語モデルを用いて抽出する抽出部と、抽出部の抽出結果に基づき、あるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、上記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析部と、を備える。分析部による関連付けの結果は、対象としたコンテンツに記述されている事項を根拠とした意思決定に利用することも可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機械学習済みの言語モデルを用いて、対象となる複数のコンテンツから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを抽出する抽出手段と、
前記複数のコンテンツのうちのあるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を仲介事項とするとき、前記抽出手段の抽出結果に基づき、前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、前記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析手段と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記抽出手段は、前記言語モデルを用いて、
前記複数のコンテンツの1つである第1のコンテンツに前件として記述されている事項を抽出し、
前記複数のコンテンツのうち、抽出された前記事項が後件として記述されている第2のコンテンツを抽出し、
前記第2のコンテンツに前件として記述されている事項を前記第1の事項として抽出し、
前記第1のコンテンツに後件として記述されている事項を前記第2の事項として抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記抽出手段は、前記言語モデルを用いて、
前記複数のコンテンツの1つである第1のコンテンツに後件として記述されている事項を抽出し、
前記複数のコンテンツのうち、抽出された前記事項が前件として記述されている第2のコンテンツを抽出し、
前記第2のコンテンツに後件として記述されている事項を前記第2の事項として抽出し、
前記第1のコンテンツに前件として記述されている事項を前記第1の事項として抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、前記言語モデルを用いて、前記複数のコンテンツのそれぞれから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、当該事項に対応する後件として記述されている事項とをそれぞれ抽出し、
前記分析手段は、抽出された前記事項のうち、あるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を前記仲介事項として、抽出された前記事項の中から前記第1の事項と前記第2の事項とを特定し、特定した前記第1の事項と前記第2の事項とを関連付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記抽出手段は、前記言語モデルを用いて、
前記複数のコンテンツのうち、他のコンテンツに前件として記述されている事項が後件として記述されているコンテンツを抽出し、
抽出された前記コンテンツに前件として記述されている事項を前記第1の事項として抽出し、
抽出された前記コンテンツに後件として記載されている事項が前件として記述されている前記コンテンツに後件として記載されている事項を前記第2の事項として抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記抽出手段は、前記言語モデルを用いて、
前記複数のコンテンツのうち、他のコンテンツに後件として記述されている事項が前件として記述されているコンテンツを抽出し、
抽出された前記コンテンツに後件として記述されている事項を前記第2の事項として抽出し、
抽出された前記コンテンツに前件として記載されている事項が後件として記述されている前記コンテンツに前件として記載されている事項を前記第1の事項として抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の事項が前件として記述されていると共に前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツから抽出された、前記第1の事項と前記仲介事項との関係性を示す第1の関係性情報と、前記仲介事項が前件として記述されていると共に前記第2の事項が後件として記述されているコンテンツから抽出された、前記仲介事項と前記第2の事項との関係性を示す第2の関係性情報と、を用いて、前記第1の事項と前記第2の事項との関係性を推論する推論手段を備える、請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記分析手段による関連付けの結果に基づき、前記複数のコンテンツに記述されている各事項の論理的な関係性を示すロジックモデルを生成するモデル生成手段を備える、請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
質問の入力を受け付ける受付手段と、
前記ロジックモデルを用いて前記質問に対する回答を生成する回答生成手段と、
前記回答を提示する提示手段と、を備える請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサが、
機械学習済みの言語モデルを用いて、対象となる複数のコンテンツから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを抽出する抽出処理と、
前記複数のコンテンツのうちのあるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を仲介事項とするとき、前記抽出処理における抽出結果に基づき、前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、前記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析処理と、を含む分析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、分析方法、及び分析プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
各種文書の活用を促進するための分析技術が知られている。その一例として、特許文献1に記載の文書処理装置が挙げられる。この文書処理装置は、関連元文書の種類に応じたルールに基づいて当該関連元文書から語句を抽出し、抽出した語句から関連先文書の検索条件を生成し、該検索条件を満たす関連先文書と関連元文書との関連を記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-108268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の文書処理装置は、「日報」、「週報」、「法律」、「法令」等の所定の種類に分類される文書において、特定の箇所に関連先文書の検索に利用できる語句が記載されることを利用して関連性を分析するものである。このため、特許文献1に記載の文書処理装置には、分析対象が限定的であるという点で改善の余地がある。
【0005】
例えば、ある文書Xに「Aという条件を満たす場合、Bという事象が発生する」との記載があり、他の文書Yに「Bという事象が発生するときには、Cという事象も発生する」との記載があるとする。これらの文書は、何れもBという事象について言及している点で関連性があるといえる。しかし、文書Xにおいて、その種類に応じた特定の箇所にBという事象が記載されていない限り、特許文献1に記載の文書処理装置ではこれらの文書を関連付けることはできない。また、特許文献1に記載の文書処理装置では文書以外のコンテンツ(例えば画像)の関連付けを行うこともできない。
【0006】
本開示は、このような点に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、様々なコンテンツの活用を支援することを可能にする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例示的側面に係る情報処理装置は、機械学習済みの言語モデルを用いて、対象となる複数のコンテンツから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを抽出する抽出手段と、前記複数のコンテンツのうちのあるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を仲介事項とするとき、前記抽出手段の抽出結果に基づき、前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、前記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析手段と、を備える。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る分析方法は、少なくとも1つのプロセッサが、機械学習済みの言語モデルを用いて、対象となる複数のコンテンツから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを抽出する抽出処理と、前記複数のコンテンツのうちのあるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を仲介事項とするとき、前記抽出処理における抽出結果に基づき、前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、前記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析処理と、を含む。
【0009】
本開示の一例示的側面に係る分析プログラムは、コンピュータを、機械学習済みの言語モデルを用いて、対象となる複数のコンテンツから、当該コンテンツに前件として記述されている事項と、後件として記述されている事項の少なくとも何れかを抽出する抽出手段、および前記複数のコンテンツのうちのあるコンテンツには前件として記述されている一方で、他のコンテンツには後件として記述されている事項を仲介事項とするとき、前記抽出手段の抽出結果に基づき、前記仲介事項が後件として記述されているコンテンツに前件として記述されている第1の事項と、前記仲介事項が前件として記述されているコンテンツに後件として記述されている第2の事項と関連付ける分析手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一例示的側面によれば、様々なコンテンツの活用を支援することが可能になるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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