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公開番号
2025161013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024063837
出願日
2024-04-11
発明の名称
保護帽、帽体および衝撃吸収体
出願人
ミドリ安全株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A42B
3/06 20060101AFI20251017BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】軽量化がされていても、衝撃力に耐えて着用者の頭部を保護することができる保護帽を提供する。
【解決手段】上側部位13と中間部位15をあわせた上側・中間部位7が薄い肉厚の上壁部9と薄い肉厚の下壁部11とによって二重構造になっていることで、上側・中間部位7に空間17形成されている帽体3と、上壁部9、下壁部11の少なくともいずれかに支持され、互いが離れて上側・中間部位7の空間17内に設けられている複数の衝撃吸収体5とを有する保護帽1である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
上側部位と中間部位をあわせた上側・中間部位が薄い肉厚の上壁部と薄い肉厚の下壁部とによって二重構造になっていることで、前記上側・中間部位に空間が形成されている帽体と、
前記上壁部、前記下壁部の少なくともいずれかに支持され、互いが離れて前記上側・中間部位の空間内に設けられている複数の衝撃吸収体と、
を有する保護帽。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記帽体は、帽体本体と、アウターとを備えて構成されており、
前記帽体本体は、前記帽体の下側部位と前記下壁部とをあわせた形状で一体になっており、前記アウターが、前記帽体本体とは別体で構成されているとともに、前記アウターが前記帽体本体に設置されることで、前記アウターが前記上壁部を構成する請求項1に記載の保護帽。
【請求項3】
前記衝撃吸収体は、前記帽体本体に設置されており、
前記衝撃吸収体と前記アウターとの間には間隙が形成されている請求項2に記載の保護帽。
【請求項4】
前記帽体は、帽体本体と、インナーとを備えて構成されており、
前記帽体本体は、前記帽体の下側部位と前記上壁部とをあわせた形状で一体になっており、前記インナーが、前記帽体本体とは別体で構成されているとともに、前記インナーが前記帽体本体に設置されることで、前記インナーが前記下壁部を構成する請求項1に記載の保護帽。
【請求項5】
前記衝撃吸収体は、前記インナーに設置されており、
前記衝撃吸収体と前記帽体本体との間には間隙が形成されている請求項4に記載の保護帽。
【請求項6】
前記下壁部に設けられており、着用者が保護帽を被ったときに前記着用者の頭部に触れるクッション材を有する請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。
【請求項7】
前記衝撃吸収体は、内側筒状部位と、この内側筒状部位の外側に位置している外側筒状部位とを備えて構成されており、
前記帽体の上壁部の外面に、前記帽体の内側に向かう力が加わったときに、前記内側筒状部位が変形して前記上壁部に加わった力を緩和するように構成されている請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。
【請求項8】
前記衝撃吸収体は、中央部位と一対の側方部位とを備えて構成されており、
前記帽体の上壁部の外面に、前記帽体の内側に向かう力が加わったときに、前記中央部位が変形して前記上壁部に加わった力を緩和するように構成されている請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。
【請求項9】
前記衝撃吸収体は、ハニカム構造の部材を備えて構成されており、
前記衝撃吸収体は、前記ハニカム構造の部材の正六角柱状の空間の中心軸の延伸方向が、前記下壁部の前記衝撃吸収体が設けられている部位もしくは前記上壁部の前記衝撃吸収体が設けられている部位に対して所定の方向になるようにして設けられている請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。
【請求項10】
前記衝撃吸収体は、第1の部材と第2の部材とを備えて構成されており、
前記帽体の上壁部の外面に、前記帽体の内側に向かう力が加わったときに、前記第1の部材と前記第2の部材との係合状態が変化することで、前記上壁部に加わった力を緩和するように構成されている請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保護帽、帽体および衝撃吸収体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、帽体本体と硬度が高いトップカバーと衝撃吸収体とを備えた保護帽が知られている(特許文献1参照)。従来の保護帽では、トップカバーが、左右方向に所定の幅を備えている。また、トップカバーが前後方向の長く延び帽体本体の頂部を含む外面を覆うようにして装着されている。また、帽体本体のうちトップカバーに覆われた部分に凹部が設けられており、凹部内に衝撃吸収体が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-147731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の保護帽では、帽体本体が低発泡ポリプロピレンで構成されているが、衝撃力に耐えて着用者の頭部を保護するために帽体本体が肉厚になっている。これにより、軽量化することが難しい。
【0005】
本発明は、軽量化がされていても、衝撃力に耐えて着用者の頭部を保護することができる保護帽、保護帽を構成する帽体、保護帽を構成する衝撃吸収体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る保護帽は、上側部位と中間部位をあわせた上側・中間部位が薄い肉厚の上壁部と薄い肉厚の下壁部とによって二重構造になっていることで、前記上側・中間部位に空間が形成されている帽体と、前記上壁部、前記下壁部の少なくともいずれかに支持され、互いが離れて前記上側・中間部位の空間内に設けられている複数の衝撃吸収体とを有する保護帽である。
【0007】
本発明の態様に係る保護帽では、前記帽体が、帽体本体と、アウターとを備えて構成されており、前記帽体本体が、前記帽体の下側部位と前記下壁部とをあわせた形状で一体になっており、前記アウターが、前記帽体本体とは別体で構成されているとともに、前記アウターが前記帽体本体に設置されることで、前記アウターが前記上壁部を構成する。
【0008】
本発明の態様に係る保護帽では、前記衝撃吸収体が、前記帽体本体に設置されており、前記衝撃吸収体と前記アウターとの間に間隙が形成されている。
【0009】
本発明の態様に係る保護帽では、前記帽体が、帽体本体と、インナーとを備えて構成されており、前記帽体本体が、前記帽体の下側部位と前記上壁部とをあわせた形状で一体になっており、前記インナーが、前記帽体本体とは別体で構成されているとともに、前記インナーが前記帽体本体に設置されることで、前記インナーが前記下壁部を構成する。
【0010】
本発明の態様に係る保護帽では、前記衝撃吸収体が、前記インナーに設置されており、前記衝撃吸収体と前記帽体本体との間に間隙が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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