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公開番号2025162290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065483
出願日2024-04-15
発明の名称介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G06Q 50/22 20240101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約【課題】介護者がおかれた状況にかかわらず、被介護者による介護者への不適切な行為の発生を検知できる介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム提供する。
【解決手段】介護映像分析システムは、画像取得部、骨格検知部、人数判定部、身体接触分析部、記憶部を有する。画像取得部は、人物を含む画像を取得する。骨格検知部は、画像に含まれる人物の骨格を検知する。人数判定部は、画像に含まれる人物の人数を判定する。身体接触分析部は、人数判定部によって画像に含まれる人物が複数である場合に、骨格検知部による検知結果に基づいて、画像に含まれる第1の人物と第2の人物との間における身体的な接触を分析する。記憶部は、身体接触分析部によって、第1の人物と第2の人物との間において特定の身体的接触があったと判断された場合に、特定の身体的接触があったと判断された画像、または当該画像を特定する情報を記憶する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
人物を含む画像を取得する画像取得部と、
前記画像に含まれる人物の骨格を検知する骨格検知部と、
前記画像に含まれる人物の数を判定する人数判定部と、
前記人数判定部によって前記画像に含まれる人物が複数であると判定された場合に、前記骨格検知部による検知結果に基づいて、前記画像に含まれる第1の人物と第2の人物との間における身体的な接触を分析する身体接触分析部と、
前記身体接触分析部によって、前記第1の人物と前記第2の人物との間において特定の身体的接触があったと判断された場合に、前記特定の身体的接触があったと判断された画像、または当該画像を特定する情報を記憶する記憶部と、を備える介護映像分析システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
被介護者および介護者を撮影する撮影部をさらに有し、
前記画像取得部は、前記撮影部が被介護者および介護者を撮影した画像を取得する、請求項1に記載の介護映像分析システム。
【請求項3】
前記身体接触分析部は、前記人数判定部によって前記画像に含まれる人物が2人であると判定された場合に、前記第1の人物と前記第2の人物との間における身体的な接触を分析する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項4】
前記画像に含まれる人物を特定する人物特定部をさらに有し、
前記身体接触分析部は、前記人物特定部によって、前記第1の人物が被介護者であり、前記第2の人物が介護者であると特定された場合に、前記第1の人物から前記第2の人物に対して行われた身体的な接触を分析する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項5】
前記特定の身体的接触は、セクシャルハラスメント行為に関するものである、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項6】
前記身体接触分析部は、前記第1の人物または前記第2の人物の手に対応する骨格の位置に基づいて、前記第1の人物と前記第2の人物との間における身体的な接触を分析する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項7】
前記身体接触分析部によって、前記特定の身体的接触があったと判断された場合に、第3の人物の携帯端末に通知する通知部をさらに有する、請求項4に記載の介護映像分析システム。
【請求項8】
前記画像に含まれる人物を特定する人物特定部をさらに有し、
前記身体接触分析部は、前記人物特定部によって、前記第1の人物が被介護者であり、前記第2の人物が介護者であると特定された場合に、前記第2の人物から前記第1の人物に対して行われた身体的な接触を分析する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項9】
前記記憶部は、前記身体接触分析部によって、前記特定の身体的接触があったと判断されるまでは前記画像を記憶せずに、前記特定の身体的接触があったと判断された画像のみを記憶する、請求項1または2に記載の介護映像分析システム。
【請求項10】
前記撮影部によって撮影された画像を記録する記録部をさらに有し、
前記記憶部は、前記特定する情報として、前記画像の撮影日時、または撮影開始からの経過時間を記憶する、請求項2に記載の介護映像分析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
我が国は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上、衛生環境の改善、および医療水準の向上等により、長寿命化が顕著となっている。このため、出生率の低下と相まって、高齢化率が高い高齢化社会になっている。このような高齢化社会では、病気、怪我、および加齢等により、介護や看護等を必要とする要介護者および要看護者等(以下、「ケア対象者」と称する)の増加が想定される。病院や老人福祉施設等の看介護施設(以下、単に「施設」とも称する)では、介護士や看護師(以下、「ケアスタッフ」と称する)等によってケア対象者へのケア等の対応が行われている。
【0003】
ケアスタッフによるケア対象者に対するケアにおいては、トイレ介助、車いすへの移乗の介助等、ケアスタッフの身体とケア対象者の身体との距離が接近したり、接触したりする場合がある。例えば、ベッドに座っているケア対象者を車いすへ移乗する介助においては、ケアスタッフは、ケア対象者を抱きかかえるようにしてベッドから車いすへ移乗させることが多い。
【0004】
このようなケア対象者に対するケアは、複数のケアスタッフによって行われることもあるが、ケア対象者の居室等において、一人のケアスタッフが担当する場合も多い。ケア対象者の居室等の室内の様子が他の人から様子が見えにくい空間において、ケア対象者に対するケアを一人のケアスタッフが行う場合、ケアスタッフがケア対象者から性的な嫌がらせ(セクシャルハラスメント)を受けることがあり、問題となっている。また、室内の様子が他の人から様子が見えにくい空間においては、ケア対象者がケアスタッフから暴力や虐待を受けるという事例もあり、問題となっている。
【0005】
これに関連して、下記特許文献1には、介護現場を常時撮影しつつ、セクシャルハラスメント等の不適切な行為が発生した際に、その前後の所定時間の映像のみが記録されるように構成されている映像記録システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-67508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記特許文献1に記載の映像記録システムでは、介護者の心拍数の変化や、特定の音声を検知した場合に録画を開始するため、介護者がおかれた状況によっては、不適切な行為が発生したときの映像が録画されない可能性がある。例えば、被介護者による不適切な行為を不快と感じながらも慣れによって介護者の心拍数が変化しない場合、不適切な行為により驚いてしまい介護者が声を出せない場合、問題を起こしたくないため介護者が声をあげられない場合等がありうる。このような場合においては、後日、介護者が、被介護者による不適切な行為を訴え出ても証拠がないため、泣き寝入りを余儀なくされることが多い。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、介護者がおかれた状況にかかわらず、被介護者による介護者への不適切な行為の発生を検知できる介護映像分析システム、介護映像分析方法、および介護映像分析プログラム提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
【0010】
(1)人物を含む画像を取得する画像取得部と、前記画像に含まれる人物の骨格を検知する骨格検知部と、前記画像に含まれる人物の数を判定する人数判定部と、前記人数判定部によって前記画像に含まれる人物が複数であると判定された場合に、前記骨格検知部による検知結果に基づいて、前記画像に含まれる第1の人物と第2の人物との間における身体的な接触を分析する身体接触分析部と、前記身体接触分析部によって、前記第1の人物と前記第2の人物との間において特定の身体的接触があったと判断された場合に、前記特定の身体的接触があったと判断された画像、または当該画像を特定する情報を記憶する記憶部と、を備える介護映像分析システム。
(【0011】以降は省略されています)

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