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公開番号2025161837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2025132292,2024067138
出願日2025-08-07,2019-10-08
発明の名称健康状態判定システム、健康状態判定方法及びモデル情報生成方法
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G16H 50/30 20180101AFI20251017BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】より精度よく簡単に、対象者の健康状態を判定することを可能とする。
【解決手段】健康状態判定システムにおいて、管理装置20の制御部21は、対象者のバイタル値を測定する測定装置10により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成し、モデル情報の生成後に測定装置10により測定されるバイタル値と、モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対象者のバイタル値を測定する測定部と、
前記測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成部と、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする健康状態判定システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記測定部により所定タイミング毎に測定されるバイタル値と、前記モデル情報の前記所定タイミングに対応する時点のデータとを比較して、その差分値に基づいて、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の健康状態判定システム。
【請求項3】
前記判定部は、前記測定部により測定される一日分のバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、一日当たりの前記モデル情報からの逸脱量を算出し、前記逸脱量に基づいて、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の健康状態判定システム。
【請求項4】
前記測定部は、少なくとも2種類のバイタル値を測定し、
前記測定部により測定された少なくとも2種類のバイタル値から、前記少なくとも2種類のバイタル値間の相関を示す第2モデル情報を生成する第2モデル情報生成部と、
前記第2モデル情報の生成後に前記測定部により測定される前記少なくとも2種類のバイタル値間の相関を示す相関情報を生成し、前記第2モデル情報と比較して、その比較結果を算出する算出部と、
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の健康状態判定システム。
【請求項5】
前記算出部は、組み合わせの異なる複数組の2種類のバイタル値の各々から生成した相関値の平均値を算出し、前記平均値が閾値以下の場合、前記平均値が閾値以下である旨を通知することを特徴とする請求項4に記載の健康状態判定システム。
【請求項6】
前記測定部により測定されるバイタル値と、予め取得された終末期における特異症状を示すバイタル値のサンプル情報とを比較し、対象者における前記特異症状の発生の有無を判定する特異症状判定部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の健康状態判定システム。
【請求項7】
前記特異症状判定部は、前記測定部により測定されるバイタル値から、前記特異症状の発生状況を規定するための値を算出し、前記値に基づいて対象者の看取りまでの日数を推定することを特徴とする請求項6に記載の健康状態判定システム。
【請求項8】
対象者のバイタル値を測定する測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成工程と、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定工程と、
を有することを特徴とする健康状態判定方法。
【請求項9】
コンピューターを、
対象者のバイタル値を測定する測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成手段、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定手段、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、健康状態判定システム、健康状態判定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、脈拍や体温といった人体の健康管理等に有用となる生体情報を測定装置により取得し、取得された生体情報を用いて健康状態を判定する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、体表面温度、脈拍、呼吸及び血中酸素濃度を、所定の判定式に代入して判定用のデータを得て、対象者の体調を算出する装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6338298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、世の中の一般的な指標と照らし合わせて健康(正常)又は非健康(異常)を判定しているため、個人差に対応できず、判定の精度が低いものであった。例えば、常時体温が高い人では、常に異常値を出力してしまうなどの事例である。また、判定をするにあたって、4種類のバイタル値(体表面温度、脈拍、呼吸及び血中酸素濃度)を必要とするため、測定装置の確保が難しく、設置が煩雑であり、処理が複雑であった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、より精度よく簡単に、対象者の健康状態を判定することの可能な健康状態判定システム、健康状態判定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決すべく、本発明の健康状態判定システムは、
対象者のバイタル値を測定する測定部と、
前記測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成部と、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の健康状態判定方法は、
対象者のバイタル値を測定する測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成工程と、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定工程と、
を有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明のプログラムは、
コンピューターを、
対象者のバイタル値を測定する測定部により一日以上測定されたバイタル値から、対象者の一日分の概日リズムを示すモデル情報を生成するモデル情報生成手段、
前記モデル情報の生成後に前記測定部により測定されるバイタル値と、前記モデル情報とを比較して、その比較結果により、対象者の概日リズムの乱れの発生の有無を判定する判定手段、
として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、より精度よく簡単に、対象者の健康状態を判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
健康状態判定システムの概略構成を示す図である。
管理装置の機能的構成を示す図である。
健康時と疾患時における、代償期と非代償期の一般的な状態を纏めた図である。
第1の概日リズム比較処理の流れを示すフローチャートである。
モデル情報の一例を示す図である。
第2の概日リズム比較処理の流れを示すフローチャートである。
第3の概日リズム比較処理の流れを示すフローチャートである。
うつ状態のバイタル値の一例を示す図である。
相関情報比較処理の流れを示すフローチャートである。
第2モデル情報の一例を示す図である。
容体悪化時のバイタル値の変化の一例を示す図である。
相関情報が変化する様子を示す概念図である。
特定症状検出処理の流れを示すフローチャートである。
終末期の状態を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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