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公開番号2025162273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065457
出願日2024-04-15
発明の名称デバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 11/30 20060101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約【課題】遠隔地から複数のデバイスを管理可能なデバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】デバイス管理システムは、複数のデバイスと、中継装置と、情報処理端末と、を含む。中継装置は、複数のデバイスと通信可能に接続する。情報処理端末は、中継装置と通信可能に接続し、複数のデバイスとは直接的に接続しない。また、中継装置は、複数のデバイスから複数のデバイスの状態を表すステータス情報を取得する。情報処理端末は、中継装置から複数のデバイスのステータス情報を取得し、取得したステータス情報を表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数のデバイスと、
前記複数のデバイスと通信可能に接続する中継装置と、
前記中継装置と通信可能に接続し、前記複数のデバイスとは直接的に接続しない情報処理端末と、を含み、
前記中継装置は、前記複数のデバイスから前記複数のデバイスの状態を表すステータス情報を取得し、
前記情報処理端末は、前記中継装置から前記複数のデバイスの前記ステータス情報を取得し、取得した前記ステータス情報を表示部に表示させる、
デバイス管理システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記情報処理端末は、ユーザの操作に基づいて、前記複数のデバイスのうちのいずれかの処理の開始、処理の停止、または処理のリセットと再起動、の少なくともいずれかを指示する命令を前記中継装置に送信し、
前記中継装置は、前記情報処理端末から送信された前記命令に従って該当のデバイスの処理の開始、処理の停止、または処理のリセットと再起動、のいずれかを実行する、
請求項１に記載のデバイス管理システム。
【請求項３】
前記複数のデバイスは前記中継装置を介してＰＯＳ（ＰｏｉｎｔｏｆＳａｌｅｓ）端末と接続し、
前記情報処理端末は、前記ＰＯＳ端末に接続するデバイスの新規追加、または削除を指示する命令を前記中継装置に送信し、
前記中継装置は当該命令に従って前記中継装置を介して前記ＰＯＳ端末に接続するデバイスの新規追加、または削除を実行する、
請求項１に記載のデバイス管理システム。
【請求項４】
前記中継装置は、前記複数のデバイスの各々から、前記複数のデバイスの設定が記載された設定ファイルを取得し、
前記情報処理端末は、ユーザの操作に基づいて前記設定ファイルを変更し、前記設定ファイルの変更内容を示す変更情報を前記中継装置へ送信し、
前記中継装置は、前記情報処理端末から送信された前記変更情報に基づいて、前記複数のデバイスのうち変更された前記設定ファイルに対応するデバイスに記憶された前記設定ファイルを変更する、
請求項１に記載のデバイス管理システム。
【請求項５】
複数のデバイスと通信可能に接続する中継装置を介して、前記複数のデバイスの状態を表すステータス情報を取得する取得手段と、
取得された前記複数のデバイスの前記ステータス情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記複数のデバイスのいずれかに対するユーザの操作を受け付ける受付手段と、
前記操作に基づいて、前記操作の対象のデバイスに対する命令を前記中継装置に送信する送信手段と、
を備えるデバイス管理装置。
【請求項６】
複数のデバイスと通信可能に接続する中継装置を介して、前記複数のデバイスの状態を表すステータス情報を取得する取得ステップと、
取得された前記複数のデバイスの前記ステータス情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
前記複数のデバイスのいずれかに対するユーザの操作を受け付ける受付ステップと、
前記操作に基づいて、前記操作の対象のデバイスに対する命令を前記中継装置に送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、デバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、店舗等で用いられるＰＯＳ（ＰｏｉｎｔＯｆＳａｌｅｓ）端末の周辺機器として、スキャナやプリンタ等の様々なデバイスが用いられる場合がある。このような各種の周辺機器に例えばエラーが発生した場合などに、店舗の店員等がサポートセンターに問い合わせる、あるいはサービスマン（修理員、保守要員等）が店舗に訪問する等の対応がとられていた。
【０００３】
しかしながら、店員等がサポートセンターに問い合わせる場合にはエラー等の問題点を正確に伝えることが難しい場合があった。また、サービスマンが現地で対応する場合は、店舗を訪問して作業をするための手間やコストが発生していた。このため、遠隔地から各種の周辺機器を管理するニーズがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、遠隔地から複数のデバイスを管理可能なデバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態のデバイス管理システムは、複数のデバイスと、中継装置と、情報処理端末と、を含む。中継装置は、複数のデバイスと通信可能に接続する。情報処理端末は、中継装置と通信可能に接続し、複数のデバイスとは直接的に接続しない。また、中継装置は、複数のデバイスから複数のデバイスの状態を表すステータス情報を取得する。情報処理端末は、中継装置から複数のデバイスのステータス情報を取得し、取得したステータス情報を表示部に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１は、本実施形態に係るデバイス管理システムの概略構成の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係るＩＯＢＯＸのハードウェア構成の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係るＩＯＢＯＸの制御部によって実現されるデバイスブローカーの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図４は、実施形態に係るＰＯＳ機器管理ＰＣのハードウェア構成の一例を示す図である。
図５は、実施形態に係るＰＯＳ機器管理ＰＣの制御部によって実現されるデバイス管理サーバの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図６は、実施形態に係るＰＯＳ機器管理ＰＣの制御部によって実現されるデバイス管理サーバの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図７は、実施形態に係る表示部に表示される管理画面の一例を示す図である。
図８は、実施形態に係る周辺機器の設定ファイル及びステータス情報の取得処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図９は、本実施形態に係る周辺機器の処理のＲｅｓｔａｒｔの流れの一例を示すシーケンス図である。
図１０は、本実施形態に係る周辺機器の処理の設定ファイルの編集処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、添付図面を参照して、デバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラムの実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、デバイス管理システム、デバイス管理装置、及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
【０００８】
図１は、本実施形態に係るデバイス管理システム１の概略構成の一例を示す図である。デバイス管理システム１は、例えば、店舗９１に設置される各種機器とサービスセンター９２に設置される各種機器とを含む。なお、図１に示す各種機器の数及び組み合わせは一例であり、各種機器の数及び組み合わせ当該例に限定されるものではない。
【０００９】
サービスセンター９２は、店舗９１の遠隔地に設けることができる。また、図１では１つの店舗９１のみを記載しているが、１つのサービスセンター９２が複数の店舗９１に設置される各種機器を管理してもよい。
【００１０】
サービスセンター９２には、例えば、店舗９１に設置された各種機器を遠隔管理するＰＯＳ（ＰｏｉｎｔＯｆＳａｌｅｓ）機器管理ＰＣ（ＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｐｕｔｅｒ）２及びルータ８１が設けられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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