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公開番号2025162338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065578
出願日2024-04-15
発明の名称包装袋
出願人押尾産業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 30/16 20060101AFI20251020BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より多量の内容物を充填することができる包装袋を提供する。
【解決手段】包装袋10は、第1側面シート12aと、第2側面シート12bと、底面シート11とが、溶着部で溶着されてなる。溶着部は、左側溶着部13aと、右側溶着部13bと、底側溶着部とを有している。底側溶着部は、二つ折りされた底面シートの一方である第1底部と第1側面シート12aとを溶着する第1底側溶着部40と、二つ折りされた底面シート11の他方である第2底部と第2側面シート12bとを溶着する第2底側溶着部50とを有している。第1底側溶着部40と第2底側溶着部50とは、形状が異なるとともに、第1底側溶着部40の上端は、第2底側溶着部50の上端よりも上方に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対向して配置される第1側面シート及び第2側面シートと、上下二つ折りにされた状態で前記第1側面シート及び前記第2側面シートの間に配置されて底面を形成する底面シートとからなり、前記第1側面シート、前記第2側面シート、及び前記底面シートが溶着部で溶着されてなる包装袋であって、
前記溶着部は、左側溶着部と、右側溶着部と、底側溶着部とを有し、
前記底側溶着部は、二つ折りされた前記底面シートの一方である第1底部と前記第1側面シートとを溶着する第1底側溶着部と、二つ折りされた前記底面シートの他方である第2底部と前記第2側面シートとを溶着する第2底側溶着部とを有し、
前記第1底側溶着部と前記第2底側溶着部とは、形状が異なるとともに、前記第1底側溶着部の上端は、前記第2底側溶着部の上端よりも上方に位置する包装袋。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記底面シートは、左側端に左切欠を有するとともに、右側端に右切欠を有し、
前記左側溶着部は、前記左切欠を介して前記第1側面シートと前記第2側面シートとを溶着する左切欠溶着部を有し、
前記右側溶着部は、前記右切欠を介して前記第1側面シートと前記第2側面シートとを溶着する右切欠溶着部を有し、
前記第2底側溶着部の上端は、前記左切欠溶着部及び前記右切欠溶着部よりも下方に位置する請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記左側溶着部及び前記右側溶着部は、1つの溶着痕から構成されている請求項1又は2に記載の包装袋。
【請求項4】
前記第2底側溶着部の下端は、前記第2側面シートの下端よりも上方に位置している請求項3に記載の包装袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート材から形成される包装袋に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対向して配置される第1側面シート及び第2側面シートと、上下二つ折りにされた状態で前記第1側面シート及び前記第2側面シートの間に配置されて底面を形成する底面シートとから構成される包装袋が開示されている。特許文献1の包装袋に対する製造工程は、第1側面シートの下辺部分と底面シートとを離間させて包装袋の下端に開口を形成する開口工程と、開口における底面シートと第1側面シートとの間から包装袋内に内容物を充填する充填工程と、底面シートと第1側面シートとを接着する接着工程とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-162519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の包装袋は、底面シートの外面と一対の第1側面シート及び第2側面シートの各内面とが熱溶着されることによって、内容物が充填された充填済包装袋となる。ここで、第1側面シート及び第2側面シートについて、底面シートと重なる部分については、加熱部材が押し当てられて熱溶着される。このため、第1側面シート及び第2側面シートの下端から、底面シートの上下方向における長さ部分については、内容物を収容することができない。したがって、包装袋を構成する一対の第1側面シート及び第2側面シートと、底面シートとの大きさに対して、十分な充填量を確保することが困難であった。
【0005】
この発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成するシートの大きさに対して、より多量の内容物を充填することができる包装袋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための包装袋は、対向して配置される第1側面シート及び第2側面シートと、上下二つ折りにされた状態で前記第1側面シート及び前記第2側面シートの間に配置されて底面を形成する底面シートとからなり、前記第1側面シート、前記第2側面シート、及び前記底面シートが溶着部で溶着されてなる包装袋であって、前記溶着部は、左側溶着部と、右側溶着部と、底側溶着部とを有し、前記底側溶着部は、二つ折りされた前記底面シートの一方である第1底部と前記第1側面シートとを溶着する第1底側溶着部と、二つ折りされた前記底面シートの他方である第2底部と前記第2側面シートとを溶着する第2底側溶着部とを有し、前記第1底側溶着部と前記第2底側溶着部とは、形状が異なるとともに、前記第1底側溶着部の上端は、前記第2底側溶着部の上端よりも上方に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の包装袋によれば、構成するシートの大きさに対して、より多量の内容物を充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の包装袋の分解斜視図。
本実施形態の包装袋の正面図。
本実施形態の包装袋の部分断面図。
本実施形態の包装袋に対する充填方法を順に示す説明図。
変更例の包装袋を示す図。
変更例の包装袋を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る包装袋を具体化した実施形態について説明する。
図1に示すように、包装袋10は複数のシート材を組み合わせることによって形成される。包装袋10を構成するシート材としては、包装袋に一般的に用いられる公知の樹脂シート(例えば、ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、及びポリエステル等からなる単層又は多層の樹脂シート)を用いることができる。本実施形態では、シート材として、一方側の表面のみに熱溶着性樹脂からなる熱溶着層を有する樹脂シートを用いている。
【0010】
図1に示すように、包装袋10は、折辺が上方を向くように上下に二つ折りにされた横長長方形状の底面シート11と、その底面シート11を挟み込むように対向配置された第1側面シート12a及び第2側面シート12bとを備えている。以下の説明では、包装袋10において、第1側面シート12aが配置される面を表面、第2側面シート12bが配置される面を裏面とし、表面から見たときを基準に左右と説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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