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公開番号2025160687
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063397
出願日2024-04-10
発明の名称タイヤ
出願人横浜ゴム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/03 20060101AFI20251016BHJP(車両一般)
要約【課題】スノー性能、ウエット性能及びドライ性能に優れたタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ10は、周方向主溝16と、少なくとも2本の周方向主溝16によって区画形成された内側陸部18と、内側陸部18に対しタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置された外側陸部20と、を備える。外側陸部20に、傾斜溝50と、傾斜細溝52と、逆傾斜溝54と、が配置されている。傾斜溝50は、周方向主溝16からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜しており、トレッド端Tに接続された先端60を有する。傾斜細溝52は、周方向主溝16からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜し、外側陸部20内に配置された先端76を有する。逆傾斜溝54は、蹴り出し側から踏み込み側に向かって延在し、タイヤ幅方向内側から外側へ傾斜している。傾斜細溝52の溝幅W2は、傾斜溝50の溝幅W1の20%以上80%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
周方向主溝と、
少なくとも2本の前記周方向主溝によって区画形成された内側陸部と、
前記周方向主溝を挟んで前記内側陸部に対しタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置された外側陸部と、を備え、
前記外側陸部に配置された、傾斜溝と、傾斜細溝と、逆傾斜溝と、を有し、
前記傾斜溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜しており、トレッド端に接続された先端を有し、
前記傾斜細溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜し、前記外側陸部内に配置された先端を有し、
前記逆傾斜溝は、タイヤ周方向の蹴り出し側から踏み込み側に向かって延在し、タイヤ幅方向内側から外側へ傾斜しており、
前記傾斜細溝の溝幅は、前記傾斜溝の溝幅の20%以上80%以下である、タイヤ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記逆傾斜溝の延在方向と、タイヤ周方向と、のなす角度は、5°以上50°以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記傾斜溝は、
第1溝深さを有する主傾斜部と、
主傾斜部のタイヤ幅方向内側の端部と前記周方向主溝との間に、前記第1溝深さより浅い第2溝深さを有する底上げ部と、
を有する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記内側陸部は、タイヤ赤道面を含む位置に配置され、内側傾斜溝を有し、
前記内側傾斜溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向内側へ向かって延在し、タイヤ周方向の蹴り出し側から踏み込み側へ傾斜しており、前記内側陸部内に配置された先端を有する、第1内側傾斜溝と、第2内側傾斜溝とを有し、
前記第1内側傾斜溝は、タイヤ赤道面と交差している、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1内側傾斜溝は、第1傾斜部と、第2傾斜部と、屈曲部とを有し、
前記第1傾斜部と前記第2傾斜部とは、前記屈曲部を介して接続されており、
前記屈曲部において前記第1傾斜部と前記第2傾斜部とは延在方向が変化している、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記第1傾斜部の延在方向とタイヤ周方向とのなす角度をθa、前記第2傾斜部の延在方向とタイヤ周方向とのなす角度をθb、とした場合、θaは30°以上70°以下であり、下記式(1)を満たす、請求項5に記載のタイヤ。
θa+5°≦θb≦90°・・・式(1)
【請求項7】
前記内側傾斜溝の溝深さは、前記周方向主溝の溝深さの30%以上80%以下である、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記内側傾斜溝の延長線上に前記傾斜溝又は前記傾斜細溝が配置されている、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項9】
トレッド端同士の間のタイヤ幅方向の距離をLDE、前記内側陸部のタイヤ幅方向の長さをWceとした場合、下記式(2)を満たす、請求項1に記載のタイヤ。
0.08≦Wce/LDE≦0.20・・・式(2)
【請求項10】
前記傾斜溝の前記周方向主溝に接続している開口端の溝幅をWa、前記傾斜溝のトレッド端における開口端の溝幅をWb、とした場合、下記式(3)を満たす、請求項1に記載のタイヤ。
0.3≦Wa/Wb≦0.8・・・式(3)
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
冬用タイヤとしては、雪上路面における制動性を向上したものが知られている。例えば、特許文献1は、トレッド面に、周方向に延びる少なくとも2本の周方向主溝と、両トレッド端からタイヤ中心線に向かって径方向に傾斜して延びる複数の横方向溝とによって、複数のブロック列を形成すると共に、各ブロックに、複数本のサイプを形成したタイヤを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-301508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、冬用タイヤとしては、雪上路面における性能に加え、高いレベルのウエット性能及びドライ性能を兼ね備えることが求められている。
【0005】
本発明は、スノー性能、ウエット性能及びドライ性能に優れたタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るタイヤは、
周方向主溝と、
少なくとも2本の前記周方向主溝によって区画形成された内側陸部と、
前記周方向主溝を挟んで前記内側陸部に対しタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置された外側陸部と、を備え、
前記外側陸部に配置された、傾斜溝と、傾斜細溝と、逆傾斜溝と、を有し、
前記傾斜溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜しており、トレッド端に接続された先端を有し、
前記傾斜細溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜し、前記外側陸部内に配置された先端を有し、
前記逆傾斜溝は、タイヤ周方向の蹴り出し側から踏み込み側に向かって延在し、タイヤ幅方向内側から外側へ傾斜しており、
前記傾斜細溝の溝幅は、前記傾斜溝の溝幅の20%以上80%以下である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、スノー性能、ウエット性能及びドライ性能に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るタイヤの部分平面図である。
第1実施形態に係るタイヤのタイヤ赤道面を中心とする部分拡大平面図である。
図2におけるIII-III線に沿った部分拡大断面図である。
第1実施形態に係るタイヤのタイヤ赤道面からタイヤ幅方向の一側の部分拡大平面図である。
図4におけるV-V線に沿った部分拡大断面図である。
図2におけるVI-VI線に沿った部分拡大断面図である。
図4におけるVI-VI線に沿った部分拡大断面図である。
図4におけるVIII-VIII線に沿った部分拡大断面図である。
第2実施形態に係るタイヤの部分平面図である。
第2実施形態に係るタイヤのトレッド端を中心とする部分拡大平面図である。
図10におけるXI-XI線に沿った部分拡大断面図である。
変形例(1)に係るタイヤの図4におけるV-V線に沿った部分拡大断面図である。
変形例(2)に係るタイヤのタイヤ赤道面を中心とする部分拡大平面図である。
変形例(3)に係るタイヤのタイヤ赤道面を中心とする部分拡大平面図である。
変形例(4)に係るタイヤのタイヤ赤道面を中心とする部分拡大平面図である。
変形例(5)に係るタイヤの図2におけるXVI-XVI線に沿った部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態は、以下の態様に関する。
【0010】
[態様1]
周方向主溝と、
少なくとも2本の前記周方向主溝によって区画形成された内側陸部と、
前記周方向主溝を挟んで前記内側陸部に対しタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置された外側陸部と、を備え、
前記外側陸部に配置された、傾斜溝と、傾斜細溝と、逆傾斜溝と、を有し、
前記傾斜溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜しており、トレッド端に接続された先端を有し、
前記傾斜細溝は、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在し、タイヤ周方向の踏み込み側から蹴り出し側へ傾斜し、前記外側陸部内に配置された先端を有し、
前記逆傾斜溝は、タイヤ周方向の蹴り出し側から踏み込み側に向かって延在し、タイヤ幅方向内側から外側へ傾斜しており、
前記傾斜細溝の溝幅は、前記傾斜溝の溝幅の20%以上80%以下である、タイヤ。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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