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公開番号2025160611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063246
出願日2024-04-10
発明の名称介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G06Q 50/22 20240101AFI20251016BHJP(計算;計数)
要約【課題】できる介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム提供する。
【解決手段】介護映像分析システム1は、取得部211、姿勢検知部213、状態判定部214、および通知部215を有する。取得部211は、人物がいる室内の音声と、人物を含む画像とを取得する。姿勢検知部213は、画像に含まれる人物の姿勢を検知する。状態判定部214は、取得部211によって取得された、人物に関係する音声と、姿勢検知部213によって検知された、人物の姿勢とに基づき、人物の状態を判定する。通知部215は、状態判定部214による判定結果を通知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
人物がいる室内の音声と、前記人物を含む画像とを取得する取得部と、
前記画像に含まれる人物の姿勢を検知する姿勢検知部と、
前記取得部によって取得された、前記人物に関係する音声と、前記姿勢検知部によって検知された、前記人物の姿勢とに基づき、前記人物の状態を判定する状態判定部と、
前記状態判定部による判定結果を通知する通知部と、を有する、介護映像分析システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記状態判定部は、前記人物の姿勢が一定時間同じ姿勢に維持され、前記取得部によって取得された前記音声が前記人物に関係する特定の音声である場合に、前記人物の状態が異常であると判定する、請求項1に記載の介護映像分析システム。
【請求項3】
前記人物に関係する音声をテキストに変換する音声認識部をさらに備え、
前記状態判定部は、前記音声認識部によって変換されたテキストが、他者に助けを求める特定の単語を含む場合に、前記音声が前記人物に関係する特定の音声であると判定する、請求項2に記載の介護映像分析システム。
【請求項4】
前記同じ姿勢は、座っている姿勢、横になっている姿勢、立っている姿勢、および物にもたれかかっている姿勢のうちのいずれかである、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項5】
前記姿勢検知部は、前記人物の骨格を推定し、推定された骨格に基づき、前記人物の姿勢を検知する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項6】
前記室内に設置され、前記室内の音声を収集する集音部と、
前記室内に設置され、前記室内にいる前記人物を撮影する撮影部と、をさらに有し、
前記取得部は、前記集音部によって収集された音声を取得し、前記撮影部によって撮影された画像を取得する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項7】
前記集音部および前記撮影部は、前記室内の天井に設置されたセンサボックスに収容されている、請求項6に記載の介護映像分析システム。
【請求項8】
前記通知部は、前記人物に対するケアを行うケアスタッフの端末、および/または当該ケアスタッフの管理者の端末に前記判定結果を通知する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項9】
前記特定の音声は、苦痛、驚き、または怯えに起因して発生される人の声、もしくは人同士または人と物との接触音を含む、請求項2に記載の介護映像分析システム。
【請求項10】
前記状態判定部によって前記人物の状態が異常であると判定された場合に前記取得部によって取得された画像を記録する記録部をさらに有する、請求項6に記載の介護映像分析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
我が国は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上、衛生環境の改善、および医療水準の向上等により、長寿命化が顕著となっている。このため、出生率の低下と相まって、高齢化率が高い高齢化社会になっている。このような高齢化社会では、病気、怪我、および加齢等により、介護や看護等を必要とする要介護者および要看護者等(以下、「ケア対象者」と称する)の増加が想定される。病院や老人福祉施設等の看介護施設(以下、単に「施設」とも称する)では、介護士や看護師(以下、「ケアスタッフ」と称する)等によってケア対象者へのケア等の対応が行われている。
【0003】
施設においてケア対象者の転倒・転落、誤嚥、ベッドからのずり落ち等、ケア対象者の安全や安心に関わる事案が発生した場合、ケアスタッフがケア対象者の元へすぐに駆け付けて、ケア対象者の救護等の処置を行う必要がある。また、すぐに対処する必要が無い場合であっても、事故の再発防止や生活環境の改善の観点から対策が必要になる場合もある。
【0004】
また、ケア対象者に対するケアは、複数のケアスタッフによって行われることもあるが、ケア対象者の居室等において、一人のケアスタッフが担当する場合も多い。ケア対象者の居室等の室内の様子が他の人から見えにくい空間において、ケア対象者に対するケアを一人のケアスタッフが行う場合、ケア対象者がケアスタッフから暴力や虐待を受けるという事例があり、問題となっている。
【0005】
これに関連して、下記特許文献1には、介護現場を常時撮影しつつ、介護者と被介護者との間のトラブルが発生した際に、その前後の所定時間の映像のみが記録されるように構成されている映像記録システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-67508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記特許文献1に記載の映像記録システムでは、介護者と被介護者との間のトラブルを検知することを目的とし、居室に一人でいる被介護者の転倒、誤嚥、ベッドからのずり落ち等、被介護者の状態の異常を検知するものではない。したがって、別室にいる介護者や介護者を管理する管理者等は、一人で居室にいる被介護者の状態の異常に気付くことができない。また、被介護者の転倒・転落やベッドからのずり落ちの場合は、被介護者と、床、ベッド、掛布団等とが接近していたり、重なり合っていたりすることにより室内を撮影した映像のみでは、被介護者の状態の異常を精度良く判定できない場合もある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被介護者の状態の異常を精度良く判定できる介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
【0010】
(1)人物がいる室内の音声と、前記人物を含む画像とを取得する取得部と、前記画像に含まれる人物の姿勢を検知する姿勢検知部と、前記取得部によって取得された、前記人物に関係する音声と、前記姿勢検知部によって検知された、前記人物の姿勢とに基づき、前記人物の状態を判定する状態判定部と、前記状態判定部による判定結果を通知する通知部と、を有する、介護映像分析システム。
(【0011】以降は省略されています)

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