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公開番号
2025160679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-23
出願番号
2024063382
出願日
2024-04-10
発明の名称
熱交換装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
F28F
9/00 20060101AFI20251016BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】送風機の送風方向に沿う方向である第1方向の寸法を従来技術に比べて短縮する。
【解決手段】熱交換装置1は、車両用の熱交換器であるラジエータ2を用いて構成され、車両用とは異なる用途に用いられる。熱交換装置1は、送風機3と、ラジエータ2と送風機3とを接続する接続ダクト4と、を備える。ラジエータ2および送風機3は、送風機3の送風方向に沿う方向である第1方向に並んで配置されている。送風機3は、接続ダクト4の内部に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用の熱交換器(2、2A、2B、2C、2D、42)を用いて構成され、車両用とは異なる用途に用いられる熱交換装置であって、
送風機(3、43A、43B)と、
前記熱交換器と前記送風機とを接続する接続ダクト(4、22、32、44)と、
を備え、
前記熱交換器および前記送風機は、前記送風機の送風方向に沿う方向である第1方向に並んで配置されており、
前記送風機は、前記接続ダクトの内部に設けられている熱交換装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記熱交換器を複数備え、前記複数の熱交換器のそれぞれは、前記第1方向に直交する第2方向または前記第1方向および前記第2方向の両方に直交する第3方向に沿うように並んで配置されている請求項1に記載の熱交換装置。
【請求項3】
前記熱交換器(2、2A、2B、2C、2D)は、車両用のラジエータであり、
前記ラジエータにより吸気した空気と温水または冷水との間で熱交換を行い、熱交換後の空気を出力する冷風扇または温風扇として構成される請求項1または2に記載の熱交換装置。
【請求項4】
前記熱交換器(42)は、車両のインタークーラであり、
前記インタークーラにより吸気した空気と排気する空気との間で熱交換を行う全熱交換器として構成される請求項1または2に記載の熱交換装置。
【請求項5】
前記熱交換器を複数備え、
前記接続ダクトは、複数の開口部(32a、32b、32c)を備え、
前記複数の熱交換器のそれぞれは、前記複数の開口部のそれぞれに隣接するように配置されている請求項1に記載の熱交換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用の熱交換器を用いて構成され、車両用とは異なる用途に用いられる熱交換装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、例えば自動車用ラジエータなどの車両用の熱交換器を農事用の熱交換装置に用いる技術が開示されている。以下、特許文献1に記載された技術のことを従来技術と称することがある。図9に示すように、従来技術の熱交換装置101では、自動車用のラジエータ102と、円筒ダクト103により覆われた送風機104と、が接続ダクト105を介して連結されており、ラジエータ102および送風機104が送風機104の送風方向に沿う方向である第1方向に並んで配置されていることから、第1方向の寸法が比較的長くなっている。なお、以下の説明では、第1方向のことを前後方向と称することがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-85412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術の熱交換装置101は、例えば施設園芸や畜産用といった農事用の空調として用いることができるが、このような用途においては熱交換装置101を畝の間などの通路部に設置することになる。このような設置を考えた場合、従来技術の構成のように前後方向の寸法である前後幅が比較的長いと、通路を塞いでしまうことになり、そうすると作業性が悪化するため、これを防止するために畝間を広げる必要が生じる。しかし、畝間を広げると、施設園芸では農作物を植えるスペース、つまり栽培面積が狭くなり、また、畜産用では畜舎が狭くなり、その結果、収穫量などが低下するおそれがある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、送風機の送風方向に沿う方向である第1方向の寸法を従来技術に比べて短縮することができる熱交換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の熱交換装置は、車両用の熱交換器(2、2A、2B、2C、2D、42)を用いて構成され、車両用とは異なる用途に用いられる熱交換装置であって、送風機(3、43A、34B)と、前記熱交換器と前記送風機とを接続する接続ダクト(4、22、32、44)と、を備える。前記熱交換器および前記送風機は、前記送風機の送風方向に沿う方向である第1方向に並んで配置されている。前記送風機は、前記接続ダクトの内部に設けられている。
【0007】
このような構成によれば、従来技術に比べ、送風機が接続ダクトに内包された分だけ装置全体の第1方向の寸法を短縮すること、つまり装置全体の前後幅を薄くすることができる。したがって、上記構成によれば、例えば畝の間などの通路部に設置する場合、通路を塞ぐ可能性が低くなり、畝間を広げる必要もなくなることから、収穫量などを良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を側面から見た図
第1実施形態および従来技術に係る熱交換装置の具体的な設置事例を示す図
第2実施形態に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を側面から見た図
比較例に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を側面から見た図
変形例に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を上面から見た図
第3実施形態に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を上面から見た図
第4実施形態に係る全熱交換器として機能する熱交換装置の構成を模式的に示す図
従来技術を適用した全熱交換器として機能する熱交換装置の構成を模式的に示す図
従来技術に係る熱交換装置の構成を模式的に示すものであり、熱交換装置を側面から見た図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1および図2を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の熱交換装置1は、車両用の熱交換器の一例である車両用のラジエータ2を用いて構成され、車両用とは異なる用途である施設園芸の空調、より具体的にはビニールハウス内での空調に用いられる。熱交換装置1は、ラジエータ2に加え、送風機3および接続ダクト4を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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