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公開番号2025161711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024196459
出願日2024-11-11
発明の名称組成物、硬化物
出願人JFEケミカル株式会社
代理人個人,個人
主分類C08F 220/12 20060101AFI20251017BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】高屈折率、低比誘電率、低誘電正接、及び、高靭性を示す硬化物を得られる、組成物の提供。
【解決手段】式(A)で表される化合物、及び、式(B)で表される化合物を含み、
式(A)で表される化合物の含有量が、式(A)で表される化合物及び式(B)で表される化合物の合計量に対して、60～95質量%であり、
式(B)で表される化合物の含有量が、式(A)で表される化合物及び式(B)で表される化合物の合計量に対して、5～40質量%である、組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
式（Ａ）で表される化合物、及び、式（Ｂ）で表される化合物を含み、
前記式（Ａ）で表される化合物の含有量が、前記式（Ａ）で表される化合物及び前記式（Ｂ）で表される化合物の合計量に対して、６０～９５質量％であり、
前記式（Ｂ）で表される化合物の含有量が、前記式（Ａ）で表される化合物及び前記式（Ｂ）で表される化合物の合計量に対して、５～４０質量％である、組成物。
TIFF
2025161711000008.tif
69
133
式（Ａ）及び式（Ｂ）中、
Ｒ
１
～Ｒ
３
は、それぞれ独立に、水素原子又はメチル基を表す。
続きを表示（約 39 文字）【請求項２】
請求項１に記載の組成物を硬化してなる、硬化物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、組成物及び硬化物に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
エネルギー線又は紫外線硬化型樹脂は、熱重合樹脂に比べて低エネルギーで硬化速度が速く、かつ、一般に無溶媒で作業性が良いことから、エネルギー線又は紫外線硬化技術は、環境調和型の重要な技術である。上記エネルギー線又は紫外線硬化型樹脂は、様々な用途で使用され、例えば、ハードコート剤、反射防止剤、ディスプレイの接着剤、封止剤等の光学材料として使用される。
上記エネルギー線又は紫外線硬化型樹脂は、一般的に、モノマー、オリゴマー等の原料を重合することで得られ、例えば、上記原料を含む組成物を用いる場合が多い。
【０００３】
特許文献１には、特定の化合物を含む上記組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１２－０８２３８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明者らは、特許文献１に記載の組成物を硬化して得られる硬化物（樹脂）について検討したところ、屈折率、比誘電率、誘電正接及び靭性の少なくとも１つについて改善の余地があることを知見した。
【０００６】
そこで、本発明は、高屈折率、低比誘電率、低誘電正接、及び、高靭性を示す硬化物を得られる、組成物の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明者らは、鋭意検討した結果、下記構成を採用することにより、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成させた。
【０００８】
［１］後述の式（Ａ）で表される化合物、及び、後述の式（Ｂ）で表される化合物を含み、
上記式（Ａ）で表される化合物の含有量が、上記式（Ａ）で表される化合物及び上記式（Ｂ）で表される化合物の合計量に対して、６０～９５質量％であり、
上記式（Ｂ）で表される化合物の含有量が、上記式（Ａ）で表される化合物及び上記式（Ｂ）で表される化合物の合計量に対して、５～４０質量％である、組成物。
［２］［１］に記載の組成物を硬化してなる、硬化物。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、高屈折率、低比誘電率、低誘電正接、及び、高靭性を示す硬化物を得られる、組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の組成物について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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